占星術コラム

出生図ベースかつ「難を避ける」がイレクショナル占星術でも擇日でも基本。

高橋ともえ

個人鑑定では「いつから〇〇をしたらいいですかね」みたいなご質問を結構受けることもあり、最近ではイレクショナル占星術というか東洋でいう擇日的なことをやるのですが、結局「難を避ける」日を選ぶのが一番大切だなあ~と思います。

そして、何より個人の命占に相当する出生図のホロスコープに対して星がどういう角度かということが大切なのであって、どれだけ今天を動いている星が良い配置を取っていたとしても、自分の星に対して与える作用はまた別ということなのですよね・・・。

※余談ですが、今習っている東洋の占いは卜占なのですが、この質問に対する本人の心の状態(やる気、気持ち)みたいなものもうっすら透けて見えるので、たとえ全体の結果が良くても、本人のそもそもの動機が弱いと、結局問うた内容を行動に移さなかったり、やめてしまったりってことはありますね。(そして逆もしかりです。逆風が吹いている卦でも、時期が来たら願いが叶ったりする)

なので、この辺りは、SNSとかブログとかで星読み情報を発信している身としてちょっと矛盾してしまいますが、今がチャンス!と言われたところで、結局本人のバイオリズムや星の状態が一番大切だなと思っています。

で。

その意味でいうと、出生図ベースかつ「難を避ける」星の配置こそが、実は吉日であって、一般的に言われている星読みでいい配置ができている日とか一粒万倍日とかはある程度参考にしますが、実は運気全体の10%程度の影響だと思っておくといいんじゃないかと感じております。

というか、もともと私は、これからの時代は人が星に語りかける時代が来ると思っています。運命(新しいカルマ)を、人が星とともに語らいながら作り上げていく時代です。

[つぶやき]星が人に語りかける時代から、人が星に語りかける時代へ実はシュタイナー自身は(当時使われていた)占星術に対しては否定的だったと言われているけど、文献を読んでみると、周りにいた数学者や天文学者...

これはアントロポゾフィーというかシュタイナー的な見地ですが、秘教占星学のアリス・ベイリーも、「星の完全な影響下にある人間は、横隔膜の下のチャクラでしか生きていない人間しかいない=現代人は星の完全な影響下にはない」と言っていますからね!

そういう意味では、古典的な技法は敬意を払いますが、その当時の哲学すべてが有効とは思っていないのですよね。

今改めてイレクショナル占星術の本をガシガシよんでおり、ドイツ人の小難しいグラフィックエフェメリスの本も読んでおりますが、この辺りのこと(今という時代の意識)は忘れないでおきたいな~と思います。

というわけで1年の計を立てたい!という方もおすすめの個人セッション、2月半ば以降受け付けています~!
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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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