2018.11.13

2018年11月15日水瓶座上弦の月～愛ある仲間との未来の居場所に向かう途上で揺らぎも織り込み済みで冷静にすりあわせを行うとき

高橋ともえ

2018年11月15日、23:54水瓶座で上弦の月となります（東京時間）。この上弦の月の星読みをレポートしていきます。※星読み情報を利用するにあたっての注意はこちらに書いています。

この記事の目次

2018年11月15日23:54　水瓶座の上弦の月　ホロスコープ

2018年11月15日水瓶座上弦の月

2018年11月15日23:54 水瓶座上弦の月の星読み

深いレベルでの魂の欲望と執着を表す冥王星は、5ハウス山羊座。ベスタと合、7ハウス魚座海王星とセキスタイル、3ハウス蠍座太陽と小三角。
過去にストイックなまでに没頭して成し遂げてきた実績によってあなたはこれまで特別な存在だと認められてきたかもしれません。むしろ、自分に注目を集めることを動機にして色々なことを達成し、喜びを感じていたのではないでしょうか。そしてそれは、他者から見ても好ましいものであり、身近な人からも認められるものだったのでしょう。

冥王星の反対側は蟹座、11ハウス。
しかし今、結果主義によって感じてきた個人的な特別待遇や満足感をいったん手放して、本音で話し合える仲間とともに歩む理想の未来の方に視線を向けるよう促されています。

冥王星に対して、2ハウス逆行から順行に戻る直前で、逆行中の8ハウス牡羊座天王星とオポジションの天秤座金星がスクエア。金星は逆行終了直前の留の状態。
そのきっかけは、自分自身も気づいていない、他者から見た才能・質にあります。その才能や質はここ最近、属している環境や、深く関わっている人々から変化を促されてきました。しかし今、ようやくこの内省期間を終えて新しく目覚めつつあります。

過去から繰り返したきたパターンを示すサウスノードは山羊座29度にあり5ハウスに滞在。それに対して未来の方向性を示すノースノードは蟹座29度で11ハウスに滞在。
あなたが今直面している過去の自分の達成へのこだわりや特別なポジションへの執着は、これまでも何回も繰り返してきていることでした。今こそ、本当にこの繰り返しのパターンを捨てて、未来へシフトする時期が来ています。

ノード軸に対して、天王星と金星のオポジションがスクエア。
未来の方向性へ歩むためには、他者から見た自分の才能や質、他者にとって役立つ自分の才能や質を、思い切って受け入れて変容することです。過去の実績や成果、能力などの棚卸や再定義が今促されています。それはちょうど、7～8年くらい前に取り組もうとしていてやっぱり選ばなかった選択肢かもしれません。思い出してみるとヒントがその時期にありそうです。今、それを思い出して「ああ、そういえば・・・」という思いをするかもしれません。

ＩＣに射手座の木星が合、4ハウスにはＭＣとＡＳＣの支配星である水星も滞在。水星は逆行直前で動きをゆるやかにしています。
あなたの深いところにある心の拠り所はすでに、未来の方向へ向かってオープンになっているかもしれません。

水星に対して7ハウスの海王星がスクエア。木星に対して6ハウスの水瓶座の火星・月の合もスクエア。月はノースノード蟹座の支配星。
しかし、あなたの心の変化に対して自分の周りは若干混乱をもたらすような動きを見せるかもしれません。あるいは、あなたの心の真実に対してある種の冷静な分析や現在進行形で行われているかもしれません。特に、未来の仲間の方へ向かうためには、その人たちにとって役立つかどうかの客観的な識別が必要なのです。今はまだ、すり合わせが必要な時期なのでしょう。

海王星は冥王星にセキスタイル、太陽にトライン、火星・月のペアは金星にトライン、天王星にセキスタイル
ただし、あなたを揺さぶっているように思えたり、厳しく品定めしているように思える人や出来事も、実際にはあなたの過去と未来を正しく査定し調整するための建設的なツッコミだと思って感情的にならずにいてください。

2018年11月15日23:54　水瓶座上弦の月の星読みまとめ

心の深いところではすでに岩戸は開いて、あなたの新しいセルフイメージができつつあります。

一足先に未来を確定してしまいたいような気持になるかもしれませんが、現実的にはまだ、舞台の裾で最終チェックを受けているような状況。チェックしてくれるスタッフをまどろっこしいと思ったり、スタッフの手際の悪さに混乱したりするようなことはあるかもしれませんが、すべては、万全の状態であなたが出ていこうとする場所でデビューするために必要な工程なのだと思って、冷静に淡々とこなしていきましょう。

新しく発見した自分の才能は変化の受け入れ完了間近。一方、新しくできつつあるセルフイメージは、まだあともう少し調整期間が必要になります。

今は既に、愛ある仲間との未来の居場所に向かう途上。揺らぎも織り込み済みで、冷静にすりあわせを行うときです。