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2018年7月~8月水星逆行の注意点・注目の日・占星術的な意味・解釈

2018年の夏(7月26日~8月19日)、水星が獅子座で逆行します。この逆行は2018年2回目の逆行です。この記事では、2018年夏の水星逆行に関して注意すべき点や注目の日、占星術的な意味・解釈・定義について書いていきます。

この記事の目次

2018年7月・8月の水星逆行のスケジュール

  1. 2018年6月6日 地球と水星の衝(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は双子座14°
  2. 2018年7月7日 獅子座11°水星 逆行ゾーンに入る
  3. 2018年7月26日 獅子座23° 水星 逆行開始
  4. 2018年8月9日 水星と地球の会合(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は獅子座16°
  5. 2018年8月19日 獅子座11° 水星 順行のための留期間に入る
  6. 2018年8月28日 水星 獅子座16°を通過
  7. 2018年9月2日 獅子座23° 水星 逆行ゾーンから出る
  8. 2018年9月21日 地球と水星の衝(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は乙女座28°

2018年7月・8月の水星逆行中に注目・注意すべき期間

2018年7月・8月の水星逆行中には、いくつか注意・注目すべき期間があります。

水星の留(ステーション)の期間

まず、水星が逆行開始のために動きが遅くなりほぼ動いていないように見える留(ステーション)の時期(retrograde station)と、順行に戻るべく再び留(ステーション)になる時期(direct station)です。

2018年7月・8月の水星の留の具体的な日程と度数は以下のとおりです。

  1. 2018年7月25日~7月27日 獅子座23°付近で逆行前の留(ステーション)
  2. 2018年8月18日~8月20日 獅子座11°順行前の留(ステーション)

なお、2018年7月・8月の水星の留の期間に刺激される獅子座11度と獅子座23度の度数のサビアンシンボルはこちら。

8月8日~の天王星の逆行期間と重なる時期

2018年7月・8月に水星が逆行している間の8月8日から天王星が逆行を開始します。天王星は水星のハイオクターブ、ハイヤーオクターブとも言われ、それぞれ思考(マインド)・記憶・伝達を司ります。

そのため、この時期は特に思考やインスピレーションに注意を払い、性急な判断を避けるのが無難です。

7月28日の皆既月食、8月11日の部分日食

2018年7月・8月の水星の逆行期間中に日食・月食が起こります。

これらの日食・月食では、水星が留(ステーション)状態だったり、太陽・月と合になるなど、水星が目立つ位置に来ます。この期間中は特に注意が必要です。

ヘリオセントリックでの地球と水星の合(地球暦の地球と水星の結び)

2018年8月9日、ヘリオセントリック(太陽中心、地球暦)で見たときに地球と水星が重なって見える合(会合)がおきます。これは、およそ116日ごとに起きる地球と水星の会合周期の終わりと始まりになります。

この日を境に、地球に与える水星のエネルギーが刷新され、新しいテーマに入っていきます。

2018年7月・8月の水星逆行の占星術的な意味・象徴・解釈と注意点

2018年7月・8月の水星逆行は、獅子座サインでおきます。

逆行のアーキタイプ(意味・象徴)について、進化占星術では「逆行する天体が持つ通常の意味や象徴に疑問を突きつけることで、より深いレベルでその天体の意味や象徴を理解しようとする衝動」だと考えます。そのため天体が逆行するときは、通常よりも内省的な現れ方や、通常とは違う現れ方をすると言われています。

通常、獅子座に水星が入ると大風呂敷を広げるようなドラマチックな喋りやトーク、感情の乗った創造的な知性や思考として現れてきます。逆行になるとこの質が内向化します。水星が獅子座ですので、文章を書いたり創作(小説や詩)にエネルギーを注ぐとよいでしょう。逆に、この時期に体外的なコミュニケーションを取ったりするのは不向きです。

一般に、水星が逆行する期間は新規の契約や引っ越しには向かないと言われていますが、契約締結や意志決定を避けるだけでOKです。既に行った契約や意志決定に基づいて、水星逆行期間にアクションを実施・実行するのであれば水星逆行の悪影響は避けられると言われています。

今年の夏は水星以外の天体も逆行します。この記事で紹介した7月・8月の水星逆行中には、水星を含めて5天体が逆行する期間も含まれます。この時期には、自分の内面を見る、趣味に没頭するなど内省的・内向的に星の力を使うことがおすすめです。

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