7月20日 4:52 天秤座上弦の月～コンプレックスをセルフイメージの書き換えでひっくり返してあるべき自分に戻るとき

高橋ともえ

2018年7月20日4:52（東京時間）天秤座で上弦の月となります。今回の天秤座上弦の月の星読みレポートです。

この記事の目次

2018年7月20日天秤座上弦の月のホロスコープ

2018年7月13日天秤座上弦の月

2018年7月20日てんびん座上弦の月の星読み

心の中の深い執着と欲望を表す冥王星は、６ハウス山羊座で逆行。
自分の至らなさ、ちっぽけさ、足りない部分にフォーカスしてコンプレックスを感じていたかもしれません。「社会に役に立たないかもしれない自分」への恐れが反転して、まるで木を見て森を見ずのような状態に陥り、枝葉末節なことにこだわっていたかもしれません。

冥王星の反対側は、１２ハウス蟹座。冥王星はゆるやかに太陽に対してオポジション。
でも今は、柔らかな慈愛の中で一切の判断を保留にして、自他の感情がすべて溶け込む大局的な（宇宙的な）流れに溶け込むことで浄化する時期です。

冥王星に対して４ハウス天秤座の月がゆるやかにスクエア。この月に対してはゆるやかに１０ハウスおうし座の天王星がオポジション。
自分自身の安心感をバランスよく整えることで、過去から未来へのシフトが促されます。枝葉末節な屁理屈によるあら捜しに陥ることもなく、完全に感情の海に飲まれてしまうこともなく、本来の自分のセルフイメージを洗練させることが大切です。この時期、社会的な立場が変化したり、天職的な仕事を持つことで、やむを得ずセルフイメージが変わることもあるかもしれません。

過去のパターンを示すドラゴンテイル（サウスノード）は、７ハウス水瓶座にあり逆行火星と合。
争いや諍いに勝つことや小競り合いに神経をすり減らしてきたかもしれません。頑固なまでに理屈にこだわって他者をさばいてきたかもしれません。

未来を示すドラゴンヘッド（ノースノード）は、１ハウス獅子座。小惑星パラス・アテナと合。
今は、自分自身の在り方を創造的に整えながら生きるときがきています。創意工夫のちからをもつ他ならぬあなたを大切にすることが促されています。

ノード軸に対しては、４ハウスの蠍座木星がゆるやかにスクエア。木星は８ハウス魚座の海王星と120度（とライン）。
先祖からの恩恵や営々と積み重ねられてきた土地の伝承や、それらの神話が秘めているより深い真理につながることで、自分の真実に気づき本当の安心感を得られるでしょう。

一方、ノード軸に対して１０ハウス牡牛座の天王星もスクエア。
そのようにしてセルフイメージを書き換えれば、人間関係も含めた社会的な役割がはっきりと変化していくでしょう。

その牡牛座１０ハウス天王星とともに、６ハウス逆行土星山羊座、２ハウス乙女座セレス・金星合の３つの土のエレメントの間で、グランドトラインが形成。
現実的な日々の生活や経済的・社会的な問題に関しては、ほどよい改革が既存の構造にもたらされ、有用な判断に向かって現実的な行動が取りやすい時期であり、混乱を受け止めるための物質的なセーフティーネットは用意されています。

このチャートの目指す方向性を示すMCは牡羊座。支配星はサウスノードに合かつ逆行の水瓶座の火星。
怒りや衝動は、自分の内面の闇や迷いに切り込む思考の剣に変えることが大切です。

2018年7月20日の星読みまとめ

コンプレックスや劣等感から安心感が揺らぎやすいときです。しかし、この「足りない」という自己批判を、セルフイメージの書き換えでひっくり返す、つまり改革することで、自分はどういう在り方をすべきかに戻ることができるはずです。
社会的な立場の変化や、それと連動する家庭・基盤の変化に対しては、それがたとえびっくりするものであっても、大筋では天からの物質的セーフティーネットが用意されているので、安心して変化を受け入れましょう。