なぜレクティファイが必要なのか?
数ある生年月日を使う占いの手法の中でも、西洋占星術は分単位での正確な出生時間を必要とします。
西洋占星術の的中率は、出生時間が正しいかどうかに左右されると言われています。
実は、ヨーロッパでは貴族など一定の階級以上では、父親が子どもの出生時間を正確に把握するという文化があります。これによって、子どもの運命を占っていたとされています。
その影響により、現代でも欧米の文化の中には子どもの出生時間を正確に把握するという習慣があると言われています。
日本でも、公家や皇族など一定の階級以上では出生時間を正確に把握している(いた)と言われていますが、この風習は庶民にはそれほど広まらなかったようです。
そのため、今日の日本では、特に現在1970年代よりも前に生まれた人たちに関しては、出生時間が数分どころか数時間単位でずれていることもよくあります。
母子手帳の出生時間がずれていた場合、約4分に1度動くアングル(アセンダント等)がずれてしまい、結果としてサビアンシンボルが変わったり、未来予測をすると数年単位で予測がずれてしまうこともあります。
そこで、出生時間を計算しなおす出生時間調整の技法としてレクティファイがあります。
これによって、出生時間が不明の方はもちろん、母子手帳の時間が切りのいい数字(15:00とか、10:30)で怪しいという方も、自分の正しい(と思われる)生まれた時間に基づいて、より正確な鑑定が可能になります。
合計10程度の技法を用いて出生時間調整をします
レクティファイには決まった手法はなく、占星術師によって使う技法はまちまちです。
一般的には、
- セカンダリープログレッション
- ソーラーアーク
- トランジット
- ミッドポイント
この辺りの技法を使用することが多いようです。
パクスルーナ・高橋ともえでは、上記の技法に加えて、
- プライマリーディレクション
- グラフィックエフェメリス
- 進化占星術
- 新しい時代のアストロマップ講座の技法
- 新しい時代のアングルと個人感受点の技法
その他、ハーモニクスやルネーションサイクルなどを適宜組み合わせて、10程度の技法を使用してレクティファイを行います。
ご注意ください・レクティファイに絶対はありません
ちなみに、レクティファイですが、まったく同じ人物を扱っていても占星術師によって候補の時間が複数出てくることがよくあります。
著名人の出生データを集めたAstrodatabankでも、同じ人物に対して複数の出生時間の候補が上がってくることがあります。たとえば、Astrodatabankでのジョン・レノンの出生時間の候補には、朝と夕方という大幅に違うデータも掲載されています。
複数の占星術師が同じ人物の出生時間を予測しても、結果が分かれてしまうことはよくあるのです。
パクスルーナでは、細心の注意と誠意をもってレクティファイを行いますが、それでも「本当にこれが正しい」という確約はできない、ということをご留意ください。
ご了承ください・ご決済後1か月程度かかり、高額です
使用する技法を10程度にしておりますため、答え合わせや検証に時間がかかります。
そのため、ご決済後2か月程度での納品となります。
さらに、西洋占星術の技法ではありますが、候補の時間を割り出した後で、立卦(易)を行って、正確かどうかを占うことも行います。
これらの手間と工数を勘案し、かなり高額の金額で提供いたします。
パクスルーナのレクティファイが向いていない方
- なるべく安いサービスがほしい
- 絶対に正しい時間じゃないと嫌だ
- すぐに計算して欲しい
レクティファイ鑑定の流れ
このページの末尾のお申込みフォームよりお申込みください。
ご決済・ご入金後、これまでの人生の転機(引っ越し、海外留学、事故、事件、出産、離婚、結婚、転職、失恋、突然のラッキー、不動産購入、海外移住、会社設立等)を可能な限りたくさん書き出してください。
最低でも20個程度、多ければ多いほど助かります。場合によっては、メール等でいただいたデータに関してより詳細な状況をお聞きする可能性があります。
このリストの提出日から起算して約2か月程度でレクティファイ結果をお届けします。
レクティファイ鑑定は、鑑定書ではなく結果=日時だけをお伝えします。
よくある質問・レクティファイ鑑定
Q.レクティファイの結果に疑問があるのですが、やり直してもらえますか?
A.上記でご説明しております通り、レクティファイは絶対的なものではありません。レクティファイはプロの占星術師、著名な占星術師でも同一人物に対して違う出生時間の候補を挙げてくることがあります。疑義があったとしてもやり直しはできかねます。
Q.レクティファイの手法を教えて欲しいのですが・・・。
A.現状講座としてレクティファイを提供する予定はありませんが、今後前向きに検討してみたいと思います。