蛇遣い座とアスクレピオス=マルドゥク=ミカエル、毒であり薬であるもの。「虫」の叡智。
ここ数日「虫」に関することを考えています。まあ、きっかけは今話題の「昆虫食」の問題ですね・・・。
でね。
2月1日に内緒の雑談会を開催する予定ですが、私個人としては、虫がだめだとか、虫なんて嫌いとかそういうスタンスではなく、むしろ「虫」との付き合い方はこれからの時代とても大切になってくる、と感じています。
そういう意味で、先進国で急に推進されているグロテスクな「昆虫食」に関しては、人間に対してというよりも、虫を貶めるような意図を強く感じました。
そして、人間が潜在的に持ち続けている虫に対する嫌悪感や恐怖心をあおるもののように感じています。
当たり前ですが、農業というかハーブなどを育てていると、虫たちがとても重要な役割を担っていることに気づかされます。いわゆる益虫と呼ばれる虫だけではなく、害虫と呼ばれる虫ですらも、非常に重要な生態系の一部になっているわけです。
虫と植物はある意味ではともに進化してきた仲間でもあるわけです。
ちなみに、12星座の中で「虫」に直接関係している星座と言えば、蠍座ですね。蠍は毒虫です。蠍座の神話は、大地の女神ガイアの神話と関連しています。オリオンが傲慢にもあらゆる動物を殺す!と吹聴したときに、大地の女神が怒って遣わした蠍がオリオンを刺殺したという話が残されています。
そういう意味でいうと、蠍座は、人間と人間以外の生命との間の敵意に関連している星座であるともいえます。
一方、射手座は、ケンタウロス意識という言葉をケン・ウィルバーが使っていますが、いわば拡大された宇宙意識、森羅万象とつながれる人間の意識と関連しているとも言えます。※キロンがその好例ですね~
そして、この蠍座と射手座の間にある蛇遣い座は、蠍座と射手座の両方のエネルギーと共鳴しているといえます。
実は年末年始、蛇遣い座に関することに触れる機会があったのですが、蛇遣い座は、ギリシア神話ではアスクレピオスですが、古代バビロンではマルドゥックと同一視されていたらしいのです。
シュタイナー的にいえば、マルドゥクはミカエルですよね! そっか~、だから竜をやっつけるだけのミカエルではなく、竜を使いこなすミカエルのイメージが、ずーっと私の中にはあったのだなあと、気づきました。
そう、蛇遣い座=マルドゥク=ミカエルだったというw
取り急ぎ、今入ってきたメッセージとか情報をダダっと書きました。
アスクレピオスについては、もっと書きたいことがたくさんあります。アスクレピオス信仰とアスクレピオスの5人の娘とか、うーん、仏陀とのつながりとか? とりあえずこの記事はこの辺で。