2021年4月12日牡羊座新月~葛藤に打ち勝って新しく何かを始めようとする勇気ある在り方を癒しとし包容力のあるリーダーシップを発揮するとき
2021年4月12日牡羊座新月(日本時間:11:30)になります。今回の新月の星読みをレポートしていきます。
魂の深い欲望と恐れを現わす冥王星は山羊座6ハウス(ディセンダント近く)。
大人の目線で見て至らないと思えるところに意識がフォーカスされやすい時期です。その結果、もしかすると支配的な他人を引き寄せてしまう可能性もあります。
冥王星は8ハウス魚座海王星とセキスタイル、10ハウス牡羊座金星とスクエア。金星を通じて準惑星エリス、太陽と月の新月ペアともスクエア。
至らないと思える自分の欠点を甘やかしてくれる身内的な集団と境界線なくずぶずぶの関係にあったかもしれません。しかし、そうした自分の魂の癖が今、社会から求められているあなたの本当の魅力、枠を打ち破っていく力、そして新しく始めようとする機動力を損なっているかもしれません。
山羊座の冥王星の反対側は12ハウス(アセンダント近く)の蟹座。
自分でも意識していない自分の在り方、もっと普段着の自分にフォーカスしてみるべきときがきています。
過去から繰り返しているパターンを示すサウスノードは5ハウス射手座。その支配星は7ハウス水瓶座の木星。
自分に注目を集めたいという思いが強く、それゆえに自分をジャッジしてしまう姿勢が強く出ているのかもしれません。その姿勢があまりに強くなりすぎて、心を置いてきぼりにしたまま人に合わせてしまっているかもしれません。
未来に向かって進むべき方向性を示すノースノードは11ハウス双子座。その支配星の水星は牡羊座9ハウス(MC近く)。水星は小惑星セレスと合、小惑星セレスを通じて太陽と月のペアとも緩やかに合。この新月ペアは、11ハウスの双子座とセキスタイル、5ハウスの小惑星ジュノーとトライン。
もっと友達やコミュニティで他の人と関わっていくことで、色々な選択肢に心を開いていくことが未来に向けて重要になります。色々な人とのコミュニケーションの中ではじめて、本当に自分が育みたいがむしゃらな真実が見えてくるでしょう。そしてその真実こそが、打ち破って何かを始めていきたいという機動力にサポートを与えてくれます。それが、情熱の源になります。また、過去からずっとある自分の中にある譲れない思いをこじらせずに一度ちゃんとくみ取ってあげることは、未来につなげていくために必要なことです。
ノード軸に対して8ハウスの魚座小惑星パラスがスクエア、9ハウスの牡羊座水星とキロンが調停、7ハウスの土星も調停。
過去から未来へシフトする際に必要なのは、自分の深層心理の中にある女性的な叡智です。それは、酸いも甘いも嚙み分けて自分の中にある弱さや闇を知るという知恵かもしれません。その知恵があれば、あなたは人に対して癒しとなる自分なりの真実を周りに表明することができ、本当に安定した人間関係を続けていくことができるはずです。
牡羊座太陽はアセンダントの支配星、そしてアセンダントには小惑星ヒュゲイアが合。牡羊座MCには小惑星セレスが合。
葛藤に打ち勝って新しく何かを始めようとする勇気ある在り方を癒しとし包容力のあるリーダーシップを発揮するときです。
※小惑星ヒュゲイアについてはこちらで綴っています。
※小惑星(準惑星)エリスについてはこちらで綴っています。