2021年11月11日水瓶座上弦の月~自分の本音を犠牲にして成り立つ客観的な幸福に惑わされず、理想の未来に向かってセルフイメージを深掘りしていくことで本当のホームに帰るとき
高橋ともえ
パクスルーナ PAXLUNA 星読み風水
2024年10月3日の日蝕からの流れは、かなり劇的なものにだと思われている方があるかもしれません。私もそのひとりですが、10月17日の牡羊座満月もなかなかキリっとした特徴的な満月でした。
太陽と小惑星ジュノーが合。それに対して、満月の牡羊座はキロンと準惑星エリスが合。
さらに、オポジションに近づきつつある蟹座の火星と山羊座の冥王星が絡み合い、グランドクロスになっています。
サウスノードには小惑星メティスも合。過去に一瞥した遠い未来の時間感覚がよみがえってきます。
一言で言うと、譲れない自分らしさを知りつつ、傷の中からパラダイムシフトするという満月です。
準惑星エリスは、トロヤ戦争の原因となる不調和を作り出した女神とされていますが、歴史的な人物やイベントを分析すると、大きくものの見方が変わる時に強いプレゼンスをあらわします。
私の場合は、10月9日の母の逝去から、突然死後の生や死者との関りなどが人生の中に入ってきて、これまで想像していたようなものとは違う「死」に対する新しい視点を手に入れつつあります。
私にとっては実家と両親に対する思いが変化するということもあり、これまで自分の人生であきらめていた要素に対して急激な理解と成就が起きてきています。
ここ数日、何らかの形でびっくりするようなパラダイムシフトが傷の中から立ち上がってくるという可能性があります。それはもしかすると、今の社会の常識や生まれ育った家庭の常識とは違うものの見方、新しい世界観かもしれません。そしてそれは、ご自身の譲れない自分らしさと結びついているものでしょう。