2019年1月14日15:46 牡羊座上弦の月~自分の望みだと思い込んでいた他人の要請をいったん断ち切って目指したい自分らしい生き方を心に刻むことで奇跡を引き寄せるとき

高橋ともえ

2019年1月14日15:46牡羊座で上弦の月となります(東京時間)。この上弦の月の星読みをレポートしていきます。

この記事の目次

2019年1月14日15:46 牡羊座上弦の月のホロスコープ

2019年1月14日牡羊座上弦の月

2019年1月4日15:46 牡羊座上弦の月の星読み

魂の深い執着と恐れを示す冥王星は、7ハウス山羊座にあり、太陽と合。
他者の要求に応えることで築いてきた自分の権威や仕事の力への執着心が強まっています。その権威や仕事の力は、もともとあなた自身が心から望む形で始まったことでなかったのに、時間の経過とともに実績が構築されてきました。今のあなたは、その蓄積された権威や仕事の力に対して、「かなり時間をかけたから」「世間に認められるから」というただそれだけの理由で執着するようになっています。

冥王星の反対側は、1ハウス蟹座。
今、純粋な自分の想い・感情に耳を傾けて仕切り直すときがきています。

過去からのパターンを示すサウスノードは山羊座7ハウスにあり、冥王星・太陽と合。
最初は自分が望んでいたわけじゃない、外側から要請されることだったからやってみた、ということが、いつの間にか目的化してしまって、執着し始めている状況は、これまで何度も繰り返してきたことでしょう。

未来に進むべき方向性を示すノースノードは1ハウス蟹座。
抑圧してしまっている自分の生の感情の声を丁寧に拾い上げることで、この前にも後にもすすめないような行き詰まり感を打開することができます。

サウスノード山羊座の支配星はディセンダントと水星に合。
もし、口やかましく批判してきたり、世間体などを持ち出してくる何らかのノイズが外から入ってきたら、それはシャットアウトしてOKです。

ノースノード蟹座の支配星の月は、10ハウスにあり天王星と合、小惑星エリスと合になりつつ、ノード軸に対してスクエア。
過去の仕事がらみの人間関係や評価に引っ張られそうになったら、まずは自分自身の感情がYESと感じること、自分らしく在れる天職の形にフォーカスし続けましょう。たとえ物議を醸しだそうともその天職への思いを強く心に刻むことで、過去から未来へのシフトがしやすくなるはずです。

MCは魚座でキロンが合、支配星の海王星が9ハウスに滞在。海王星に対して6ハウス射手座の木星がスクエア。木星のそばには金星が近づきつつある状態。MCはノード軸を調停、太陽・冥王星に対してセキスタイル。
あきらめていたかもしれない生き方・達成したい在り方に対して、奇跡的な癒しが起きてくる時期です。理想を改めて強く掲げたい気持ちが出てきますが、同時に実際にそれを達成するにあたって必要な学びや労働・作業をすることも要請されています。仕事が増えたり学んだり習得すべきことが増えるじきでもあります。今は多少新しい学びを取り入れることに混乱していても、本来それは楽しいことだということに徐々に気づいていくでしょう。そうなってはじめて、過去のあなたが達成してきたことがスムーズに活かされてくるはずです。

2019年1月14日 15:46 牡羊座上弦の月まとめ

最初は自分が望んでいたわけではないけど、周りや世間がすすめてきたことだからと言って時間をかけて培ってきた仕事や能力。それは、人生のある段階まであなたを養い、周りを幸せにしてきたものでした。

しかし、1月6日の日蝕から始まってまずは1月20日の月蝕まで続く大きな切り替えの時期の真ん中にあたるこの上弦の月では、
本当の自分らしい生き方の方向性を強く意識することで過去を断ち切って未来へ進むようにというインスピレーションが来ます。

自分ができることよりも自分がしたいことを、心の中に探りましょう。それは、自分らしい生き方、生涯をかけて在りたいと思う姿勢にような抽象的なものであるはずです。その思いを強く持つことで、外野からのいろいろなノイズからいったんはなれることができます。

そうなってはじめて、過去の達成してきた実績やカリスマ的魅力を上手に生かしながら未来へシフトできるはずです。

自分の望みだと思い込んでいた他人の要請をいったん断ち切って、目指したい自分らしい生き方を心に刻むことで奇跡を引き寄せるです。

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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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