2019年6月10日14:59乙女座上弦の月～聞き分けの良すぎる自分ではなく守りたいものを守るための理念を心に抱きしめて相反するものニーズの間を行ったり来たりするとき
高橋ともえ
パクスルーナ PAXLUNA 星読み風水
2021年10月20日牡羊座満月～かつて損なわれた自分の尊厳を取り戻すための埋め合わせを探すのではなく新しい豊かな創造の可能性を大人の視点で見いだすとき
高橋ともえ
2021年10月20日11:56PM（日本時間）牡羊座で満月となります。この満月の星読みをレポートしていきます。
過去に自分が劣等感を持っていたこと、たとえば健康や仕事に関するコンプレックスが再燃しやすい時期です。それは、何らかのヒエラルキーや序列の中で強いられた犠牲的な状況・不利な状況に対しての抑圧された怒りかもしれません。自虐的な気持ちが沸き上がりやすい時期です。
この感情のせいで、今あなたが見つけようとしている本当に調和のとれた自分の意見と客観的な真理の間のバランスが悪い意味で刺激されそうです。たとえば、自分が与えられている権利が奪われたわけではなく、そもそも与えられている条件が違うのに、偶然見聞きした話の中に出てくる誰かと自分を比較して自分の方が不利だとひがんだりすることです。
幼少期に構築された古い価値観が絶対的に正しくすぐれているという錯覚を握りしめているかもしれません。それは、過剰なまでの他人軸にあなたを引きずる原因になっているおそれがあります。
いったん今の社会の中で新しく認識されつつある色々な選択肢に目を向け、そのどれもが等しく正しいと受け容れてみることが未来へのシフトに重要です。ランクをつけずに色々な人の意見に平等に耳を傾けて見ることで、他の人の利益も損なわないし自分自身も大切にできる真の公正な選択をすることができます。
義務を折り込んでやっと成立してきた土台への執着は、実はかつて払った犠牲を取り戻したいという不毛な復讐心にすぎません。今の時期は、自分も他人もバランスよくいかせて生産的に発展していくことのできる全く新しい方向性が見えるときであり、そこに乗っていくことでもっと軽やかになれます。
一度損なわれた自分の尊厳を取り戻すために、どこかからエネルギーの相殺を求める必要はもうないのです。前提条件そのものを軽やかにシフトさせることが可能だと知りましょう。
かつて損なわれた自分の尊厳を取り戻すための埋め合わせを探すのではなく新しい豊かな創造の可能性を大人の視点で見いだすときです。
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1981年生まれ。
魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。
訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』（ヴィジョナリーカンパニー）、『四気質の治療学』（フレグランスジャーナル）がある。詳しいプロフィールはこちらから。
