2021年2月20日双子座上弦の月～自分がワクワクする気持ちと過去の実績を安心して結びつけて新たな自信をもてるとき
高橋ともえ
パクスルーナ PAXLUNA 星読み風水
2021年8月8日獅子座新月～自分が本当に献身したい相手を定めることで新しい豊かな自分になるために堂々としたセルフイメージをもつとき
高橋ともえ
2021年8月8日PM10:49、獅子座で新月となります。この新月の星読みをレポートしていきます。
魂の深いレベルでの欲望と怖れを示す冥王星は9ハウス山羊座で逆行中、11ハウス逆行中の魚座海王星とセキスタイル、4ハウス獅子座水星とクインカンクス。12ハウス準惑星エリスとスクエア。
過去にこれが正しいのだと思い込んだ信念をいったん見直す時期が来ています。これまでその信念に基づいて自分を周囲よりも一段低い位置に置くことで周りに自分を溶け込ませる工夫をしてきたかもしれません。しかし、ずっと心の奥に抑圧してきた疑問が今物議を醸しだすほどの大きな衝動となって、プライベートな場でのあなたの言動に強烈な自己主張をもたらそうとしています。
未来へ向かうべき方向性を示す冥王星の反対側は3ハウス蟹座。
上下関係ではなく対等で水平な優しい話し合いが求められています。安心できる場所での他愛もない家族同士のおしゃべり。そういったコミュニケーションが求められています。
過去から繰り返すパターンを示すサウスノードは7ハウス射手座、小惑星ジュノーが合。サウスノード射手座の支配星は逆行中の水瓶座木星で10ハウスに滞在。未来へ向かう方向を示すノースノードは1ハウス双子座、小惑星セレスがゆるやかに合。ノースノード双子座の支配星は獅子座水星で4ハウスに滞在、木星とオポジション。
自己主張の強い誰かさんの主張にこれまで振り回されてきたかもしれません。その人の考え方は確かに社会的な常識という点からはある一定の合理性があり発展をもたらすものではあります。しかし、今それ自体を見直す時期になっています。将来的に大切になるのはもっと様々な可能性を受け容れて育める自分への優しさを持つこと。そして、身近な人や家族に対して正々堂々と意見を表明することです。過去と未来が激しく真っ向からぶつかり合う時期ですが、それは積年の遺恨を断つことができる生産的な対決になるでしょう。
ノード軸に対して4ハウス乙女座の火星・小惑星ヒュゲイアの合がスクエア。
過去から未来へ向かうにあたって、家庭内の精神衛生を整えていくことが必要です。それは、単なる心理的なケアや慰めというものではなく、物理的な次元での働きかけ、たとえば掃除や配置換えなどを伴う具体的な行動が問われています。
ノード軸に対して、5ハウス天秤座のベスタ、10ハウス水瓶座の逆行中の土星、11ハウス牡羊座逆行中の小惑星キロンがそれぞれ調停。
愛情の授受に関して自他の考えがかみ合わず犠牲心を感じたり傷つきやすい時期ですが、より高い次元での社会的な良識を重心にすることで、もらったもらわないの議論を止めて未来へ向かうことができます。
5ハウスの乙女座金星に対して11ハウスの逆行中の魚座海王星・小惑星パラスがオポジション。乙女座金星はゆるやかに9ハウス山羊座冥王星とトライン、12ハウス（アセンダント）近くの牡牛座天王星とトライン。アセンダントの牡牛座の支配星は乙女座金星、MC水瓶座の支配星の牡牛座天王星。
男性性に合わせて自らを犠牲にする女性性に基づく幻想の友愛ではなく、自分が自然とできる範囲で表現したくなる等身大の愛情にフォーカスすると、過去の常識とこれから向かっていきたい新しい価値とを上手に両立させて使えるでしょう。
5ハウス乙女座金星とトラインの牡牛座天王星は4ハウスの獅子座太陽月の新月ペアとスクエア。
自分が大切にしたい人が誰か、自分が好きなのは誰なのかを見定めたら、まだ未知数の豊かな自分を体現していくために、自分のこれまでの環境やセルフイメージをガラッと変えてもっと堂々とした在り方にバージョンアップすることができるはずです。
自分が本当に献身したい相手を定めることで新しい豊かな自分になるために堂々としたセルフイメージをもつときです。
ABOUT ME
1981年生まれ。
魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。
訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』（ヴィジョナリーカンパニー）、『四気質の治療学』（フレグランスジャーナル）がある。詳しいプロフィールはこちらから。
