2018年5月9日木星と地球の結び(ヘリオセントリック会合)と2018年11月26日木星と地球の開き~聴いてそして話すオウムと歩くことを学んでいる小さな子ども
2018年5月9日、木星と地球の会合(地球暦では木星と地球の結び)が起きます。これは、太陽から見て木星が地球と合になるときです。このときのエネルギーは、2018年11月26日に木星と地球がオポジション(衝、地球暦では木星と地球の開き)になるときに結果として現れてきます。
地球とある天体の会合周期はヘリオセントリック(太陽中心)の出来事ですが、ジオセントリックでも地球とある天体の会合中は、その天体が逆行するなど関連があります。
この記事では、ヘリオセントリックで木星と地球の合・衝が起きる2018年5月9日と2018年11月26日の2つの日付の木星の位置とサビアンシンボルから、2018年5月9日の地球と木星の会合の意味を探っていきます。
この記事の目次
2018年5月9日 木星と地球の会合(ヘリオセントリック、地球暦では木星と地球の結び)のホロスコープと木星のサビアンシンボル
木星は蠍座18度なので、サビアンシンボルでは蠍座19度になります。
- 聴いてそして話すオウム(A parrot listening and then talking)
2018年11月26日 木星と地球の衝(ヘリオセントリック、地球暦では木星と地球の開き)のホロスコープと木星のサビアンシンボル
木星は射手座3度なので、サビアンシンボルでは射手座4度になります。
- 歩くことを学んでいる小さな子ども(A little child learning to walk)
2018年木星逆行タイムテーブル
2018年5月9日の木星と地球の会合の意図と結果をサビアンシンボルから考える
会合周期は、月の満ち欠けのサイクルと同じで、新月に当たる会合(結び)のときに意図を設定し、満月に当たる衝(開き)のときに結果を受け取ります。
今回の木星のサビアンシンボル2つを並べてみると、
- 蠍座19度 聴いてそして話すオウム(意図、会合・結び)
- 射手座4度 歩くことを学んでいる小さな子ども(結果 衝・開き)
になります。
意図を表す会合・結びのときの蠍座19度のサビアンシンボルは、聴いてそして話すオウム。これは、自分以外の大いなるもの、ソースからの言葉を受け取り、それをそのまま話すという度数で、いわゆるチャネリングや神託などと関わっています。
他者との深いレベルでの一体化と変容を意味する蠍座サインなので、オウムは、単にチャネリングをするというだけではなく、聴いては話すという一連の行為の中でどんどん変容していき、つながっているソース、言葉の発信源と一体化していきます。
この度数は真似や模倣とも関わる度数ですが、蠍座的な模倣なので、単なるコピーや受け売りではなく、全身全霊での変容を伴うというところがポイントです。その結果、依存先であったソース・本家本元とは違う存在へと生まれ変わっていきます。
この会合の度数の結果を表す衝(開き)のサビアンシンボルは、射手座4度の歩くことを学んでいる小さな子ども、です。蠍座19度から射手座3度への流れは、飼い主の言葉を鵜呑みにしてそのまましゃべっていたオウムの状態から、親の庇護を離れて自立への第一歩を踏み出す状態へと成長していくことを示しています。
木星に関してこの度数がきているということは、2018年5月9日の会合では、自分の真実・そしてその真実に基づいた豊かさや叡智を見つけるために、まずはお手本となる人・存在からのメッセージを寸分違わず受け止めて実行するということが大切だということです。2018年5月9日ごろに見つかった自分にとっての豊かさや叡智を体現しているような模範やロールモデルになりきってみたり、あるいは師匠やメンター言われたことをそのとおり忠実に実行してみましょう。そのとき、言われたことやおすすめすることの50%だけ実行するとか、一部だけ取り入れるのではなく、相手と一体化するくらいやりきるという姿勢が大切です。その結果、自分自身が変容していき、2018年11月26日ごろには、自分らしい真実がつかめるようになっており、ハートの真実に基づいた豊かなライフスタイルを歩みだせるようになっているはずです。