2022年4月9日蟹座上弦の月~客観的な実用性よりあなたの魂にとっての実用性を見つけることで他人の常識ではなく自分が腹落ちできる理想に着地するとき

高橋ともえ

2022年4月9日蟹座で上弦の月となります。この上弦の月の星読みをレポートしていいます。

これまで自分が楽しい、ワクワクすると思っていたことが、今現在は既に心が離れており、単なる思い込みになっているのかもしれないということに「醒める」タイミングかもしれません。確かに過去はそのワクワクする楽しいことは、あなたにとって楽しい出会いや仕事の能力、あるいは未来の理想へ向かうためのサポートを与えていたかもしれませんが、今はそれを再考するタイミングが来ています。

再考にあたっては、「このワクワクは本当に自分が今感じている感情なのだろうか?」「未来の自分を思い描いたときに違和感のない楽しみなのだろうか?」という観点から見つめてみるといいでしょう。頭で考えるのではなく体感を目安にすると分かりやすいです。

周りの人が何となく思っていること、抱いている常識にいつの間にかとらわれ、気づかないうちに自分の中にそれらの異物を取り入れてきました。それは、周りとうまくやっていくために必要な処世術だったと思いますが、これから向かうべきは、もっと自分が腹落ちできる、納得できる理想です。

その際に大切なのは、こんなの役に立たないから、いう過去の苦みや男社会の価値観でのジャッジを入れたり、周囲へアピールできる「客観的な利益」に照らして物事を判断しないことです。むしろそれらは、あなたの過去から未来へのシフトを阻むものになるでしょう。

徹頭徹尾自分の感性と感覚に集中するためには、日常生活で実用品として使えるけれど、その中に自分が気に入るかわいらしさのあるものを少しずつセレクトしていくことです。たとえば、文房具や器など、日々の生活の中で自然と使うものの中に自分なりのキュンとくる可愛さのあるものを増やしていくことです。また、気の置けないお友達と一緒にお花見ランチをしてみたり、人と会う機会を意識的に増やすこともとても良い時期です。

客観的な実用性よりあなたの魂にとっての実用性を見つけることで他人の常識ではなく自分が腹落ちできる理想に着地するときです。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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