2019年6月10日14:59乙女座上弦の月~聞き分けの良すぎる自分ではなく守りたいものを守るための理念を心に抱きしめて相反するものニーズの間を行ったり来たりするとき
2019年6月10日14:59乙女座で上弦の月になります(東京時間)。この上弦の月の星読みをレポートしていきます。
この記事の目次
2019年6月10日14:59乙女座上弦の月のホロスコープ
2019年6月10日14:59乙女座上弦の月の星読み
魂の深いレベルでの欲求と恐れを表す冥王星は、3ハウス山羊座にあって逆行中、土星とサウスノードに合。
周囲のいろいろな意見に耳を傾けすぎて、自分の本当に大切にしたいことが分かりづらくなっているかもしれません。あれも一理ある、これも一理ある、とあらゆる意見や見解を公正に扱いすぎることで、いつの間にか何が本当に大切なのかが分からなくなってきて、袋小路に入り込んでいました。しかし、その状態から今一度外に出てみる機会が与えられつつあります。
冥王星の反対側、そしてノースノードは9ハウス蟹座。ノースノードのそばに蟹座の火星が合。
これから先、今まであなたが一番最初に排除していた「感情」に配慮していくことで、硬直した状態にを緩和する必要があります。ちょうど、カチカチに固まった土に、暖かな水を注いでふやかすようなイメージです。多少感情が行き過ぎたとしても、守りたい正義を貫き、大切にしたい感情に従ってみることが今は大切な時期です。その結果、大きく人とのご縁が変わる(つながるだけではなく切れることも含めて)としても。
ノースノードの支配星は11ハウス乙女座の月。月は8ハウス双子座の太陽とスクエア、2ハウスの逆行中の射手座木星とスクエア、5ハウスの魚座海王星とオポジション。
自分がやりたいこと、自分が求められていること、自分の持っている才能、他の人から与えてもらっているリソースの4つが、際限なく拡大しそうな時期です。混乱を伴いながらも拡大が進んでいきますが、落としどころはまだ見えてこない状況が続くでしょう。今は、事態を収拾させることよりも、もう少しトライ&エラーを進めてもいくとよいでしょう。あえて決めずに流れるということも必要な時期があります。
2019年6月10日14:59乙女座上弦の月の星読みまとめ
月と太陽と木星と海王星の間で、柔軟宮のグランドクロスが、ノード軸と月・海王星・土星軸の間でミスティックレクタングルが形成されています。
どちらの配置も、落としどころをつけるというよりは、まずは膨らませて発展させていくという流れをつくります。
これまでいろいろな人の意見を聞きすぎて、そこにとらわれ固着してきたかもしれませんが、今大切なのは感情をコンパスにして見えてきた一つの理念・理想を確認することです。
ただし、今週は何かを「決める」ことには向いていません。自分のやりたいこと・周りがあなたに求めていること、自分が持っている才能、周りが持っているリソース、そうした相反するもの同士の間を行ったり来たりすることで、とりあえずいろいろなことを広げていく流れに身を任せましょう。
6月21日の夏至の前後には、こうした動きに対して一つの答えが与えられるはずです。
聞き分けの良すぎる自分ではなく守りたいものを守るための理念を心に抱きしめながら相反するものニーズの間を行ったり来たりするときです。