占星術コラム

星を見て故人を偲ぶ時代がやってきた~かげした真由子さんの「命日占い」

高橋ともえ

先日発売されて話題となっているかげした真由子さんの「命日占い」。めっちゃくちゃ好評のようで、重版が続いているようですね~。

私もKindle版で購入したのですが、いやー、紙の方の本も注文しちゃいました。
(私は気に入った本は紙のバージョンも所有したいタイプ)

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命日占いは、あの人の死は、私にとってどういう意味があるのだろう?
という観点から、故人からのメッセージを紐解いていく占いです。

これが、とってもいいんですよ!

なぜかというと、その人の死を固定された運命のように読むのではなく、
その人の死が自分に与えたメッセージを受け取るという形で読めるから。

つまり、

「自分にとって亡くなった人はどういう意味があるのか」
「亡くなった人が私に伝えたかったことは何か」

という、「私にとってどうか?」
「私と亡くなった人の関係性はどういうものか?」という視点から読んでいくのが、
命日占いの特徴です。

私は、この視点が占星術的にはとても斬新に思えましたし、
かげしたさんすごいなー!!って思いました。

そして、「自分と亡くなった人の関係性」は、
命日占いでは10パターンに分類されるのですが、
このパターンの名称が、
占星術用語を使わずに、しっくりくる表現になっています。

たとえば、「一心同体」「未来列車」「合奏」など。

私でいうと・・・
高校時代に突然亡くなってしまった同級生の女の子は、
「合奏」の関係性。

留学中に突然亡くなった祖父は、
「繋がる手」の関係性。

私が今の婚家に嫁ぐきっかけになった
数代前の当主(ライオンズゲートの日に亡くなった)は、
「天空の目」。
※その人の肖像写真を見て、強烈に懐かしくなり、何となくこの家に嫁ぐのかなーって思ったww
家につく猫のようだww
※ちなみに、うちの主人にとっては「天の川」。

それぞれ、当たってる!という感じがして面白い。。。

詳しい解説はぜひ、購入して読んでみてくださいね~!!

* * * *

ちょっとここからは、脱線になりますが・・・

今、コロナの影響で、コロナで亡くなるわけではない方とも、
病院で面会できない、死に立ち会えない、といったことが起きていると聞きます。
また、コロナウイルス自体が突然症状が悪化して亡くなるという性質を持っています。

そして、これから・・・。

多分、ですが、突然の災害で亡くなる方も増えるのではないかと感じています。

死に目にあえない。
見送れなかった。

そういうことは増えていくように、うっすらとですが、感じています。

そういうときに、この命日占いは、大きなサポートになるように感じます。

この本が今、多くの人の手元にあるということは、
何となくそういう流れがあるのではないかと感じてもいます。

変な予言みたいですが・・・

物理的に死に目に立ち会って見送る、
というようなことができない時代に、
星を見て、故人を偲ぶことが行われるのかもしれません。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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