2022年4月23日水瓶座下弦の月～自分が持っている良さを楽しみながら使うためにセルフイメージに優しいまなざしを注ぐことが結果として多くの人の役に立つ手堅い知恵になるとき
高橋ともえ
パクスルーナ PAXLUNA 星読み風水
2022年9月4日射手座上弦の月～生まれ育ちを離れて尊厳と喜びのあるワンダーチャイルド的な在り方に向かって過去をブロックではなくステップボードにするとき
高橋ともえ
2022年9月4日射手座で上弦の月となります。この上弦の月の星読みをレポートしていきます。
職場や仕事を通して、あるいは健康や身体のケアといったテーマを通して、過去の常識の囚われが浮上してきやすい時期です。ですが同時に、それが囚われであるという見直しも入る時期になっています。深層心理の中に根深く残る欺瞞や失望の痛みも同時に蘇ってくる時期ですが、あいまって囚われからの解放を促進します。
キーとなるのは、たんなる犠牲や我慢と、情熱に基づく（他人から見ると犠牲に思える）没我を分けて理解することです。今の時期、没我の境地を体現している人と出会いやすくなっています。
自分は家庭環境がこうだったから、とか、生まれ育ちがこうだから、という限定を意識しやすくなる時期です。しかし同時に、そうした思いに対して浄化のパワーも注がれる時期です。
今の自分がどうとか、家庭環境やルールがどうとか、そういうことを度外視して、目指したい豊かな未来の自分の達成地点を見つめることで、本当に尊厳と喜びのある自分の在り方が確定されます。
母性を自己犠牲や他人（子ども）を優先する姿勢として発揮したり、傷ついたインナーチャイルドのケアだけに終始させるのではなく、生み出して創造するためのもの、あるいはワンダーチャイルドを引き出す積極的な母性として使うことができるかどうかが、今回の上弦の月のキーとなります。
過去をブロックとするのではなくステップボードとして軽やかに踏み越えていくことができるものだと考えられるかどうか。過去は私たちを支えるものではあるけれど、未来を限定するものではないと分かっているかどうか。それ次第で大きな方向転換を遂げることも可能な時期です。
生まれ育ちを離れて尊厳と喜びのあるワンダーチャイルド的な在り方に向かって過去をブロックではなくステップボードにするときです。
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1981年生まれ。
魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。
訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』（ヴィジョナリーカンパニー）、『四気質の治療学』（フレグランスジャーナル）がある。詳しいプロフィールはこちらから。
