2021年12月11日魚座上弦の月~夢見たものを広げるために過去の義憤を新しい情報に照らして洗練させるとき
2021年12月11日魚座で上弦の月となります。この上弦の月の星読みをレポートしていきます。
友人やコミュニティから受け取って来た恩恵や愛情について強い執着の気持ちが湧いてくる時期です。その友人やコミュニティとは、もしかすると徐々にエネルギーが合わなくなっている可能性があるのに、愛されたいという気持ちから自分の本音を偽っている可能性もあります。確かにその友人やコミュニティと調和している限りにおいて、社会的には安泰だし、自分自身のこれまでの顔を大きく変える必要はないので、恩恵の方が大きく思えるでしょう。
しかし、こうした在り方は、普段隠している自分の本音を損なうため心の健やかさを傷つけ自分の自己価値を下げるものだということを自覚するようなことが起きてくるかもしれません。
誰かからの承認やウケを度外視して、自分が今心から納得できるワクワクする気持ちにフォーカスしてみることが、硬直した状況の打開にとって大切です。
かつて抱いたひとりよがりの崇高な理念をただ頑なに守りたい気持ちが出ています。そして、その理念から生まれたもう有効ではない正義に囚われて非建設的な怒りを燃え上がらせている可能性があります。そうした怒りが今、悪い形で表に出やすくまた広まりやすい時期になっています。
これまで信じてきたその理念よりも、今の自分にフィットする本当に納得できる真実を見つけるために、色々な意見をフラットに聞いて、様々な可能性に触れることが大切になります。時には弟子のように何かを学ぶことも吉となります。そして、そうした行動が結果として、怒りを建設的に昇華させて表に出せるような創意工夫の知恵となって、あなたがこれから先新しく社会に見せる肩書につながっていくでしょう。
様々な意見を収集したり切磋琢磨する学びの場に身を置くことで、斬新なアイデアや新しい自分のコミュニケーションスタイルが見つかりやすい時期です。それは結果としてすべて、自分が拡散させたいもの、広げていきたいものを、よりブラッシュアップさせるきっかけになるはずです。
夢見たものを広げるために過去の義憤を新しい情報に照らして洗練させるときです。