2021年7月17日天秤座上弦の月～美しい基準に心を揺らしながら調整を重ねることで過去の固定された回路から抜けて安心できる具体的な土台を得るとき
高橋ともえ
パクスルーナ PAXLUNA 星読み風水
2022年5月16日蠍座満月（月蝕、ウエサク満月）～命の喜びの中に小さきものへの眼差しを忘れないことで本当の理想郷を見出すとき
高橋ともえ
2022年5月16日蠍座満月となります。※この満月は月蝕でウエサク満月です。この満月の星読みをレポートしていきます。
これまでずっと楽しみだと思ってきたことに執着しやすい時期ですが、単に昔からずっと慣れ親しんでいるからという理由だけで、その楽しみに執着していないかを一度問うてみる時期が来ています。
自分ひとりでは同じパターンから抜けられないので、思い切って友達と一緒にワイワイ交わってみたり、新しいコミュニティに入ってみることもおすすめです。その時にポイントとなるのは、肩書や利害ではなく、心の安心感を感じられる人々を選ぶことです。
身近なところで完結する慣れ親しんだ行動パターンや発想の中で、知らず知らずのうちにがんじがらめになっている可能性があります。実は、「これが私は好きだ!楽しいんだ！」と思っていることが、兄弟姉妹や近所の人たちがやっていたことを、ただなんとなく受け継いでいるだけということが多いでしょう。それは確かに、あなたが今いる環境の中で人と調和してうまくやっていく上ではメリットがあったことですが、今は、少し遠くに視線を向けてみることが吉となります。
自分の身体の感覚を大切にして違和感なく体の軸が定まるような、ちょっと遠くの理想に視線を向けていくことで、本当に自分がこれだ!と手ごたえを感じられるような理想が見つかるでしょう。そして、その理想の世界においては、人間を支えてくれているどんな小さな命もないがしろにされずに喜んでいるということに気づくはずです。
これまで自分が、あるいは自分に対して、絶え間なく（無償で）奉仕をしてくれていた人、もの、存在を客観的に評価できたときに、過去から未来への大きなシフトが起きてきやすい時期です。当たり前にしていて無自覚になっているものをカウントして書き出してみるという作業も、今回の満月では特に有効なワークです。
命の喜びの中に小さきものへの眼差しを忘れないことで本当の理想郷を見出すときです。
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1981年生まれ。
魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。
訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』（ヴィジョナリーカンパニー）、『四気質の治療学』（フレグランスジャーナル）がある。詳しいプロフィールはこちらから。
