2021年3月13日魚座新月~穢れや失敗、劣等感をそのまま豊かさだと肯定することで過去の人間関係を癒すとき
2021年3月13日7:21魚座で新月になります。この新月の星読みをレポートしていきます。
魂の最も深い執着と恐れを現わす冥王星は、山羊座4ハウス。
一度定着してしまった過去のセルフイメージに対してこだわりが強くなる時期です。
過去から繰り返している魂のパターンを現わすサウスノードは射手座、2ハウス。
そのセルフイメージのもとになっているのは、自分が過去に思っていた感情、過去に体験したこと、過去に自分の五感の範囲で作られた真実でした。
魂の恐れに対してバランスを取るべき冥王星の対向点は蟹座10ハウス。
そんな過去の体験を、愛を持って大人の目線で過去を振り返ってみることが必要になります。
未来に目指すべき方向性を示すノースノードは8ハウス双子座、火星と合。火星は4ハウスの水瓶座土星とトライン、ディセンダント・7ハウス付近のセレス・キロンとセキスタイル。
深く関わった・深く関わっている誰かとの関係性、相手の気持ちにもう一度深く思いを寄せていくことが未来に向かっていくときに必要になります。自分のセルフイメージを変えて、自分の感情を見直して、それでも何かしっくりこないとしたら、相手との関係性の中でまだ受け取り切れていないものがあるはずです。それは、傷をもたらしたかもしれないけれど、まさにその傷を通じて何かの新しい次元をあなたにもたらした関係性だったでしょう。そして、そのことに気付くとき、自分の深い心の奥にあった情熱が、自分のセルフイメージを健やかに安定させ、困難だったかもしれない出会いに癒しの光が入るはずです。
サウスノード射手座の支配星の木星とノースノード双子座の支配星水星が水瓶座5ハウスで合。
自分の当時の感情を少し突き放して客観的に見てみてもよいでしょう。そうしたら、闇だと思っていたこと、良くないと思っていたことに対する見方が変わっていけて、豊かさを発見できるでしょう。
ノード軸に対して、6ハウス魚座の金星と海王星がスクエア。海王星と太陽・月の新月ペアも合。
こんなことをやってはいけなかったのではないか、こんなことを感じていてはいけなかったのではないかという罪悪感や、自分はなんて劣っているのだろうというコンプレックスを浄化していくことが、過去から未来へのシフトに必要です。それは、実はより高い視点から見たらひとつの癒しとしてむしろ肯定されている、ということを知る時期です。
穢れや失敗、劣等感をそのまま豊かさだと肯定することで過去の人間関係を癒すときです。