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高橋ともえ
パクスルーナ PAXLUNA 星読み風水
2018年9月23日10:54秋分～未来の希望と豊かな自己実現のための受容性を高めてくれるゆりかごから飛び立つ助走をはじめるとき
高橋ともえ
2018年9月23日10時54分、太陽が黄経180度・天秤座0度に入り秋分となりました（東京時間）。この記事では、2018年秋分の星読みをしていきます。
この記事の目次
2018年9月23日10:54 秋分のホロスコープ
2018年9月23日10:54 秋分の星読み
魂の深い恐れと欲望を表す冥王星は、２ハウス山羊座にて逆行中、12ハウス蠍座木星と3ハウス魚座海王星と６０度・６０度・１２０度の小三角。冥王星は9月30日の逆行終了に向けて徐々に留（ステーション）へ。
これまで、自分が所有しているもの、自分の実績や積み上げてきたものに対して、ポジティブな意味での見直しがすすんできてました。様々な葛藤を経て、今あなたが手にしているのは、過去をいっしょくたに否定するのではなく、持っている才能やキャリアを工夫しながら生産的に活かす道筋です。
冥王星の反対側は蟹座8ハウス。
自分の才能や資源の輪郭をしっかり描き終わりつつある今、自分がホッと心安らげる場所、帰属できる場所に向かって意識が開いていきます。
過去から繰り返してきたパターンを示すドラゴンテイルは、2ハウス水瓶座にあり火星と合。5ハウス牡牛座天王星と、11ハウス蠍座金星とそれぞれスクエア。
自分の才能や実績を認めてもらうために、自分の正しさを主張して頑張ってきたかもしれません。客観的に証明できることや正しいことを裏付けにしようとしてきたかもしれません。しかし、今はそのような態度で過去を押し出すのではなく、新しい自分を発見できるような創造的な活動と、自分が没頭できるような未来の希望にフォーカスすることです。人は、「偉くて立派であること」が原因であなたに惹かれたり応援したり仲間になりたいと思うのではなく、これから進んでいこうとする希望や創造しようとするものによってあなたとともに歩みたいと思うからです。
火星は、１０ハウス天秤座太陽・水星の合と４ハウス牡羊座キロンのオポジションに対して調停の位置。
過去のあなたの頑張りは、様々な競争に揉まれた勝ち負けの記憶や、それによって傷ついたセルフイメージも、上手にバランスを取るためにこそ使うべきです。
未来に進むべき方向性を示すノースノードは、８ハウス獅子座。
そのようにして過去のパターンを変容させることで、本当にあなたがいきいきと自分らしく生きていけるような集団活動へと導かれるでしょう。
12ハウス蠍座の金星、1ハウス山羊座の土星、3ハウス魚座の月、5ハウス牡牛座の天王星が、クレイドル（ゆりかご）の配置。
宇宙からのポジティブなエネルギーを受容する力を蓄えやすい時期です。女性的な受容性を活かして、自分を打ち出すよりも受け取っていくことにフォーカスすると、この時期はスムーズに流れていくでしょう。
天秤座の太陽・水星と山羊座の土星と牡羊座のキロンのTスクエアの正三角形と、蠍座金星と水瓶座火星と牡牛座天王星のTスクエアの正三角形が、まるで「蝶」のように見えるバタフライの配置。
ただし、受け取ったポジティブなエネルギーは、それだけでは変容の力とはなりえません。積極的に自ら葛藤することで、蛹から羽化する蝶のように、変容が起きてきます。悩みや恐れや葛藤を積極的に起爆剤にしていきましょう。
MCは乙女座、支配星の水星は10ハウス天秤座にあり太陽と合。4ハウスキロンとオポジション。2ハウス火星とトライン。
これまでとは全く違う自分になるような変容のときであっても、過去にあなたが行動してきたことや、過去に受けた傷でさえも、すべて滋養となって何一つ無駄なく使われます。
2018年9月23日10:54 秋分 星読みまとめ
未来の希望と豊かな自己実現のための受容性を高めてくれるゆりかごから飛び立つ助走をはじめるときです。
この秋分では、既に羽化は始まりさなぎからの変容を遂げた蝶が生まれつつありますが、まだまだゆりかごの中で羽の動きを確かめているような状態です。はじめての形だからこそ、葛藤や恐れも多く、その動きはギクシャクしているかもしれません。
だからこそ、性急に飛び立つよりも、時間をしっかり取って、自分の姿を客観的にチェックしましょう。遠くへ飛んでいきたいのであればなおさら、この最後のフェーズは大切です。今はまだ「助走」であってよいのです。
これまで育んでくれたゆりかごの中から蝶が飛び立つ前のようなエネルギーのときです。
ABOUT ME
1981年生まれ。
魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。
訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』（ヴィジョナリーカンパニー）、『四気質の治療学』（フレグランスジャーナル）がある。詳しいプロフィールはこちらから。
