2021年5月4日水瓶座下弦の月~心地よいコーナーワークでこれまでの実績を推進力にして新しい喜びとともに方向性を変えるとき

高橋ともえ

2021年5月4日4:49、水瓶座で下弦の月となります。この水瓶座下弦の月のレポートをしていきます。

魂の深い欲望と恐れを示す冥王星は山羊座9ハウス(MC合)。
これまでの自分の達成してきた業績と肩書に対する頑ななこだわりが出てくる時期です。それはひょっとすると「これが正しい」という絶対的な唯一の信念に裏打ちされたものかもしれません。

冥王星は、12ハウスの小惑星セレスとスクエア。
そのこだわりは、あなたの内なるチャイルドを見えないところに置き去りにしてしまってきたかもしれません。

冥王星の反対側は蟹座3ハウス(IC合)。
本当は、そんな風に葬られてしまった幼心をちゃんとくみ上げてあげるべく、色々な周りの人の意見に耳を傾けながら自分の本当のセルフイメージ、幼少期の小さな自分の気持ちにもっと気づくことで、バランスを取るべき時期が来ています。

過去から繰り返してきたパターンを示すサウスノードは8ハウス射手座。
絶対的に正しいと思っていた信念は、もしかするとあなたが所属している集団、たとえば家族や親族、会社組織などのものかもしれません。

未来に向かうべき方向性を示すノースノードは2ハウス双子座。
しかし、他者の感情や信念ではなく、自分の思考という裏付けのある自分ならではの価値観を得るということが未来に向けて重要になってきます。

サウスノードの支配星は水瓶座の木星、10ハウス。1ハウスの牡牛座水星とスクエア。水星はノースノードの支配星。
今手にしている、過去から他者から客観的に認められている物事と、これから未来にかけて自分が育みたい才能の種がぶつかり合いながら、より一層大きな夢に向かって膨らんでいきます。本質的にはこの葛藤自体は悪いものではなく、方向転換のための新しい見方を育む結果になるでしょう。

ノースノードの支配星牡牛座水星は金星と合。金星はアセンダントの支配星。
これから未来にかけて自分が育みたい才能の種は、自分自身の魅力に関わるものでしょう。

ノード軸に対して、10ハウス水瓶座の月と土星の合が調停、12ハウス牡羊座のキロンが調停。
過去から未来へのシフトに当たって、プレッシャーに感じてきたことや、かつて背負った心の傷が、むしろ安定したサポートを与えてくれるはずです。

牡牛座の天王星と太陽がアセンダントに合、天王星は下弦の月と土星・木星を支配。土星はMCの支配星。アセンダントの支配星は金星、冥王星と緩やかにトライン。
これまで達成してきたこと・手にしている実績を、新しくこうありたいと思う自分の姿に照らし合わせ、変貌のステップボードにしていくことができます。このドラスティックに見える方向転換は、しかし本質的には魂の深いレベルでの欲求を満たす喜びを伴っているはずです。

心地よいコーナーワークでこれまでの実績を推進力にして新しい喜びとともに方向性を変えるときです。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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