オノ・ヨーコと太陽セレス合。大切な家族に先立たれることで高次の愛に目覚めるという経験。
2月14日にリリースした小惑星講座、早くも受講後ご感想をいただきました(*´Д`)嬉しいな~
でね。私の講座では、多岐にわたる文献を参照しながらすごく深~~~く小惑星の意味を掘り下げています。
たとえば、ベスタ=投資という意味があるとか、
ジュノー=個我意識と関わっているとか、
その他いろいろ・・・。
でね。
実は、小惑星セレスってその意味するところは多岐にわたるのですよ・・・単なる「母性」だけではないの。
中でも、セレスの意味として、大切な人を亡くす・先立たれる(寡夫・寡婦)というものがありますよ~というのをお伝えしているのですが、これは単純に「当たった!」というだけで終わらせず、この辛く悲しい一見ネガティブなできごとが、実は私たちにより大きな愛に開いていく可能性をも与えてくれるものだということを合わせてここに書いておきたいなと思っています。
セレスの愛というのは植物を育てるという愛なので、いわばバーテックス講座で扱っているような「高次の植物としての愛」にも通じる要素を持ちます。
その例として、オノ・ヨーコをあげたいと思います。
まず、オノ・ヨーコといえば、ジョンレノンを失った寡婦でもあるのですが、彼女はジョンレノンの死の後、より一層チャリティ活動、特に子どもに対するチャリティ活動を盛んに行うようになります。
オノヨーコの場合、太陽とセレスが合で5ハウス。さらにノースノードも近くにあります。この配置を見ると、いかにも芸術家って感じですよね。夫との恋愛・パートナーシップと芸術活動が一緒になっている感じですね。
元々オノ・ヨーコはジョンレノンと一緒に平和活動とかしていましたが、ジョンレノン(夫、太陽)が亡くなったことで、オノ・ヨーコの太陽セレス合の秘めていた愛の範囲が拡大して、子どもたちへの慈善活動(ノースノード魚座5ハウス、太陽セレス合、水星もノースノードに近い)への熱意となったように感じます。
こんな風に、セレスの象意として一見ネガティブなもの(大切な人の死)があるわけですが、最終的にはその経験ですら、より高い次元の植物的な愛(利己性・獣性から離れた愛)に向かうために必要な経験だということも、同時に示されているというのがポイントですね。
たとえ何かを喪失してもそのことをきっかけにより大きな愛に開いていくのであれば、私たちからは何も失われることはない、ということを教えてくれるのがセレスなのだと思います。
セレスはエレウシス秘儀と関わると言われており、エレウシス秘儀とは人間の不死性に関わる秘儀なのですが、まさにそれを体験させてくれるのかもしれません。
というわけで、小惑星講座は掘り下げまくり、深めまくりでボリューミーになってしまいましたが(笑)お手頃価格で提供しています。これから先小惑星たちもどんどん作用が強まる時代になると思いますので、良かったらご一緒しましょう~! 4月からはZOOMシェア会祭をしますよ^^