「らしさ」を追求することが2024年は特に重要かもしれない。小惑星ジュノー接近中の今思うこと
さて、2月~3月の星の流れでお伝えしていますが、2月24日の魚座満月から3月3日のひな祭りくらいまで、小惑星ジュノーが地球に接近しています。
ジュノーという天体はいろいろな意味があると思うのですが、個人のホロスコープにおいては「譲れない自分らしさ」を示すと私は解釈しています。
個性、と言ってもいいのでしょうが、ジュノー的な自分らしさは、人を孤独にさせ、共同体から引き離すものです。
しかし同時に、この「個」がないと恋愛(他の誰でもないあなたと私の排他的な親密な関係性)は難しいという不思議な要素でもあるわけです。それが、ジュノーが結婚の女神と言われるゆえんかもしれません。
で。
ここ最近2024年の星の流れをあれこれ読んでいますが、立春~春分にかけて起きてくることは、次の1年の雛型的な現れ方をするという考え方でいうと、ジュノーがここまでプレゼンスを増していることにも理由があるんだろうと思っています。
で。
今年に関していうと春分図が激烈でして。日本の時間で出すと、獅子座の月に水瓶座の冥王星が真っ向から対立(180度)という度数なんだよね~~
獅子座は自分の尊厳やユニークネス、それに対して水瓶座は普遍化と標準化。
これは世界的に同じ配置ですが、日本のチャートでは1ハウス・7ハウスに来るところがポイント。
つまり海外や他者からの強烈な「お前はその他大ぜいと変わらないんだ」プレッシャーを受けて、自分自身の真の「らしさ」を否が応でも発揮せざるを得ない状況という感じ。特にこのプレッシャーは、今話題のAI技術がきっかけなんじゃないかな。
ただしこの180度の軸に対して、春分点に入った牡羊座0度の太陽が調停という位置に来るので、この心理的なプレッシャーを仕事やキャリアとして昇華させていく良い機会に恵まれるとも読めます。
AI技術に飲み込まれない、自分の「らしさ」を徹底的に誇示すること。
先日NewsPicksに出てた落合陽一さんが、もはやAIが吸収するようなビジネスはマス受けの標準化されたものだから、そういうところを狙わずに人として面白くなっていくことを追求した方がいいと言っていましたが、まさにそんな感じのことを意識する1年になりそうです。みんながやっているから〇〇をする、みんなが行くからxxに行く、みたいなことではなくて。
ちなみに立春図はこちら。
4ハウスの射手座の月が、サインまたぎで蠍座のパラスと合。日本のルーツの中にあるもの、日本的なものを丁寧に掘り起こして洗練させて海外に持って行く、みたいな行動が吉なんじゃないかなと思います。それは、京都とか金沢のような有名どころではなく、特に有名でもない地域の資源こそが吉になっていくと感じます。
また、春分図読みはYouTubeとかで配信しますね★