占星術コラム

2018年冥王星逆行4月23日~10月1日の注意点・注目の日・占星術的な意味・解釈

2018年4月23日~10年1日まで、冥王星(めいおうせい)が約5ヶ月にわたって逆行します。この記事では、今回の冥王星の逆行に関して注意すべき点や注目の日、占星術的な意味・解釈・定義について書いていきます。

2018年の冥王星逆行(2018年4月23日~10月1日)

2018年の冥王星の逆行スケジュールはこちらになります。

2018年冥王星逆行
  1. 2017年12月30日 山羊座18°冥王星 逆行ゾーンに入る
  2. 2018年1月10日 冥王星と地球の衝(ヘリオセントリック) このときジオセントリック冥王星は山羊座19°
  3. 2018年4月23日 山羊座21° 冥王星 逆行開始
  4. 2018年7月12日 冥王星と地球の会合(ヘリオセントリック) このときジオセントリック冥王星は山羊座20°
  5. 2018年10月1日 山羊座18°天王星 順行のための留期間に入る
  6. 2018年12月23日 冥王星山羊座20°を通過
  7. 2019年1月11日 冥王星と地球の衝(ヘリオセントリック) このときジオセントリック冥王星は山羊座20°
  8. 2019年1月21日 山羊座21°冥王星 逆行ゾーンから出る






2018年冥王星逆行期間中に注目・注意すべき期間

今回の2018年冥王星逆行期間中には、いくつか注目・注意すべき期間があります。

冥王星の留(ステーション)期間

まず、冥王星が逆行開始のために動きが遅くなりほぼ動いていないように見える留(ステーション)の時期(retrograde station)と、順行に戻るべく再び留(ステーション)になる時期(direct station)です。

2018年の逆行に関連する冥王星の留の具体的な日程と度数は以下のとおりです。

  • 2018年4月16日~4月30日 山羊座21°逆行開始前の留(ステーション)
  • 2019年9月28日~10月4日 山羊座18°順行前の留(ステーション)

なお、2018年冥王星の留の期間中に刺激される山羊座21度と山羊座18度のサビアンシンボルはこちら。

  • 山羊座21度(サビアンでは22度)敗北を優美に認める将軍
  • 山羊座18度(サビアンでは19度)大きな買い物袋を持つ5歳くらいの子ども

2018年、この2つの度数域で冥王星が滞在します。この度数付近に出生図の天体を持っている人やアスペクトを受ける天体がある人は注意しましょう。






冥王星逆行中に日食・月食が起きる

2018年、冥王星が逆行している期間中に、3階の日食・月食が起きます。

  1. 2018年7月13日 蟹座20°付近で部分日食
  2. 2018年7月28日 水瓶座4°付近で皆既月食
  3. 2018年8月11日 獅子座18°付近で部分日食

これらのうち、特に7月13日の蟹座20°付近での皆既月食では、冥王星が太陽・月の新月ペアに対してオポジションとなります。

※詳しい解説は別の記事で書いています。






火星の逆行期間と重なる時期がある

今回の冥王星逆行期間のうち、2018年6月27日~8月27日は火星の逆行期間となります。

火星は冥王星のローアーオクターブ(冥王星は火星のハイオクターブ、ハイヤーオクターブ)であるため、2018年6月27日~8月27日の間、衝動的行動、本能的欲望、執着心と恐れ、破壊などの事象が二重に強調されて起きる可能性がありますので要注意です。

他の5天体(+キロン)の逆行期間中と重なる期間がある

また、冥王星逆行期間のうち、2018年8月8日~8月19日は、火星以外にも、水星、土星、海王星、天王星、さらに小惑星キロンの逆行期間と重なります(上記でも書いた8月11日の獅子座日食もこの期間中です)。この期間は2018年の冥王星逆行期間の中でも特に注意すべきときとなります。






ヘリオセントリックでの地球と冥王星の合(地球暦の地球と冥王星の結び)

2018年7月12日、ヘリオセントリック(太陽中心、地球暦)で見たときに地球と冥王星が重なって見える合(会合)がおきます。これは、およそ367日ごとに起きる地球と冥王星の会合周期の終わりと始まりになります。

この日を境に、地球に与える冥王星のエネルギーが刷新され、新しいテーマに入っていきます。

2018年7月12日の地球と冥王星の会合は、ジオセントリックチャートの山羊座20度で起きます。






冥王星逆行の占星術的な意味・象徴・解釈と注意点

冥王星は、毎年1年のうち約5ヶ月間を逆行します。

逆行のアーキタイプ(意味・象徴)について、進化占星術では「逆行する天体が持つ通常の意味や象徴に疑問を突きつけることで、より深いレベルでその天体の意味や象徴を理解しようとする衝動」だと考えます。そのため天体が逆行するときは、通常よりも内省的な現れ方や、通常とは違う現れ方をすると言われています。

冥王星は、進化占星術によると転生から転生を経ても変わらない魂そのものを指すと言われています(これに対して月は、ある特定の転生に特有の個性や人格であると考えます)。さらに、冥王星は、現状維持・過去に戻ろうとする退化の衝動と、変化を受け入れ未来へ進もうとする進化の衝動の2つを兼ね備えると言われています。

冥王星が逆行すると、冥王星のエネルギーが内向する結果、より深いレベルで進化しようとする魂の根源的な欲求が高まると考えられます。なぜなら、逆行のアーキタイプは、常に現状(status quo)を疑い、「このままではいけない」と思う動的な(よって進化的な)プロセスだからです。

進化占星術の創始者ジェフ・グリーンは、冥王星が1年のうちおよそ半年逆行するため、人類のうち半分は出生図で冥王星が逆行していると指摘し、これによって人類全体の進化プロセスが促進されると考えます。

冥王星逆行の傾向は、火星が2018年6月27日~8月27日に逆行している間に強まります。なぜなら、火星は「プチ冥王星」、冥王星のローアーオクターブだからです。また、火星にとっても今回の2018年逆行期間はハイオクターブの冥王星の逆行期間と重なるので、火星が修行僧のように求道的なエネルギーを持ちやすいと言えるでしょう。

冥王星が逆行する期間は、表面的には本当に自分の魂が求めていることが分からなくなったり、思わぬ破壊や崩壊などを体験しやすくなります。しかし、より深いレベルでは、現状維持ではなく前に進もうとする魂の奥底からの進化の欲求が強まる時期であり、よりバージョンアップした魂の在り方を模索し発見することができる時期ではないでしょうか。

ABOUT ME
高橋ともえ
1981年生まれ。慶應義塾大学ドイツ文学専攻修士課程修了。ドイツ語・英語の通訳・翻訳、メディア運営。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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