2019年3月28日13:09山羊座下弦の月~切り捨ててきた感情を救い上げることで培ってきた実績をステージアップして本当の理念に気付くとき
2019年3月28日13:09山羊座で下弦の月となります(東京時間)。この下弦の月の星読みをレポートしていきます。
この記事の目次
2019年3月29日13:09 山羊座下弦の月
2019年3月29日13:09 山羊座下弦の月の星読み
魂の最も深い欲求と執着を表す冥王星は、山羊座にあり6ハウス。そばには土星とサウスノードが合。冥王星に対しては、8ハウス魚座の小惑星ベスタがセキスタイル、10ハウス牡牛座の火星がトライン。
あなたは、厳しい識別力や内省する力によって、これまでたくさんの奉仕を行ってきたのではないでしょうか。それは主に、形あるものとして残される仕事、たとえば職場での有能さや仕事のスキルなどで発揮されてきました。それは、時に犠牲的ですらある属する集団への情熱や、職人的なこだわりによって積み上げてきたキャリアによって支えられているものでもあります。しかし今、その緊張と苦渋に満ちた仕事人としての態度に関して見直しをする時期が来ているようです。
冥王星の反対側は蟹座12ハウス、そばにはノースノードが合
おそらくあなたがこれまでは、軟弱だとか職場にそぐわないとか言って切り捨ててきた自他の様々な感情、あるいは失敗や後悔の涙などをもう一度抱きしめて浄化することで、硬直したかたくなな有能さにバランスをとることが求められているのです。日陰においやられてきた感情、あるいは自分自身のインナーチャイルドの痛みに寄り添うことが必要な時期なのです。感情を排するから正しい判断ができるのではなく、感情を排しているから判断が狂うのだと考え直してみましょう。
ノード軸に対して、9ハウスの牡羊座小惑星エリスと3ハウス小惑星パラスがスクエア。
過去から未来へのシフトのためには、自分の身近な人からの知恵ある助言や、多少波紋を投げかけるかもしれないけれど本質的な問いかけを受け入れることです。
ノースノードの支配星の月は6ハウス山羊座、土星にゆるやかに合、9ハウスの太陽とスクエア。
本来あなたが成し遂げてきた仕事の能力は、決して無駄なものではなく、やはりその力は未来においても必要なものなのです。しかし、本当に目指すべき方向性や理念なく、ただ形骸化したスキルや技術を反復して使用し続けることは、既に時代遅れになっていると知ってください。大切なのは、感情を伴うコミュニケーションによって、見えない問題や隠されている原因をていねいに探っていくことです。
2019年3月28日 星読みまとめ
水星の逆行終了と重なる山羊座の下弦の月では、形になっている実績や能力の活用の仕方にフォーカスが当たります。
感情を切り捨てたり、他者とのコミュニケーションを持たないでただただ反復している仕事の態度やスキルがあったら、そこには何かの問題が隠れているのではないでしょうか。
ルーチン化するほどまでに自分にとっては当然になっている仕事のやり方や手順があったら、もう一度感情に立ち戻って感じ直してみるといいでしょう。
その仕事や職場に対して、自分は本当のところ何を感じているのか?思っているのか?
麻痺している感情を刺激して、もう一度識別力や内省力の中に加えることではじめて、理念や理想を書き換えるための指針が生まれてきます。感情を排することで正しい判断ができると思ってきたかもしれませんが、今はむしろ、捨ててきた感情を拾い上げることで判断の精度を上げてステージアップさせることができます。
逆行から順行に転じた水星は、海王星と合を形成し、仕事の中に夢をもたらす、理想主義や人道主義をもたらそうとしています。
切り捨ててきた感情を救い上げることで培ってきた実績をステージアップして本当の理念に気付くときです。