9月10日3時1分乙女座新月~あえていろいろな意見からもたらされるゆらぎに向かうことで健やかな自信が育つとき
9月10日3時1分、乙女座で新月となりました(東京時間)。この新月の星読みのレポートです。
この記事の目次
2018年9月10日 3時1分 乙女座新月のホロスコープ
2018年9月10日 3時1分 乙女座新月の星読み
魂の深い欲望と執着を示す冥王星は6ハウス山羊座で逆行。
これまで自分が気づいてきたことに対して自信がなくなるようなできごとが起きて、少し心がざわざわしているかもしれません。自他ともに批判したくなるようなできごとがあり、コンプレックスを感じやすい時期です。
冥王星は、乙女座新月ペアと魚座海王星のオポジションに対して調停の配置、さらに蠍座木星と小三角のクレイドルという複合アスペクトを形成。
しかし、あなたがこれまで築いてきたものは、あなたの確かな才能であり、しっかりとした土台となっています。サポートや援助を受け取りやすいときであるということを知っておいてください。
冥王星の反対側は、蟹座12ハウス。
今大切なのは、むしろ未消化の感情を浄化すること。現実には特に問題がないのに、あなたの感情があなたの足を引っ張っているかもしれません。その思いを浄化してください。
過去からのパターンを示すサウスノードは水瓶座、そばに山羊座の火星が合。
誰かのために犠牲になってきたという思いからくる怒りを感じているかもしれませんが、今は腐っているときではなく、それをしっかり建設的に生かしていくことができるチャンスです。
未来の方向性を示すノースノードは獅子座12ハウス。
大きな視野で見たときの喜びにフォーカスしましょう。
ノード軸に対して、3ハウス蠍座金星と9ハウス逆行中の牡牛座天王星がスクエアのグランドクロス。
他者の意見に積極的に耳を傾けて、自分の頑なな信念を書き換えることが未来へのシフトのヒントになります。今は、がらりとマインドを変えつつ、その力を固定させることができるまたとないチャンスです。
蠍座金星は、牡牛座天王星、山羊座土星、乙女座のパラスと水星の合が作る地のグランドトラインを発動させるカイトの位置。
順番は、まずは周りのいろいろな意見に深く深く耳を傾けること。それができれば、後は自ずと自分の思考が前向きで調和的な方向に変容していきます。安定した流れができてきます。
7ハウス魚座の逆行中の海王星が乙女座の太陽月の新月ペアに対してオポジション。
自分という境界線の中で物事を見ているうちに先細りしてしまった自信も、あえて外からもたらされるゆらぎを受け入れることで、健やかな自信を手に入れることができるときです。
2018年9月10日 乙女新月の星読みまとめ
今回の新月図では、3ハウス蠍座の金星がキーとなります。蠍座に入ったばかりでとてもパワフルであり、MCの支配星であり、固定宮のグランドトラインの一角を担い、さらに地のグランドトラインの安定化のエネルギーを程よく新陳代謝させる発動ポイントです。
自分をいったん捨てて、深く他者の意見や見解に深入りしてみることで多くの収穫があるでしょう。
また、乙女座新月に対してオポジションとなる7ハウスの逆行中の魚座海王星も、9月8日のヘリオの海王星と地球の会合(海王星と地球の結び)を経て、バージョンアップしています。
多少翻弄されるような、他者からもたらされるゆらぎを積極的に受け入れてみることで、この新月のエネルギーが大きく動かされていきます。
これまでにしっかりと築いてきたものに執着すると、だんだん自信が先細りになります。でも、あえて翻弄されるようなことを受け入れ積極的に自分を変えることにコミットしてみることで、健やかな自信が育つときです。