占星術コラム

西洋占星術と東洋占星術の関係性。アストラル体とエーテル体、サインとハウスの違い。

高橋ともえ

ここ最近私の関心は東西の占術の統合みたいなところに向かっていて、改めて算命学・四柱推命・紫微斗数など、東洋系の占星術の鑑定を受けたりしています~。

私の場合、西洋占星術で見る自分と、東洋系の占術で見る自分がかなり違っているというのは20代のころから感じていて、若いころは東洋系の占術の自分ってなんか使いこなしづらいと思っていましたし、古臭い(ちょっと男尊女卑かつ昭和な価値観w)観念が入り込んでいるから嫌!と思っていたんです。

たとえば、適職のところに算命学で言うところの車騎星という星が出てくるのですが、これ、ネットの情報やちょっと古臭い本を読むと、狩猟師、自衛官、警察官、営業マン、身体を動かす仕事全般と書いてあるんですw

いやー、全くそんな質ないけど! と、先日鑑定してくださった算命学の鑑定士さんに伝えたところ、もともと私の場合中央にある星が司録星という動かず引き寄せ収集する星なので、そこから何が起こるか分からない状況に機敏に対応する車騎星を使っていくイメージですよ、と言われて、昔やっていた商談通訳とかはそういう質があると気付きました。語学という収集と経験を使って交渉したり機敏に対応するということですね。
※しかも今の仕事はお金とは直接関係ないと思っていましたが、知的財産関係なので、やはり「財」ですよww

今回、たとえば株の売買(比較的短期のもの)もかなり向いていると言われて新鮮な気持ちになりました。自分なりに本を読んだだけだと、司録星って貯蓄の星で長期投資に向いていると言われているため、いわゆるFXとか株の売買とかは私の適職ではないのかなーと、勝手に思っていたからです。

いずれにせよ、自分に集めた情報(語学)やお金を、外側の世界に向けて臨機応変に使っていくということが本質なのであると気付きました。

ところで。

以前ある人と話をしていて、西洋占星術は魂(アストラル体)の質、東洋系の占術はエーテル体の質、という話を聞いたことがあります。人間の身体の構造で見ると、エーテル体の方が体(物理的なモノ)に近く、アストラル体の方が魂(精神)に近いからです。東洋系の占術の方が現実的な理由と、西洋占星術がそういう現実や過去に縛られず常に進化する要素を取り入れているところなど、まさに!と思います。

で、この間私個人がふと気づきがあったのが、西洋占星術は星座(サイン)的な情報、東洋系の占術はハウス的な情報なんだなっていうことです。

西洋占星術では、12の星座(サイン)と12のハウスを組み合わせて使いますが、西洋占星術で見ている情報の次元はどちらかというと天に近く、東洋系の占術で見ている情報はどちらかというと地に近いからです。

人によっては、西洋占星術で見ている情報と東洋系の占術で見ている情報にあまり齟齬がない人もいるでしょう。
しかし、人によっては(私のように)かなり真逆な質を持っている人もいるわけです。

たとえば、占星術のリーディングで難しい事例というのは、2ハウスという牡牛座的な質を持つハウスの境界線が、水瓶座という、牡牛座的な質とは少し相容れない要素のある星座(サイン)が来るときはリーディングが少し難しかったりします。なぜなら、所有とか独占とかを意味する2ハウスに、手放しや共有を意味する水瓶座が関わるわけなので、どう読む?と迷いますよね。

2ハウスの境界線が水瓶座で、その(副)支配星の土星が5ハウスっていうと、たとえばシステムトレードとか向いてそうですよね。自分のお金だけど自分で管理せず(手放して)、自動計算して投資のタイミングを作ってくれる共有のシステムに任せて投資(笑)

そういう難しい組み合わせの人ほど、バチっとはまったときには個性的な生き方になったり、大きなエネルギーが動くんじゃないかと思っています。

西洋占星術で見る限りでは、私はどこをどーみても地に足のつかないwオカルト研究員なのですが、東洋系の占術で見るとお金と財に関わる現実的な投資家と出てきます。

この2つを相容れないものとして切り捨てるのではなく、何とか統合させていこうとすることによって、私の人生が大きく動いていきそうだな!と、今ちょっとワクワクしています。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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