占星術コラム

あの日の月をわすれない。3.11と、2022年3月10日双子座上弦の月&セレス双子座6度

高橋ともえ

昨日小惑星講座PART1のご感想でセレスに関するコメント(セレスの意味として寡婦・寡夫・遺族という意味がある)をいただきました。

オノ・ヨーコと太陽セレス合。大切な家族に先立たれることで高次の愛に目覚めるという経験。2月14日にリリースした小惑星講座、早くも受講後ご感想をいただきました(*´Д`)嬉しいな~ https://paxluna.ne...

そして、ちょうど2022年3月10日双子座上弦の月は、私が振り返りムーンノートワークでお伝えしている月相サイクルで言うと、ちょうど3.11(2011年3月11日東日本大震災)のときのサイクルと同じだということをメルマガを書いていて思い出しました。

※2021年6月10日の双子座日蝕と、双子座水星逆行スペシャルでお伝えしましたね~!

2021年6月10日双子座日蝕(新月)~幻の正義感を手放して安心できる喜びを選ぶことでこれまでの体験が継続できる才能に変化するとき2021年6月10日双子座で日蝕(新月)となります(金環日食)。この日蝕の星読みをレポートしていきます。 魂の深いレベルで...
月は逆向きに使うとき、太陽の意志を受け取れる~後退し過去の自分を糧にして脱皮するザリガニと双子座水星逆行スペシャル振り返りムーンノートワーク先日、5月12日牡牛座新月(リリスが合)の夜、マルセイユタロットの「月」のカードとともに少しタロット瞑想を行いました。 https...

でね。

2011年3月11日、3.11が起きた瞬間のチャートを出すと、月は双子座0度にあります。そして、この2日後の2011年3月13日に双子座で上弦の月になるのですよ。
そして、2022年3月10日も双子座上弦の月でした。

2022年3月10日双子座上弦の月~ かつての体験の中にネガティブさだけではなく自分の情熱を見出すことで自他の喜びをすり合わせていく安定した土台をつくるための意識の転換をするとき2022年3月10日双子座で上弦の月となります。この双子座上弦の月の星読みをレポートしていきます。 幼少期の思い出や家系の...

すごく興味深いことに、2022年3月11日現在、セレスは双子座6度付近にあります。
3.11の夜~翌日にかけて、月はまさに双子座6度付近を通過していました。

今天にある双子座6度のセレスは、3.11のときに天界へのゲートをくぐっていった人たちが見ていたはずの月の位置に近いところにあるということです。

昨日セレスの記事で、

セレスの象意として一見ネガティブなもの(大切な人の死)があるわけですが、最終的にはその経験ですら、より高い次元の植物的な愛(利己性・獣性から離れた愛)に向かうために必要な経験だということも、同時に示されているというのがポイントですね。

たとえ何かを喪失してもそのことをきっかけにより大きな愛に開いていくのであれば、私たちからは何も失われることはない、ということを教えてくれるのがセレスなのだと思います。

セレスはエレウシス秘儀と関わると言われており、エレウシス秘儀とは人間の不死性に関わる秘儀なのですが、まさにそれを体験させてくれるのかもしれません。

と書きましたが、11年が経過した今だからこそ、3.11の意味をより高い次元から理解することがようやくできるのかもしれません。
今、月相サイクルが刺激する3.11の記憶に、セレスがそっと寄り添って新しい理解(魂のが不死であるということ)をくれている感じがします。

亡くなられた方への祈りを捧げることは、私たちと彼らとの間の絆を深め、よりよい地球を作り上げるためのサポートになるといわれています。
今日は14時過ぎから少し時間を取ってお祈りをしようと思います。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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