2021年9月14日射手座上弦の月~かつて手にしていた夢を今この時代と場所に合わせて健やかに成熟させてより深く広く思いを届けるとき

高橋ともえ

2021年9月14日5:39(日本時間)射手座で上弦の月となります。この上弦の月の星読みをレポートしていきます。

魂のもっとも深い欲求と怖れを示す冥王星は5ハウス逆行中山羊座。冥王星は、6ハウス(DSC)の逆行中魚座の海王星とセキスタイル、12ハウス(ASC)の乙女座の太陽&1ハウスの乙女座火星とトライン、6ハウス水瓶座の逆行中の木星とセミセキスタイル、8ハウス準惑星エリスとスクエア。
過去に一度やっていたことのある趣味や娯楽など楽しくてついやってしまうことが再燃しやすい時期です。それ自体は、ひょっとすると夢にも思っていなかったような新しい出会いをもたらしてくれたり、今具体化していこうとする計画をサポートしてくれるものであり、工夫次第ではおそらく多くの人にとって役立つことになりそうですが、同時に自分の属している集団や親族からの反対や抵抗に遭う可能性があります。

冥王星の反対側は11ハウス蟹座。
大切なのは、今やってきている衝動を過去を懐かしむだけの単純な趣味や娯楽として閉じ込めてしまうのではなく、気さくに他の人にも触れてもらえる形で開いていく意識を持つことです。

過去から繰り返してきたパターンを示すサウスノードは3ハウス射手座、そのそばに小惑星ジュノーが合。サウスノードの支配星は6ハウス水瓶座の逆行中の木星、木星は5ハウス山羊座逆行中の冥王星とセミセキスタイル、2ハウス天秤座の小惑星ベスタとトライン。
分かる人にはわかればいいと思ってそういった身近な人にだけ理解してもらえればいいと思ってきたかもしれません。いわば内輪ウケするような話し方や、そういうコミュニケーションで満足してきた可能性があります。閉鎖的な自己満足の範囲を出ない(出たくない)という思いが強くなるあまり、ごく身近な人への奉仕に終わってしまっていました。

未来に進む方向性を示すノースノードは双子座9ハウス、そばに小惑星セレスが合、その支配星の水星は1ハウス天秤座。水星は6ハウス逆行中の小惑星パラスとクインカンクス。水星は射手座の月やジュノーともゆるやかにセキスタイル。
しかし今は、もう少し気さくで分かりやすいやり方、より多くの人にリーチできる手段を選んで、丁寧に自分の伝えたいことを育てていく時期が来ています。それは結果として、過去のあなたのゆずれないこだわりをも含めた多種多様な意見を織り込み済みにすることによって周囲と調和できるあなたの新しい在り方をもたらしてくれるはず。そして、日ごろは嘆きとともに封印してきたコンプレックスを叡智と葛藤を通じて洗練させ、新しい次元の奉仕を可能にします。

ノード軸に対して、5ハウスの逆行中の水瓶座土星がトライン。
過去にワクワクした趣味や娯楽、自分の楽しい気持ちを、もう一度成熟させて社会のために使いやすい形で広げることが、過去から未来へのシフトにあたって大きなサポートになります。

太陽と小惑星ヒュゲイアが合、それに対して逆行中の海王星と小惑星パラスがオポジション。ヘリオの次元での地球と海王星の会合(地海結び)のタイミング。
大きな夢ビジョンを今この地上で使える形で具現化するというテーマが来ています。それは、あきらめてしまった絵空事のような夢や過去に存在していた神々しい古い叡智を、たとえば過去(生)に達成した何らかの実績を、今ここに合わせてカスタマイズすることで、今この地球の状況に合わせて成熟した形でつくりかえることで生かされていくでしょう。このつくりかえに関しては、新しい出会いの中に、ヒントが得られるでしょう。

かつて夢見ていたことを今この時代と場所に合わせて健やかに成熟させてより深く広く思いを届けるときです。

2021年9月14日海王星と地球の結び(ヘリオセントリック海王星と地球の会合)と2022年3月13日の海王星と地球の開き~シナイから新しい法則を持ち降りてくる男と精神主義的な現象2021年9月14日、海王星と地球の会合(地球暦では海王星と地球の結び)が起きます。これは、太陽から見て海王星が地球と合になるときです。...
月に4回程度配信中・最新情報はメルマガから
Zoomセッション&メール鑑定 全国海外どこからでも受けられます

個人セッション・コース・メール鑑定

リリースしたらご案内を差し上げます

今後リリース予定のオンライン講座

ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
関連記事
こちらの記事もどうぞ
記事URLをコピーしました