2018年8月7日22:31 立秋=ライオンズゲート(太陽黄経135度、獅子座15度)~想像以上の恵みを受け取るために闇の自分を恐れない勇気を持つ決断をするとき

高橋ともえ

2018年8月7日22:31(東京時間)立秋となり、太陽が獅子座15度(黄経135度)に入ります。この日は海外のスピリチュアルでも最近話題のライオンズゲートとなります。今回の立秋の星読みです。

この記事の目次

2018年8月7日22:31 立秋=ライオンズゲートのホロスコープ

2018年8月7日立秋

2018年8月7日22:31 立秋の星読み

深いところにある欲望と恐れを示す山羊座逆行の冥王星が9ハウスに。2ハウスの双子座の月と4ハウスの獅子座の太陽・パラスとクインカンクス(150度)のヨッドを形成。
これまであなたがしがみついていた信念体系に対して見直しが迫られています。それは、あなたの持って生まれた才能とセルフイメージを考えると、唯一無二の運命的な理想だと思っていたことでした。ですが、いつしかそれは形だけのものになっていたようです。

冥王星の対向は3ハウス蟹座。
社会的に公認されるたった一つの真理だけを求めるのではなく、様々な感情を肯定する複数の真実を認めることで、これまで感じてきた息苦しさが緩むでしょう。それは、誰か目上の人に教えられるものではなく、友人や兄弟、身近な人々との他愛のない会話の中で気づくはずです。

過去(生)からのパターンを示す10ハウス水瓶座サウスノード(ドラゴンテイル)に逆行の火星が合。その火星に対して、逆行直前の留(ステーション)状態の12ハウス牡牛座の天王星がスクエア。
これまであなたは、「みんなのことを思う良い人」であるべく達成してきたものや実績を主張し、それを武器にして生きてきたかもしれません。場合によっては、自己犠牲的な生き方をしてきたかもしれません。しかし、そのような生き様に対しても見直しが求められています。なぜなら、潜在意識レベルの深いところにある本当の自分が、「もっと(物質的にも)自分本来の豊かさを生きたい」という抑圧してきた願いを表に出し強く手放しを求めているからです。

目指すべき方向性を示すのは4ハウスのノースノード側の獅子座太陽。太陽のそばには小惑星パラスが合。さらにその横には逆行中の水星が寄り添います。
英雄(尊厳ある自己)を輝かせるのは、武器や鎧(成し遂げてきたことや実績)ではなく、弱さ(失敗、闇)も自分の一部として堂々と認められる、恐れを知らない勇気(裸のハート)なのだということを、ここ最近ずっと振り返りながら感じていたのではないでしょうか。今こそそれを自分に向かって宣言しましょう。

6~7ハウスのカスプに滞在する蠍座の木星が太陽側に対してスクエア。
それは、他の人からみてやりすぎかもしれない、と思えることであってもOKです。今は言葉の上で大風呂敷を広げてもいいので、高らかに宣言しましょう。

ノースノード側の太陽・小惑星パラスの合に対して、11ハウスで逆行中の魚座海王星と、9ハウスで逆行中の山羊座冥王星がクインカンクス(ヨッドの配置)。
空想のようだと罵られてきた希望や、自分の魂がとらわれてきた理想は、それぞれ解体へと向かいながら、もはやあなたを縛る縄ではなく、あなた自身が真に輝くことにまっすぐにコミットするように導く1本の糸になっています。

このチャートのアセンダントルーラーの金星は天秤座に入ったばかり。11ハウス牡羊座で逆行中のキロンとオポジション、10ハウス水瓶座の火星とトライン、9ハウスで逆行する山羊座の土星からスクエアを受けて5ハウスに滞在。
失望したという傷が癒せないなら、その傷は癒やさなくてもよいのです。その傷は、もう一度情熱をもって別の理想に練り直して追求すれば叶う希望の変形にすぎないのだから。失望は、希望の達成までに通る通過点に過ぎなかったのです。子供っぽい楽しみが洗練された喜びに成長すれば、成し遂げられないことはないでしょう。たとえそれが、少し苦労を伴うものであっても、今のあなたには当然乗り越えられることだと分かるはずです。

このチャートの結果を表すMCには火星がゆるやかに合、MCの支配星の土星は山羊座で9ハウスで逆行。12ハウスの天王星とトライン。
理想を達成するために必要な行動や思考は幼い心には苦々しく思えたかもしれませんが、それらの「重し」が実は豊かさを求める深い意識が支えていたのだということを知っておいてください。制限を与えるかのように思えたことは、実は盤石な豊かさの土台だったのです。そんな想像以上の恵みを受け取るためには、闇の自分を恐れない、本当の勇気(獅子のハート、Lion’s heart)を持つという決断をしましょう。

2018年8月7日22:31 立秋=ライオンズゲートの星読みまとめ

英雄(尊厳ある自己)を英雄たらしめるものは、強い武器や盾ではなく、たとえ裸になっても恐れない本当の勇気(ライオンハート)です。ヨガの戦士のポーズでは、胸を無防備に開いて立ちます。最も弱いと思っていた心臓が、本当の強さの源泉になるのだと知ってください。

8月12日にペルセウス座流星群がピークとなります。ペルセウスを英雄にしたのは、自分が恐れているもうひとりの自分を克服したこと(メドゥーサを倒したこと)でした。闇の自分を恐れない勇気をもつ決断こそが、今後、想像以上の恵みを受け取る礎になります。

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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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