占星術コラム

11月12日から11月18日までの1週間の星の動き[ヘリオセントリック・地球暦・西洋占星術]

高橋ともえ

2018年11月12日月曜日から11月18日日曜日までの一週間の星の動きをダイジェストでまとめてみます。

この記事の目次

2018年11月12日 月と土星が合 ヘリオ水星海王星会合(結び) 牡牛座流星群極大

0:30ごろ 月と土星が合 21:45 ヘリオセントリック水星海王星の会合(水星と海王星の結び)、牡牛座流星群極大(見ごろは15日上弦の月ごろ)

2018年11月13日 月と冥王星が合 セレス蠍座入り

2:30ごろ月と冥王星が合、6:30ごろセレス蠍座入り

2018年11月14日 月とサウスノードが合 ヘリオ金星と木星の衝(開き)

0:13-0:45月のボイドタイム 0:45 月水瓶座へ移動 1:00ごろ月とサウスノードが合、14:50 ヘリオセントリック金星と木星が衝(金星と木星の開き)

2018年11月15日 月と遠地点が合 牡牛座流星群見ごろ 23:54水瓶座上弦の月

0:56 月と遠地点が合 牡牛座流星群見ごろ 23:54水瓶座23度付近で上弦の月

2018年11月16日 金星の逆行終了 火星魚座へ移動

12:58-13:41 月のボイドタイム 7:30ごろ 火星魚座へ移動 13:41 月 魚座へ移動 14:00ごろ 月と火星の合 20:00ごろ 金星の逆行終了

2018年11月17日 水星逆行開始 月と海王星が合

10:30ごろ 水星逆行開始 16:00ごろ月と海王星が合 17:03-月のボイドタイム

2018年11月18日 しし座流星群極大 月とキロンの合

-0:55 月のボイドタイム しし座流星群極大 22:00ごろ月とキロンの合

金星逆行終了と水星逆行開始、火星魚座へ移動 牡牛座流星群と獅子座流星群

今週のビッグイベントはなんといっても、11/16の金星逆行終了と、11/17の水星逆行開始です。

2つ以上の天体がトランジットで同時に留(ステーション)になるときは、大きな事件や出来事が起きるといわれていますので、16-17あたりは注意してお過ごしください。

また、水瓶座に長期滞在していた火星が、11/16にはいよいよ魚座へ抜けていきます。今年の火星は、サウスノードと重なった状態で逆行期間に入ったり、食と同期したりと、特に2018年前半はかなり動きが目立っていましたが、その火星が魚座へと移動します。

今年の火星の動きは金星とたびたび連動していました。特に、ジオでは9月の秋分ころは金星とスクエアになりつつも、ヘリオでは金星・海王星と次々合になっていたのが特徴的でした。

しかし、金星逆行が終わったその日、魚座へ抜けていく火星は、天秤座の金星とトラインの配置になっていますので、緊張感に満ちた9月末ごろの動きからすると、ほっと一息つけるような、緊張がほどけるような感じがありそうな11/16です。

また、11/17から逆行に転じる水星は、ちょうど魚座の海王星とはスクエアの配置になっています。ところが、11/12にはヘリオセントリックで水星と海王星の結びとなっており、地上(ジオ)ではスクエアでありながら、天上(ヘリオ)では合という状態になっているのがポイント。

これは、9月末ごろの金星・火星・海王星のジオ・ヘリオの配置とも通じるものがあります。

水星が逆行し、さらに海王星とスクエアということで、ジオだけでみるととても混乱しそうな予感がしますが、ヘリオレベルでみると、水星も海王星も同じ位置にあるということ。つまり、地上では緊張感のある配置になっているけど、天上では予定調和、というような流れです。

12月6日に水星逆行が終了し、12月15日にヘリオセントリックで水星と海王星が衝(開き)になるまでの間、通常の地上的な意味での混乱はあるかもしれませんが、天上的な情報を受け取るにはまたとない機会になります。芸術に触れたり、宗教的な活動に参加してみることがおすすめです。

他には、天体の動きではありませんが、11/12~11/15ごろに牡牛座流星群が見ごろになり、11/18にはしし座流星群極大となります。秋はもともと流星群の多いシーズンですが、このとき私たちは宇宙からミカエルの閃光と呼ばれる隕鉄を受け取ります。

牡牛座流星群の見ごろと11/15の水瓶座上弦の月が重なります。この上弦の月では、月と火星は水瓶座で合。火星は私たちの血液の鉄分と関わる天体です。11/15の水瓶座上弦の月に牡牛座流星群が重なることで、この火星の質が高貴なものに作り変えられるきっかけが与えられるでしょう。※詳しい星読みはまた後日UPします。いよいよ11/23の満月に向かって、蠍座領域のエネルギーを「終了させていく」力が強まります。

ただし、以前も書いたように、11/8に木星射手座入りしたものの、太陽自体はまだ蠍座にあり、本格的な木星射手座時代の始まりを感じられるまでにはもう少し時間がかかります(11月末の水星・地球・木星のヘリオ会合・衝祭ごろ)。今の時期はまだ、過去と未来のシフト期間だととらえて、木星蠍座時代のエッセンスをしっかりと復習して抱きしめてみるのもいいかもしれません。

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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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