リレーションシップ占星術の山場を迎えています(笑)アスペクト至上主義を超えて、様々な可能性と選択肢もフラットに視野に入れる

ここ最近リレーションシップ占星術のちょうど半分に差し掛かり、講座のSTEPの中でも最も分析が必要になる回をやっています。
日本で手に入る相性占星術の本の多くは、二人の星やアングル同士のアスペクトばかりを見るものが多いのですが、実際には他の要素も相性には影響を与えています。
長年連れ添ったカップルであっても、アスペクト理論だけでは説明のつかない部分での引き合いを持っているケースは多々ありますので、アスペクト至上主義を超えていく必要があるよな…と思います。
何より、アスペクトを羅列したとしても、それらの中に優先順位がつけられなければ、結局相性の勘所を読み解けないんですよね。
結局、自分が持っている星のパターンが様々に展開されて、他者に投影されるので、自分の星のパターンの分析が大切です。
たとえば、太陽が水瓶座にある女性が引き寄せやすい配偶者と言われて、風のエレメントが多い人、とか、水瓶座に天体がある人、という解釈だけでは見えてこないものがあります。こうした通常思いつくような解釈に加えて、およそ3~4個くらい別の可能性もあり得るんですよね。
そういうのを1つ1つ分析してもらうところをやっているので、正直受講生さんにとっては大変だろうなと思います。
でも、一度この作業を通過したら、色々な人の相性を見るときにも簡単に可能性や選択肢をピックアップできるようになるので、ここが正念場です(笑)
昔私の星の配置(アングルに蟹座はないし、蟹座に天体は持っていない。水のエレメントも少な目)を見て、「配偶者や恋人には蟹座の要素がある人が候補になるね」と言ってきた占星術師の方がいて、その当時は?だったのですが、実際、自分の父親も蟹座ですし、過去の歴代彼氏たちの星を見ると個人天体蟹座持ちか、アングル蟹座持ちばかりでした。そして今、その理由を自分でも説明できるので、リレーションシップ占星術講座にはこの考え方も取り入れています。
しかもこの考え方は、天体、星座(サイン)のルーラーといった、ごくごく基本的な要素を分解していけば分かるし、ソフトでの計算が不要です。
マニアックなマイナーアスペクトやオーブのタイトさを気にすることもそれなりに意味がありますが、それよりも、ごく基本的な要素を押さえていくだけでも見えていくことがあるのに、意外と相性占星術の本では扱われていないこと、そういうこともリレーションシップ占星術ではワークに入れています。