2018年6月20日19:50 乙女座上弦の月 正しさへのこだわりを手放して集団と関わることの摩擦を受け入れると安らげる出会いが待っているとき

高橋ともえ

2018年6月20日19:50(東京時間)乙女座で上弦の月となります。今回の乙女座上弦の月の星読みレポートです。

この記事の目次

6月21日の夏至の星読みも合わせて参考にしてください。

2018年6月20日乙女座上弦の月のホロスコープ

2018年6月20日乙女座上弦の月

2018年6月20日乙女座上弦の月の星読み

魂の深い欲望と執着を表す冥王星は1ハウス山羊座20度で逆行。
自分の権威や地位といったものが自分らしさとイコールなのだと思ってきたかもしれません。そんな自分のアイデンティティに対して見直しが入っています。

冥王星は、7ハウスの蟹座の水星・パラスの合とオポジション。水星・パラスはディセンダントに合。
本来のあなたは、アットホームで友愛的な人間関係を求めているはずで、今こそそんな出会いに恵まれるときです。

冥王星・水星のオポジション軸に対して、3ハウス牡羊座のエリス・ジュノーがスクエア。
心がざわざわするような、場合によっては言い争いにもなりかねないような身近な人との摩擦的なコミュニケーションが試金石となって、あなたが自我の砦から降りて、他者との共感的な出会いに向かえるかが決まりそうです。

過去から続けてきたパターンを示すドラゴンテイル(サウスノード)は水瓶座1ハウスで火星が合。
「客観性」や「合理性」を持ち出して自分の正しさを主張し、時には闘争的に押し通そうとしてきませんでしたか? 

未来に向かうべき方向性を示すドラゴンヘッド(ノースノード)は獅子座7ハウスで金星が合。
こじらせてしまった「正しさ」の檻から出て、もっと無邪気に他の人と喜びを分かち合って楽しく遊びたいと思っているだけなのに。

金星に対して12ハウスの山羊座の逆行する土星が150度。10ハウス蠍座で逆行する木星が、火星・ドラゴンテイルと金星・ドラゴンヘッドのノード軸に対してゆるやかなTスクエアの配置。
「正しさ」の檻から出るために、もっと社会と深く関わってみましょう。これまで敬遠してきたような、集団との関係性や、血族や親族との再会などがあれば、積極的に参加してみましょう。そうすれば、不思議なくらい簡単に創造的な人間関係に出会えるでしょう。たとえそれが、あなたらしくないパターンだと思えたとしても、いったん巻き込まれてみることではじめて見えてくる景色があるはず。その際に、心の奥深くに秘めてきた苦味が、どうしてもその喜びへのフルコミットを避けさせるかもしれませんが、傷ついた経験を程よい監視役にしながら、はじめてプールに入るときのように、少しずつ足を水にひたすように、喜びにひたる練習をしましょう。

太陽と月はそれぞれ双子座と乙女座の最後の度数、それぞれ6ハウスと9ハウス。
自分は足りない!という劣等感と、自分の方が知ってる!という優越感の間で揺れ動きながら、内面(思考)のチェックをするときです。相反する思考を整えるのに最適な時期がきています。

3ハウス天王星が9ハウス月に対して150度。
今、ニュースや近所がざわざわと騒がしく感じるかもしれません。しかし、そんなノイズにも振り回されないような高い理想にフォーカスしていきましょう。

蠍座木星・魚座海王星・蟹座水星(とパラス)の間で水のグランドトライン。獅子座セレス・射手座ベスタ・牡羊座エリスとジュノーの間で火のグランドトライン。
もともと今は、多少の騒ぎや揺らぎがあっても、感情面でも行動面でも調和の取りやすい時期です。

このチャートの結果を表すMCは蠍座。
最終的には新しい血族・新しい親族と思えるような人々との出会いに向かっているのだと知ってください。そこに、あなたの真実の安らぎがあります。

2018年6月20日乙女座上弦の月の星読みまとめ

まとめ

自分は正しいのだという檻の中から出て、積極的に他者と関わるべき時期が来ています。多少ざわざわしたり騒がしいと感じても、まさにそのコミュニケーション自体があなたを変える可能性を持っています。これまで敬遠してきた集団や社会との関わりを持てば、そこに喜びのある人間関係を再発見するかもしれません。多少逸脱していると思えても、感情・行動両面で調和の取りやすい時期です。最終的には、自分の新しい血族・親族と思えるような安らげる人々との出会いが待っています。

6月21日の夏至の星読みも合わせて参考にしてください。

月に4回程度配信中・最新情報はメルマガから
Zoomセッション&メール鑑定 全国海外どこからでも受けられます

個人セッション・コース・メール鑑定

リリースしたらご案内を差し上げます

今後リリース予定のオンライン講座

ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
関連記事
こちらの記事もどうぞ
記事URLをコピーしました