リリスは壊れてバラバラになったもの、傷の中に美を見出せる女神
ここ最近年運リーディングのことばっかりやっていて、リリス講座のフォローが手薄になっておりますが、ご感想をちらほらいただき、また、自分自身の痛すぎる恋愛話が統合できたこともあって、改めて、リリスのエネルギーにつながっています。
※リリス講座はこちら:
私の月の遠地点としてのリリス(ミーンおよびinterpolatedリリス)は蠍座の4~6度付近です。実は、この辺りに月や太陽を持っている人たちとは人生で深く関わることが多く、先日お伝えしたこの元カレも、月は蠍座の初期度数でした。
今用意している新しい時代のリレーションシップ占星術では、リリスも扱う予定(私見ではinterpolatedリリスが一番正確なエフェメリスな気がする)です。(ご案内希望される方はこちらからメルアド登録しておいてね)
※新しい時代のリレーションシップ占星術についてはこちらで書いています。
やはりリリスが絡むと色々なきつい体験も伴うようですね。(基本的に、リリス側と天体側でいうと、天体側の方がリリス側にどうしようもなく惹かれるということが起きてくるらしいです。)
いずれにせよ、リリス的なことを体験するときは、必ず闇的なものを潜り抜ける必要があると感じます。だけどその向こうに豊かさが見えてくるという。
マキャヴェリじゃないですが、「天国に行くには地獄の道を熟知していないといけない」、のです。
天国に到達するために、どうしても地獄に引きずり込まれるような体験が必要で、それを癒して統合した時に、私たちは地球のコアにある黄金の国に一歩近づくんです。
これは、先日配信したながーーい動画でもお伝えしていますが、今という時期、天国に行くには地獄を通らなければならない、は、この地球における1つのアジェンダなのだと自分自身を振り返って思いました。
リリスが刺激されることで風のエレメント(天国的な状態)を活性化するということの真意ってここかなと感じます。
それにしても、本当にこないだの気づき(女はあえて一度穢れたい時がある)は、リリス的な豊かさと愛を身をもって感じた経験でした。
なお、気づきのきっかけになっていたのは、ムーンフェイズ(月相)の女神に関するタントラの古い伝承を読んだことでもあります。(※この話は年運リーディングのお申込者様にいずれお伝えしますね)
壊されて、傷ついて、なすすべもなく横たわって、怒り、泣き叫んだ状態から、中途半端に手当てして癒すのではなく、ただそのバラバラになったものの中に「美」を見出していく作業です。
これは、どんな感情も愛に行きつくしかないということを全肯定したときに見えてくる一本の糸、地獄の中で天国から降りてくる蓮の糸みたいなものかもしれない。