2021年3月6日射手座下弦の月~信念を依存する関係性から離れ客観的な真実に基づいて理想と志に照らして新しい選択肢を探すとき
2021年3月6日10:30射手座で下弦の月となります。この下弦の月の星読みをレポートしていきます。
魂の深い欲求と恐れをあらわす冥王星は8ハウス山羊座。
これまで自分が属していた業界や親族的な集団からの要求や要請に対して引っ張られやすい時期です。自分の感情ではない感情に共振してしまっているかもしれません。
冥王星の反対側は2ハウス蟹座。
今は、もっと自分が何を感じているのか、何を思っているのかをハートに聞いてみることでバランスを取るべきです。
過去からのパターンをあらわすサウスノードは7ハウス射手座、射手座の下弦の月が合。
周りから求められた信念に基づく関係性に対しての固執が強くなっています。本来であれば、最も自分の感情に基づいて付き合う人を選んでもよいのに、人を感情を無視して盲目的に信じてしまっているような状況です。それはたとえば、自分が「先生」と呼んでいる人やあがめているような指導者かもしれません。
未来に進むべき方向性をあらわすノースノードは1ハウス双子座。
これからは他人に信念を決めてもらうのではなく、様々な選択肢に出会ってそこから選んでいくことがもとめられています。
サウスノードの支配星の木星とノースノードの支配星の水星は9ハウス水瓶座で合、ノード軸を調停。
すべてのご縁を整理する必要はありませんが、過去から持ち越してきたご縁とこれから自分が進んでいきたいご縁とを、客観性のある真実に基づいて精査してみる作業が必要です。
ノード軸に対して10ハウスの魚座海王星・太陽がスクエア。
過去から未来へのシフトに当たって重要になるのは、そのご縁や人間関係が社会にとってどういう理想を示すことを目的にしているのか?をチェックすることです。
ノード軸に対して4ハウスの逆行中の乙女座のベスタがスクエア。
そして、理想や志だけではなく自分の掛け値なしの本音に基づいた情熱がそこに備わっているかどうかもチェックの要点となります。
信念を依存する関係性から離れ客観的な真実に基づいて理想と志に照らして新しい選択肢を探すときです。
なお、今回の上弦の月のキーポイントとなるのが、逆行中のベスタ。このベスタについては、今年は何回か記事を書きました。土星と天王星のスクエアに対してのベスタのふるまいとアスペクトはかなり面白い・・・!
ちなみに今回の上弦の月のヘリオチャートはこちら。
そう、1月末~2月にかけて土星天王星のスクエアに対してトールハンマーの配置になっていたベスタが、いよいよ満を持して地球に合、海王星とオポジションになるんですよ。
今、ベスタのエネルギーがかなり強く注がれている時期になると思いますので、またメルマガで詳しくレポートしていきますね。