2021年6月18日乙女座上弦の月~闇だと思っていることをしっかり見つけて識別することで共感される喜びに変えていけるとき
2021年6月18日乙女座で上弦の月となります。この乙女座上弦の月の星読みをレポートしていきます。
魂の深いレベルでの欲望と怖れを現わす冥王星は山羊座4ハウスで逆行中。6ハウスの小惑星パラスと海王星とセキスタイル、12ハウスの乙女座の月とトライン。
これまでの自分のセルフイメージを見直す旅路が続いています。具体的な癒しのツールに照らしあわせてこれまで見てこなかった潜在意識を見ていくことで、自分自身のルーツや家系の中でネガティブなものだと思っていたことが、どんどん書き換えられていくときです。
冥王星の反対側は10ハウス蟹座。
世間は本来もっと優しく、実は母性的な愛を注いでいるのだということを知ると、この書き換えが進んでいきます。
過去から繰り返すパターンを示すサウスノードは射手座2ハウス・3ハウス、逆行中の小惑星ジュノーが合。
どうしても譲れない大切な自分自身の才能や豊かさを守るという孤独な戦いをしてきたかもしれません。
未来へ向かうパターンを示すノースノードは双子座8ハウス・9ハウス、その支配星の水星が逆行しながら合。水星は12ハウスの小惑星ベスタとスクエア。
しかし、自分の才能や資産を皆の共有財産とする新しい選択肢、あるいは、皆の共有財産に自分がアクセスする新しい選択肢に気付いていくことで、孤独な戦いから喜びの共同創造へシフトするときがきています。それはもしかすると、犠牲的な気持ちや根深い罪悪感を覆してくれるような新しい選択肢です。
サウスノードの支配星の木星は5ハウス魚座、ノード軸に対してスクエア。
過去から未来へのシフトに当たって大切になるのが、癒しや浄化につながるワクワクする感情が伴っているかどうかを精査することです。いるかどうかも分からない仮想的を意識して悲壮感たっぷりに戦う戦いではなく、多くの人とワイワイしながら喜びを広げていくイメージが持てるかどうかを感じてみましょう。
4ハウスの逆行中の水瓶座の土星、7ハウス(ディセンダント)の牡羊座のキロンが、ノード軸に対して調停。
かつて(家系的なものや幼少期などの古い記憶)出会っていてその当時は苦手だと思ったこと、何らかの形でリーダーシップを取った結果人間関係に関して傷を負った体験、そういうものがむしろ、過去から未来へのシフトに大きなサポートを与えてくれます。
12ハウス小惑星ベスタ、10ハウス蟹座金星、8ハウス牡牛座天王星と小惑星セレスが小三角を形成。
今まで見てこなかった闇歴史や、ひそかに押し隠してきた心の傷に対して、厳しく自責するのではなく、新しい視点を持つことでその負の経験を昇華して成長する喜びに変えていくことができる時期です。
アセンダント天秤座の支配星は10ハウス蟹座の金星、MC蟹座の支配星は12ハウス乙女座の月。
闇だと思っていることや自分の秘かなコンプレックスを、見ないまま封印するのではなく、しっかり見て識別していくことで、多くの人に共感してもらえる喜びに変えていけるときです。