クライアントワークを大切に。人を星に当てはめるのではなく、星を人に当てはめる。
東洋の易の学びを卒業したら、個人セッションのお仕事をもっと増やしていこうと思っています~。具体的には、3か月コースとかを作って経過を見させてもらおうかなと思っています。
でね。
占星術って、時代意識を読むとか、歴史的な流れを読むとか、そういう使い方もとても面白いし、心が高揚するような楽しさがありますよね。私もそういう発信をしているし、そういう情報はとても好きです。
だけど、一人一人の人間レベルになっていくと、〇〇座に土星がトランジットしたかたこうしたらいいよ!とか、一概に言えないケースもあったりします。
全員が木星で幸せになるわけではないし、全員が土星で辛い思いをするわけでもないという。そしてもちろんですが、人はひとりひとりカルマが違うので、この時期に何がどうなる、というのはかなり出方が違うんですよ。
そのあたりのことは、その方がこれまで生きてきたライフヒストリーをヒアリングしながら、少しずつ確定させていってはじめて見えてくることです。
たとえば、同じ「仕事での昇進・出世」というテーマであっても、人によって太陽が反応しているのか、ICが反応しているのか、MCが反応しているのか・・・など全然違いますし、同じ病気でも、土星がらみなのか、冥王星がらみなのか、海王星がらみなのか・・・でも違いますしね!
さらに言うと、技法が限定的なものしかないと、その技法に人を当てはめてジャッジしてしまったりしますから、技法を複数学んでフラットかつ客観的な視野を持つこと、そして、実践というかクライアントワークは大切ですよね。
とはいえ、私って出生図ではクライアントワークとか全然しなさそうな星の配置(天体がすべて左側に集まっている)なのですけどw ドラコニック(龍頭図)で見ると、なんと個人天体は天秤座に入るわ、ディセンダント周りに木星と土星が来るわ、意外や意外、めちゃくちゃ一対一のワークをやることが示唆されているんですよね~。
こちらのチャートは、内側がネイタル、外側がドラコニック。
ドラコニック占星術は、その人に対して集合意識が求めている役割を見るもの、と私は考えていますが、そういう意味でいうと私はクライアントワークをすることは一つの役割なのかもしれません。
※ドラコニック占星術は今年の秋くらいにリリース予定です。
ご案内が欲しい方は、こちらのフォームに登録してお待ちください。
脱線しましたが、私は星に対してある意味ドライというか、星を見るだけで本当の自分が分かるなんて思っていないんですね(笑) 星は、自分のある側面を見るもの、としか思っていないw
私は本当の自分を星に探したことはないw 人間は星を超えるものだから。
だから占星術は「参考情報」です。ドライすぎてつまらないかもだけどwww
もともと占星術は古代においては、それ単体ではなく、魂の修行の一環として自分のカルマを客観視するためのものとして使われていた。それが今、占星術だけ独り歩きしている。それ自体は悪くないけど、結局は修行=真の自分に目覚めるため の一つの手段というか、学びの一つなのだと思っています。
星は、乗りこなすべき馬車であり、手入れをしながら美しく保つべきマントであり、主人である私たちの意識や成長次第で、まったく異なった動きをする。そして、突然変異的に進化することだってある、と思っています。
たとえば、インドの聖者やインド系の教えでは、占星術のチャートはあくまでカルマを見るものとしており、その人の本質とイコールにしていない。もしその人が解脱した場合、もう星の影響は任意選択でしかないからだそうです。
最終的にはそういう境地に行くための、だけど大切な今回の人生を生きるための手段としての星の叡智だと私は思っています~。
そういう感じで個人セッションもしておりますので、良かったらお越しやす~。※といっても夏くらいまでは枠が少ないですが・・・
※2023年8月メニュー改定しました!