2021年8月30日双子座下弦の月~自己批判せずに素のままの可能性を解放することで世界に見せていく自分の在り方を変えて深い安定に結びつけるとき

高橋ともえ

2021年8月30日(PM4:13)双子座で下弦の月となります。この下弦の月の星読みをレポートしていきます。

魂の深いレベルでの欲望を示す冥王星は逆行中で12ハウス山羊座、1ハウス逆行中の水瓶座木星とセミセキスタイル、2ハウスの逆行中魚座の海王星と小惑星パラスとセキスタイル、3ハウス逆行中の準惑星エリスとスクエア。
魂の深いところで見えないけれど着実に変化が起きつつある時期です。その変化によって、他者を導ける祝福された自分の在り方とは何かを見直し、自分が天性の叡智としてもっている才能は何かを深掘りしながら探っています。このように内向的なモードになっている中、身近な人や親しい人からの言葉にざわざわしやすい時期でもあります。

冥王星の反対側は6ハウス蟹座。
抽象的な思考に過度に集中し過ぎず、心身の不安を感じるところや弱点になっているところを労わることでバランスを取るべき時期です。

過去から繰り返しているパターンを示すサウスノードは10ハウス射手座、そばに小惑星ジュノーが合。サウスノードの支配星は1ハウス逆行中の水瓶座木星、3ハウスのエリスとセキスタイル。
権威ある人から与えられた真理を絶対的なものだと思って盲従してきました。それに対して一言モノ申したくなる時期ですが、実はそういうお墨付きによって名誉ある自分像というメリットを得てきたことに気づくときです。誰かの承認があって初めて成立する素晴らしさに対して少しずつ見直しが迫られています。

未来に進むべき方向性を示すノースノードは4ハウス双子座、月と小惑星セレスと合。その支配星は、8ハウス天秤座0度の水星。水星は1ハウスの逆行中の水瓶座とトライン、またノード軸および月・セレスとトライン。
安心できるときにだけ見えてくる素のままの心の中。その中に、まだ見ていない自分の可能性を見いだして育むことが未来において道を開く行動になります。ひょっとすると幼少期に大好きだったけど忘れてしまったものや、母との関係性によって封印したり傷ついてしまった何かが、今もう一度優しい見えない手によって未来へつながる選択肢の方向性として指示されています。それは、深層心理の中の負の感情に対しても明晰な理解を与えてくれるはずで、他の人がお手本として仰ぎ見たくなる安定した在り方を補強します。そして、その結果ますます過去から未来へのシフトが促進されるでしょう。

8ハウス乙女座の太陽がノード軸に対してスクエア。太陽はゆるやかに小惑星ヒュゲイア・火星とステリウム。ヒュゲイアと火星は、IC近く3ハウスの逆行中の牡牛座天王星とトライン。
過去から未来へのシフトに当たって重要なのは、明らかにされた深層心理の負の感情やパターンに対して過度に自己批判することです。いわば免疫の過剰反応のような形でむやみに自虐するのではなく、どのようにしたら改善できるかという観点から欠点や不備を見つめて、攻撃ではなく具体的な調整策につなげていくことです。それは結果として、頑固に凝り固まってしまった過去のセルフイメージを、根底から自由に向かって解放していくでしょう。

ノード軸に対して1ハウスの逆行中の水瓶座土星、2~3ハウスカスプの逆行中の牡羊座キロン、8ハウス天秤座水星が調停。
たとえ時間がかかっても自分が本当に安定できる在り方を作ること、傷になっていることを上手に言葉に出して伝えること、バランスの取れた視点で隠されたものごとを見ていくことが、過去から未来へのシフトを加速化させます。

9ハウス天秤座の金星とベスタが合、それに対して2~3ハウスの牡羊座のキロンがオポジション。
独りという視点で見たときには自分を損なう傷でしかないことも、他の人や存在を考慮した視点で見たときには、神聖な調和をもたらしている(いた)ということに気づくことがあるでしょう。

自己批判せずに素のままの可能性を解放することで世界に見せていく自分の在り方を変えて深い安定に結びつけるときです。

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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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