2019年7月25日10:17牡牛座下弦の月~偽りの居心地の良さを捨てて自分の知恵と才能を体現することで本来の自分の目的を見出して情熱的に動き始めるとき
2019年7月25日10:17牡牛座で下弦の月となります(東京時間)。この下弦の月の星読みをレポートしていきます。
この記事の目次
2019年7月25日10:17牡牛座下弦の月のホロスコープ
2019年7月25日10:17牡牛座下弦の月の星読み
魂の深い執着と欲求を表す冥王星は、逆行中で山羊座にあり、4ハウス。そこに土星も近づいていますが、土星も逆行。そしてサウスノードと合。
なじみの人間関係の中で作られてきた居心地の良い環境、あるいは、形骸化しているけれどまだ安定しているように見える古巣のような業界や職場、そういった自分が過去からずっと身を置いてきた環境に執着していました。しかし、同時に、それらの環境が、もはや自分の成長にとって弊害でしかないということも見えてきているのではないでしょうか? 安全だと思っていた場所には、いたるところにほつれやほころびがあり、むしろそこにとどまり続けることは、沈没船に乗り続けるようなものになりつつあります。
冥王星の反対側は蟹座の10ハウス。そのそばには、ノースノードと蟹座の金星と水星も近づいています。さらに、続く10ハウスと11ハウスのカスプにかけて獅子座の太陽と火星が合。
今あなたが目指すべき方向性は、本当に心からの喜びと楽しみを伴う天職へ進んでいくことです。それは、打算的な条件で計算し導き出されたキャリアではなく、人生の目的に沿うもので、本当に自分が情熱を燃やせることであり、同時に未来へもつながるものでしょう。
1ハウスの天秤座の小惑星パラスがノード軸に対してスクエア。
過去から未来へのシフトアップは、あなた自身の持っている創意工夫の才能や、知恵を発揮することから始まります。突然、責任ある立場に立つことになった。何かを任命された。そういうことが起きて、あなた自身の仕事の才能をいかんなく発揮していくことで、未来へのシフトアップが叶います。だから、自分の才能を過小評価したり出し惜しみすることなく喜んでその新しい任務を引き受けましょう。
7ハウスの牡牛座の月(ノースノードの支配星)と天王星が、獅子座の太陽と火星に対してスクエア。また、7ハウスには小惑星エリスがあり、冥王星とスクエア、そしてノード軸とも緩やかにスクエア。
ここ最近、頑固で視野の狭い他人からの攻撃を受けて、少しダウンしていたかもしれません。しかし、そうした人間関係も今、少しづつ離れつつあります。人間関係が変わっていきますので、多少の諍いやいざこざがあっても、それはむしろ自分を過去から未来へステージアップするための起爆剤なのだと粛々と受け取りましょう。顕在意識では分からなくても、顕在意識では、突然の人間関係の変化(特に別れ)やそれにまつわるいざこざは、あなたを未来へ後押しするためのものなのです。いずれ、いなくなった人間関係の代わりに、新しい人間関係がやってくるでしょう。
逆行中の木星と海王星の緩やかなスクエアに対して、獅子座の太陽と火星がトールハンマーのアスペクトを形成。
あなたが新しく任命された仕事、新しく見つけた人生の目的を情熱的に行動に移していくことは、周りの人々も望んでいることであり、また、本当に人の役に立つ行動なのだと思ってください。たとえ、少しハードワークに感じられることがあっても、これを乗り切ることであなたは大きな自信を持つでしょう。
2019年7月25日牡牛座下弦の月の星読みまとめ
過去の自分のセルフイメージを壊して、自分が本当に喜べることややりたいことに素直になっていくことが促されています。
あなた自身の持っている才能や知恵を思い出し、体現していくことで、この未来へのシフトが起きていきます。
人間関係の突然の変化やいざこざから、否応なく変わらざるを得ないと思うような状況や責任を負わなければならない状況が生まれてきますが、それはむしろグレードアップのためのまたとないチャンスです。
偽りの居心地の良さを捨てて自分の知恵と才能を体現することで本来の自分の目的を見出して情熱的に動き始めるときです。