★講座のお申込開始しました!2022/11/24~★

彗星は、宇宙の自由の英雄である。彗星がなければ、世界に自由はない。- ルドルフ・シュタイナー
私たちは、死から次の転生の間に、自分の内なる「エーテル的ケンタウルス」を殺して人間に変容させなければならない。- ルドルフ・シュタイナー
キロンとは、最も高貴なケンタウルスである。- ルドルフ・シュタイナー

今私たちは、およそ200年周期の新しい時代の始まりを迎えています。
具体的に言うと、2020年12月冬至の直後から、「土の時代」から「風の時代」へと移り変わりつつあります。

「風の時代」は、どういう時代になるのでしょうか? 様々な人が予言や予測をしています。

たとえば、「風の時代」はこんな時代になると言われています:

✔ コミュニケーションが活発になる
✔ ネットワークが盛んになる
✔ コミュニティの時代
✔ 平等でフラットな社会が実現する
✔ 個性が大切になる
✔ 知性や思考が重視される
✔ 流通や交流が促進される

・・・等。

一言でいうと「自由」な時代になると予想されています。

そして・・・これから始まるおよそ240年の新しい時代である「風の時代」を考える際に、2020年がコメットイヤーと呼ばれる彗星の当たり年であったということを考えておくことは、「自由」を理解する上で重要だと思われます。

なぜ、風の時代の始まりを告げる2020年が、彗星が数多く観測されるコメットイヤーだったのか?

ハレー彗星など有名な彗星がやってくるときは、社会的な騒乱や革命的な状況が起こります。
古今東西、彗星が不吉な存在だと思われていたのも、彗星がやってくる前後に、社会の既存の構造が大きく揺らぐことが多いからです。

同時に、既存の構造を壊す彗星は、時に救世主(メシア)と結びつけられることもありました。
イエス・キリストの生誕を告げる「クリスマスの星」を彗星だったと考えられることもあります。

シュタイナーは、「彗星は宇宙の自由の英雄」であり、「彗星なくしては自由はない」と言います。

なぜかというと、彗星に含まれているシアン化合物は、一種の毒として地球にもたらされ、その毒を人間が受け取り解毒することで、社会が前進進化するからです。

これはちょうど、人体において四肢を動かそうとするその瞬間に、毒であるシアン化合物が微量ながら生成され、同時にシアン化合物を解毒する炭酸が生成されるということに似ています。

よって、人間が、そして社会が前進進化するために欠かせない必要な毒=自由をもたらすもの、それが彗星だと言えるでしょう。

だとすれば、それまで200年余続いた土の時代から風の時代へという時代の転換期、前進進化が必要な時期に、彗星が数多くやってきたこともうなずけます。

呼吸器系と「エーテル的ケンタウルス」

さて、もう少し詳しく、2020年のコメットイヤーの観察をしてみましょう。2020年からの数年にわたり全世界でCOVID-19(コロナ)が大流行しました。

この病は呼吸器系(肺)に作用する感染症でした。

実は、これから私たちが迎えつつある占星術の風の時代の背後には、より大きな時代意識の変化も起きていました。
それが、シュタイナーの言う火星紀から水星紀への変化です。

火星紀は、血縁による愛を中心にした共同体を築くことをテーマにしています。
一方で、水星紀は、こうした血縁や民族・人種によらない、全く自由で自発的な愛を中心にした共同体を築くことをテーマにしています。

この火星紀から水星紀への変化は、2000年前のキリストによる磔刑(ゴルゴタの秘儀)から少しずつ始まっており、早ければ紀元後2300年ごろには移行が完了するともいわれています。

コロナ禍において、身近な人や血のつながりのある家族であってもばらばらになり、一人一人が孤立して過ごさざるを得ない状況になっていたのも、この火星紀から水星紀への変化というより大きな時代意識の変化に照らし合わせると、理解することができます。

そして、興味深いことに、シュタイナーによると水星というのは、呼吸器系・循環器系に関連する天体なのです。

コロナ禍において、私たちの火星紀において完成された物理的な肉体における「肺」に損傷が加わったとき、実はその背後で、目に見えない「エーテル的な肺」の変容が起きていたと考えられます。

この「エーテル的な肺」は、私たちの次の転生で自分たち自身になる存在だと言われていますが、霊視するとそれは、ケンタウルスのように見えると言われています。

主に19世紀以降、私たち人類は、このエーテル的な肺、エーテル的なケンタウルスを、特に人生の後半から次の転生までの間に人間へと変容させる必要性があるのだと言われています。

なぜなら、このエーテル的なケンタウルスは、宇宙の叡智とつながる極めて賢い賢者の頭と、獰猛で野卑で利己的な獣性の象徴である肉体を持っており、この獣性の部分を人間が意識的に変容させなければ、次の転生で私たちの姿はケンタウルスのような退化した在り方になってしまうというのです。

19世紀以降、「ぞっとするような恐ろしい身の毛もよだつようなもう一人の自分」=ドッペルゲンガーのテーマがたびたび小説になりますが、エーテル的なケンタウルスは、私たちのドッペルゲンガーなのです。

肉体の器官が病などで損傷を受けると、エーテル体はかえって自由に活動すると言われています。

つまり、コロナ禍において、私たちの古い肉体の肺・呼吸器系が損傷を被ることで、逆説的にエーテル的なケンタウルスの働きが強くなっていると言えます。

そして、エーテル的なケンタウルスの力が増しているということは、変容の機会と同時にとてつもない堕落の危機ももたらされているということです。

キロン=彗星、「最も高貴なケンタウルス」

さらに、このエーテル的なケンタウルスに関してシュタイナーはキロンを挙げてこのように語ります。

「キロンは、こうしたエーテル的ケンタウルスの獣性が克服された最も高貴な例である。だからこそキロンは、私たちの内なる教師であり癒し手となる」

・・・ここでやっと(笑)、本講座のテーマであるキロンに着地します。

実は、キロンは、もともと太陽系外から飛来した彗星が、何らかの理由で太陽系内で周回するようなった元彗星であると言われています。

そして、20世紀後半から次々発見されるケンタウルス族天体と呼ばれる天体は、その多くが彗星的な存在であると仮定されているのです。

本来であれば、数か月程度しか太陽系にとどまらないはずの彗星が、なぜ太陽の周りを周回しながら太陽系に入り込んでいるのか?

・・・この問いに真摯に向き合うと、以下のような答えが出てくるのではないでしょうか?

今太陽系は、大きな前進進化のタイミングにきている。
それゆえ、自由(進化発展を可能にするもの)をもたらす
「彗星」という存在の力を必要としている。
数か月程度しかとどまらない彗星では足りないほどの自由が必要だ。
だからこそ、元彗星であるキロンやケンタウルス族天体が次々に発見されている。
なぜなら、キロンやケンタウルス族天体を太陽系内で身近に感じ、
その天体が与える毒を解毒していくことで、
今という時代を生きる人類は、
自分と、人類と、地球とを、大きく進化前進させることができるからだ。

・・・興味深いことに、キロンやケンタウルス族天体は「期間限定で太陽系に存在する」と考えられています。いずれは太陽系から出ていくか、別の惑星に吸収されると予想されています。

これは、キロンやケンタウルス族天体の神話の中で、次々にケンタウルス族たちが死んでいくというストーリーとも重なります。

そう、私たちがある一定の進化を遂げるために、特別に今という時代の太陽系に滞在し、私たちに課題と癒しを与えている存在、それがキロンやケンタウルス族天体なのでしょう。

土星と天王星をつなぐキロン

では、キロンやケンタウルス族天体が私たちにもたらそうとする自由(新しい次元)とは具体的にどういうものでしょうか?

一言でいうと、それは、天王星より先のトランスサタニアン意識です。

土星までの肉眼で見える天体までの領域を旧太陽系とするなら、天王星より先の肉眼では見えない世界は拡張しつつある新太陽系です。

これまでの私たちは、土星という制限と庇護のもとで、ある種の神的な秩序に守られていました。

しかし、18世紀に天王星が発見されてから、私たち人類はそれまで神にしか許されていなかったような大きな力を手にしています。

こうした天王星より先の領域は、危険と可能性の両方を持つ治外法権エリアです。

この領域のエネルギーは、地上では時にとてつもない混乱や暴力として表現されかねない、純粋なまでの力を持ちます。

もし、トランスサタニアン領域からのエネルギーを、無思慮に利己的に使うなら、地球は簡単に滅びてしまう可能性すらあります。

でも、だからこそ、私たちにはキロンが必要なのです。

キロンは、土星と天王星の間にまたがる軌道を持ち、制限されていた旧太陽系と自由に満ちた新太陽系を、苦しみ傷つきながら、他者に癒しを与えながら安全につなぎます。

そして、ケンタウルス族天体たちは、いずれも獣性というテーマを私たちに突き付けると同時に、毒と解毒によってその抑えがたい衝動を乗り越えた暁に開けてくる進化を約束します。

キロンは、安全にかつ慎重に自由を謳歌するヒントを与えてくれる

キロンやケンタウルス族天体が私たちに教えてくれるのは、自由が甘美なものとしてではなく、毒として与えられていることです。

自由は、自分らしさや天才性をもたらすだけではなく、同時に自分(だけ)が正しいというアストラル的な汚れ(エゴイズム)もまた刺激します。

シュタイナー曰く、彗星には、自由を太陽系内にもたらすという役割のほかに、太陽系内のアストラル的な汚れを吸着して太陽系外に運び去るという役割もあります。

キロンは、多くの英雄を教育し、人々を癒しました。そして、最後に自分の責任によらない毒を負って死に、天へと帰還します。

キロンは、私たちが傲慢にならず、他者への癒しとして自分の天才性を発揮できる可能性を示しているポイントだと言えるでしょう。

キロンは、まるで奇跡のような豊かさや幸福なパートナーシップにもつながる

ここまで書くと、まるでキロン的なテーマは、自己犠牲と関係しているのではないかと思ってしまうと思います。

しかし、実は、キロンが私たちに与えてくれる可能性のある「癒し」として、豊かさとパートナーシップ、しかもとても大きくて奇跡的と言えるような豊かさとパートナーシップがあります。

キロンは、父母に疎まれる孤児として生まれたため自分の血縁関係者には恵まれませんでしたが、多くの輝かしい弟子を育て、ニンフの妻カリクローと自分の子どもという家族の中で幸福に暮らすことができました。

このように、キロンは、自分の出自や幼少期の傷を超えて癒される可能性を示しています。

そしてキロンは常に、自分ではなく他人にベクトルが向けられています。キロンがもたらす奇跡的な幸福は、常に他人や他の存在とのかかわりの中で生じます。

そう、キロンには、自分の生い立ちや血縁関係からは想像できないようなパートナーシップ、そして自分らしいけれど同時に公共性と利他性のある幸福(物心両面における豊かさ)を得る可能性を開くのです。

本講座では、自分のキロン的な傷や痛みに向き合うだけではなく、キロンの特徴的な配置を持つ幸せな人生を送っている人の事例を見ていきます。そして、あなただけのキロン的なミラクルが起きやすい時期を個人資料としてお渡しします。


講座の内容(目次)

上記の内容に基づく14本の動画(約4時間)を配信します。(※目次のVネッソス、フォルス、カリクローの動画は2023年1月以降配信します)

講座の特典

講座の特典その1 ★テキスト資料(共通)

(1)2つの自己分析シート
・自己分析シートその1 出生のキロンの分析
・自己分析シートその2 キロンのサイクルの分析

(2)6つの解説資料
・12星座別キロンの詳細資料
・12ハウス別キロンの詳細資料
・キロンのアスペクト資料
・12星座12ハウス別アーキタイプと傷資料
・12ハウス別フォルスの詳細資料
・12ハウス別ネッソスの詳細資料

講座の特典その2 ★個人資料(個別に出力・用意します)

<8つの個人資料>
・出生ホロスコープ(キロン、フォルス、ネッソス、カリクロー入り)
・アスペクトリスト(マイナーアスペクト&赤緯(パラレル・コントラパラレル)込み)
・キロン、フォルス、ネッソス、カリクロー、土星、天王星、海王星、冥王星のリターン日付リスト100年分(スクエア、オポジション、リターン)
・出生図の太陽~冥王星&アングルに対するキロンのトランジットリスト100年分(コンジャンクション、スクエア、オポジション)
・出生図のキロンに対する木星~冥王星のトランジットリスト100年分(コンジャンクション、スクエア、オポジション)
・トランジットでキロンに関する奇跡(ミラクル)が起きやすいシンデレラアスペクト100年分
※特にご指示がない限り出生地を基準にしてデータを出します。
・出生図の太陽~冥王星&アングルに対するフォルス、ネッソス、カリクローのトランジットリスト100年分(コンジャンクション、スクエア、オポジション)
・出生図のフォルス、ネッソス、カリクローに対する木星~冥王星のトランジットリスト100年分(コンジャンクション、スクエア、オポジション)

講座の特典その4 ★会員サイト(共通)

無料会員サイトへの招待 ※SNS不要、スマホでも閲覧可能
・講座受講後も会員サイトでフォローアップの資料や音声を随時追加
・フォローアップのメルマガの不定期配信
※※視聴期限は特に設けておりません。半永久的にご視聴できます※※

講座の特典その5 ★ZOOM無料シェア会

テキストの内容に基づくZOOMシェア会を不定期で開催(予定では1か月に1~4回程度)
1回に1人の方をケーススタディとして取り上げ、出生図のキロンを中心にケンタウルス族天体の分析をします。
ケーススタディとして参加すると、高橋ともえや他の参加者からのフィードバックをもらえます
シェア会は音声を収録し会員サイトにて後日シェアします

さらなる特典(受講後アンケート回答者の方のみ)

・出生図の太陽~冥王星&アングルに対するプログレスのキロンのリスト100年分
・出生図のキロンに対するプログレスリスト100年分
※特に指定がない限り、出生地でデータを出します。

講座参加料金

受講料金:65,000円(税込&前払)

※銀行振込・楽天Pay・Paypal・クレジット・コンビニ決済(別途手数料が数百円かかります。詳細はこちらをご覧ください)のいずれか
※紙出力希望の方は別途5,000円の手数料を頂いております。

小惑星講座PARTIIキロン&ケンタウルス族天体に参加する

講座受講に当たってのよくあるご質問

Q1:出生時間があいまい(不明)です。参加しても大丈夫でしょうか?
A1:参加いただくこと自体は問題ありませんが、正しい出生図を出力するためには正確な出生時間が必要になります。キロンやケンタウルス族天体は出生時間が不明でも大きく位置は変わりませんが、ハウスの位置は変化します。また、個人資料や受講後アンケートプレゼント資料は昼の12時で出した仮の資料となります。もちろん、講座を勉強する目的であれば、ご自身の出生時間が不明でもご参加いただけます。

Q2:占星術初心者(初学者)ですが大丈夫でしょうか?
A2:基本的に以下の用語が何を指しているかがおおよそ分かる方であれば、ご参加いただいて大丈夫です。
占星術の10天体(太陽、月、・・・冥王星)、12星座(牡羊座、牡牛座、・・・魚座)、アングル(アセンダント、ディセンダント、MC、IC)、プログレス、トランジット、アスペクト(合、セキスタイル、スクエア、トライン、クインカンクス、セスキコードレート、オポジション)

Q3:占い師です。この講座で習った内容やメソッドをもとにしてお客様に鑑定をしてもいいですか? 利用規約を読むと資料の転載や複製は不可となっていますが・・・。
A3:はい、可能です。内容を理解してご自分の言葉でお客様に鑑定するのはOKです。メソッドそのものは是非セッションや鑑定にて活用してください。ただし、講座の内容・資料を丸々コピーして転売・複製・翻案・講座として販売するなどの商用利用はご遠慮ください。

Q4:講座内容(キロンに関する鑑定)の個人鑑定はしていただけますか?
A4:今回の講座は資料とワークシートを使って自分でワークを進めていくことをおすすめしています。時間をおいて何度も取り組むことで、徐々に自分で答えを出して進んでいけるようになるからです。今回の講座は特に視聴期限を設けていませんので、ゆっくり取り組んでください。
ただし、一人で取り組んでいると腑に落ちないことや解釈に迷う不明なことが出てくると思います。そこで、講座受講生が無料で参加できる不定期でZOOMにてグループシェア会を行います。そこにご参加いただきますと、高橋ともえや受講生の方の意見や、他の受講生のケーススタディを聞くことができます。
個別の意見や具体的な解釈が知りたい場合は個人鑑定にお申込みください。

Q5:講座受講に当たって・また講座を勉強していて質問があった場合、どうしたらいいでしょうか?
A9:メールでお気軽に聴いてください。こちらからお返事を差し上げます。場合によっては、個人が特定されない形で、音声や資料等を作成して全受講生に対する情報としてメルマガで回答する可能性もあります。

Q6:リアル講座で開催する予定はありますか?
A6:リアル講座は今のところ予定していません。ぜひ、オンラインでご受講ください。

Q7:テキストや資料を印刷したいのですが、スマホしかなく、また家にプリンタがありません。
A7:資料はすべてPDFになっています。各コンビニの印刷サービスを利用すると、スマホしかない方や、プリンタがない方も資料を紙の形式で出力できます。また、個人資料に限り紙の形式で受け取りたい方には有料にて(+3,000円)対応いたします。

Q8:海外在住ですが問題なく参加できますか? システムの都合上閲覧できないことなどありますか?
A9:これまで、タイ、オーストラリア、フランス、ドイツ、ハワイ、アメリカなど世界各地から講座にご参加いただいておりますが特に問題があったことはありません。資料は会員サイト上にPDFで配布し、動画資料はYoutubeの限定公開機能を使用しています。

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