占星術コラム

2022年の立春図から春分図への流れを読んでみる~先祖から受け継いできたものの中にある自分生来の力に気づいて喜びながら灯台のように内なる炎を自分の持ち場で燃やす

2021年に引き続き、2022年も四立図と四季図の両方を読んでみたいと思っています。

※2021年の記事はこちら~

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なお、立春図と春分図を両方読むというやり方の説明を上記記事から引用しますね。

今年から新しい試みを始めたいと思います。それが、不動宮15度に太陽が入るタイミングのチャート(立春、立夏、立秋、立冬のチャート)を、いわゆる活動宮0度に太陽が入るときの図、マンデン占星術で扱われる春分図、夏至図、秋分図、冬至図に加えて読んでみるというものです。

なお、不動宮15度については、戦前~戦後にかけてのドイツ系の占星術師や、ルディアが注目していますね。
私もこのブログで何回か記事を書きました。

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簡単にまとめると、不動宮15度は、活動宮0度で具体的にあらわれてくる現象の意図を示しているというのです。

ちなみに・・・ここで東洋人の我々だったらピンとくると思うのですが、もともと東洋では1年の始まりは春分というよりは立春じゃないですか。

そう思うと、ある1年を占うときに立春図もあわせて読む、というのはかなりしっくりくると思いました。

というわけで、2022年の立春図と春分図読み~~

アセンダント山羊座に冥王星が乗っかり、その支配星の土星は水瓶座で太陽に合で1ハウス。

表向きは超山羊座的な顔つきなんだけど、中身はバリバリの水瓶座ww

2023年以降の冥王星水瓶座時代の準備のために、冥王星山羊座時代のあれこれをまとめて総括し、今後見せていく自分の「顔」のために「骨格」を変えていくというテーマがありそう。

特に冥王星は、サウスノード蠍座の支配星でもあるので、過去の伝統や遺産を悪いことも含めて棚卸して総決算していくという1年になりそうです。

山羊座の冥王星のそばには逆行中の水星もあり、冥王星山羊座時代、あるいは土の時代の復習をしている感じがします。

一方で、水瓶座0度に入った小惑星ジュノーは、2020年12月の冬至ごろのグレコンのエネルギーをリマインドしているようですね。確かに入り口は山羊座だけど、中身は水瓶座なんだぞ、分かってる~? みたいな(笑)

ノード軸は、サウスノード10ハウス蠍座・ノースノード4ハウス牡牛座。

絶対に崩れないと思われていた牙城のような権力構造、特に金融や巨大利権や権力に関わる組織の悪しき面や腐敗がどちゃーっとだだ洩れてきそうです。

その一方でよりローカルなものへの関心や身近な家庭環境を整えること、あるいは狭い範囲での悦や快の追究には向いている時期です。半径5km以内で完結するような経済圏が流行する可能性。商店街的な文化の復興があるかもしれません。食糧の自給自足への関心もより一層強くなる予感がします。

ノースノードとサウスノードそれぞれの支配星(副支配星)の金星と火星が山羊座で12ハウスに入り、合となっています。

社会に依存しないで家庭や地域など、自分(たち)でコントロールできる範囲に集中するという流れが、もう心の中では既に覚悟できているということも示唆されています。そばには小惑星ベスタもありますので、誰かのせいにするとか文句を垂れるというよりは、ストイックに大人の自立心を持って行動することが吉になりそう。

ちなみに2022年の「過去から未来へのシフト」の動きは、それほどドラスティックなショックを受けるようなものではなく、「そうなるよね」という予測路線という感じです。コロナショックのときのような衝撃的な感じというよりは、ここ数年鍛えられた心のインナーマッスルを使って、ある意味では楽しく情熱を見いだしながら過去から未来へシフトしていく感じです。

そして、3ハウス牡牛座の天王星と金星・火星がトラインなので、やはりSNS界隈は自分の感覚に基づいた多種多様な意見で賑わいを見せるでしょう。しかし、最終的にはその賑わいはあくまでも、心の奥深くでつながれる隠された・クローズドなコミュニティへと流れていきそうです。

金星・火星は9ハウス蠍座のヒュゲイアともセキスタイルなので、裏も表も知った上で心の奥底の本音を真実として受容することこそが私たちの免疫力をUPすることなのだと気付く人も増えそうです。

なお、3ハウス牡羊座準惑星エリスと12ハウス山羊座冥王星・逆行中の水星がスクエアなので、SNS界隈で物議を醸しだすような情報が今年1年やはり炎上したりクローズアップされるでしょう。しかし、そうした情報を受容するかどうかをそれぞれの人が心の奥深く出徹底検証しながら確認していく必要があります。

そして注目の月は2ハウス魚座に入り、海王星と合です。

この月と海王星のペアは、自分(たち)、つまり日本人が持っているスピリチュアリティや癒しの力、芸術性といった才能や資産があるということに気づくというテーマがありそうです。

2ハウスには他に木星や小惑星パラス、キロンも入ります。

より現実的な見方をするならば、2ハウスは資産という意味で言うと、この時期ある種の福祉政策が取られ、もしかすると人によっては持っている資産(特に金融資産)が没収・目減り・消滅するかもしれません。しかし同時に、木星やパラスが入っていますので、何らかの経済に関する恩赦的な知恵ある政策(ベーシックインカム?)などが出る可能性もあります。

アセンダント山羊座、MC蠍座で、それぞれの支配星がアセンダント~1ハウスに入っていますので、自分に全集中することが何よりも重要な感じですね。国レベルで言うと、他国がどうのとかじゃなくて超自己中心的になる感じでしょうか。

ちなみに、小惑星キロンやエリスは射手座ですが、いわゆる10天体だけで見ると立春図では火のエレメントがありません。

おそらくこの時期、政治の面でリーダーシップ不在というか、政治が混乱する、みたいなことになりそうです。岸田内閣大丈夫かなーーって感じですねーー;

しかし、この状態というのは、こちらの拙著の理論で言うと、

火のエレメントの欠乏は「凶意」ではなく、むしろゾディアック次元から直接火のエレメントの影響を受け取れる「隠された火のグラントトライン」が形成されていると読めます。

つまり、私たち一人一人が、外側のリーダーに頼るのではなく、自分自身の内側でリーダーシップを育む超好機だということです。

なお、立春図ではノースノード牡牛座に、小惑星セレスと準惑星セドナが寄り添っています。セレスとセドナのペアから感じるのは、母神的なエネルギーと食糧の問題ですね。この3つのセットについては、また別記事で書きます。かなり重要なので・・・

そして、春分図。

春分図は、2ハウス水瓶座で惑星集中となります。

特に注目なのは、立春図では山羊座でできていた金星火星の合が、春分図では水瓶座へと移動していること。

今年1年のノード軸(ノースノード牡牛座・サウスノード蠍座)それぞれの支配星(副支配星)である金星と火星は、水瓶座の2ハウスへ。

立春ごろ日本では、もしかすると自分(たち)が持っている財産や生活、資源に関して何らかの失望や幻滅的なことが起きてくる可能性がありますが、春分の頃にはいよいよ、一種のベーシックインカム的な富の分配政策がスタートするかもしれません。

あるいは、立春の頃自分の癒しの力やスピリチュアリティに目覚めた場合は、この時期からいよいよ自分の才能を広くコミュニティのために分かち合う行動に出るということがあるかもしれません。

いずれにせよ、画一的な読み方は難しいですね・・・ある人にとってはゲインであり、別の人にとってはロスである。そんな感じがします。物理的な喪失とそれ以上の何かを獲得するというイメージがあります。

2ハウス水瓶座の天体群の中でも、土星がノード軸に対してスクエアになっているのがポイントです。

ノード軸は、ノースノード牡牛座が5ハウス、サウスノード蠍座が11ハウスに入っており、自分が満足できること(だけ)をがめつく追求したい気持ちや内輪ウケ的な楽しみに耽溺する気持ちが過剰に強くなるかもしれません。また、過去に達成した既得権益や腐れ縁的な友情関係に引っ張られたり、過去から自分に依存している友人やコミュニティからたかられるようなこともあるかもしれません。

しかしこうした現象が出てきたときは、2022年1年を通じて必要とされている自分の才能・リソース・資源を世界や人類に貢献するような未来のために使っていくという大切な動機を損ねないか? という視点からの大人の視点での厳しい見直しが強く迫られます。

11ハウス蠍座サウスノードは、日本が依存してきた、あるいは日本に依存してきた国際社会とも読めます。主に平成の30年の間に日本の発展を不当に抑えるように働いてきた国際的な金融ルールとその中で決められてきた日本の不利な立場や恨みが、いよいよ浄化・解放(清算)されるような気がします。しかし、日本もまた他国に依存しています。この1年食糧自給率が低くサプライチェーンにおいて他国に依存している日本の弱さが提示されるとも読めます。

いずれにせよ、目指すべき方向性はノースノードのある5ハウス牡牛座。モノづくり国家として名をはせてきた日本が、職人的なクリエイティビティを発揮してワクワクするようなものを創造していくこと、あるいはそうしたものをベースにした一種の「祝祭」がキーとなります。そしてそのためにこそ、国際社会に普遍的に通用する日本独自の技術、資源や才能(人材)を使うべきどいうことです。

過去からのずぶずぶの依存関係で成り立つ実体のない超巨大権力・既得権益や、崩壊がすさまじい(主に金融資本主義をベースとする)国際社会に対して、日本が人道的支援の美名のもとに人材や財産の流出・垂れ流しをせず、新しい時代の喜びのために自分たちの職人的な技術力を損得勘定をしっかりした上で守りながら自分たちの喜びに投入する、ということが求められています。

春分図の4ハウスのICには、キロンと小惑星パラスが合。もしかすると国土の脆弱さ(地震等)や災害等による傷が出る1年になるかもしれないけれど、同時にそれを乗り越える知恵もまた出てくる時期でしょう。
あるいは、日本という国やローカルなルーツの中に備わっている古くて新しい叡智、特に女性が担い手である癒しや医療を再発掘するというパイオニア的な動きが出てくるかもしれません。その土地その土地の女神が守護する野生種や在来種などの植物や地域独自の代替療法的な医療の在り方などです。そして、そうしたものを発掘すればするほど、日本という国の国土の物理的な傷だけではなく、ルーツの傷やネガティブなセルフイメージが癒されていきそうです。

なお、11ハウス蠍座にはヒュゲイアも入っています。この後、サウスノードにヒュゲイアが合にあるあたりで、ワクチンビジネスの闇や現在の医療体制の不備などが明るみに出ることがあるかもしれません。※その日付については後日計算してみますね。

興味深いことに月は10ハウスで天秤座の最後の度数となっています。月は国民を示すという意味で言うと、国民の中からは日本の平和的なソフトパワを使って一目置かれるリーダー(ただしそれは牡羊座的な引っ張っていくリーダーではなく、色々な立場の人を調和させるリーダー)的な存在が出てきて、しかもそれが1つの老成した完成形となりそうです。天秤座はあらゆる利害関係を考慮して自分の立ち位置をエレガントに把握するという質があるので、どこか特定の土地とか業界のトップとかそういうものがクローズアップされるというよりも、全体の中でここが自分の立ち位置だと理解して周囲と調和する形が求められてもいます。

ちなみに、2021年立春図の月は12ハウス蠍座0度でしたので、この2022年の春分図の10ハウス天秤座の最後の度数の月とほぼ合です。2021年に根回しを丁寧にして根っこを養ってきたものが、2022年1年を通じて業績となる仕事となって結実していきそうです。

なお、立春図では火のエレメントは欠乏しており、春分図でも火のエレメントは太陽だけ(シングルトン)になります(※いわゆる10天体のみを考慮し小惑星等は除いています)。※ちなみに火のエレメントの欠乏は2021年前半もありました~。鬼滅の刃の煉獄さんじゃないけど、「心を燃やせ!」の時期ですね^^

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つまり、外側から与えられる火(リーダーシップ、精神性、権威、情熱、ワクワク、祝祭)の不在によって、否応なく日本に暮らす一般庶民が自分の内側の火を燃やさざるを得なくなるため、今年1年かけて、私たち国民ひとりひとりが、自分の中にある火を燃え立たせ、精神的なリーダーシップをベイビーステップで習得・体現していく必要がある年になりそうです。

なお、春分図のアセンダントは射手座で、日本では精神性のリーダーシップを今年1年間追求するとともに、世界各国に対して精神性のリーダーとして自分たちを見せていく年になります。
火のエレメントが欠乏しているということは、誰か一人の特別なトップ(首相、天皇、大企業のトップ等)ではなく、日本に暮らす人全員がそれぞれの持ち場で自然に当たり前に自分の立ち位置を考えた行動を取るという受容型のリーダーシップを体現できるかどうかが大切だということです。

2022年は、2021年ほどではありませんが、牡牛座天王星と水瓶座土星のスクエアは引き続き有効です。持っていない・足りないということを前提にした豊かさの付け替えや施しによる平等ではなく、すべての人が自己実現を通して豊かさにつながれる才能と資源を持っているのだという前提に立った技術を駆使した機会の公正さへと、天王星意識がシフトアップしていきます。

今年は天王星食もあり、さらに天王星とノースノード牡牛座の合が夏ごろに形成されます。

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リーダーシップを他人に依存したり期待する心理の奥には、自分は無力だという諦めがあります。確かに、これまでの社会の仕組みや構造(ランクやヒエラルキー)の中でその無力感が強調されてきた側面もありますが、同時に、依存心を助長することにもなっていました。しかし今、テクノロジーの発達や社会の成熟によって一人一人が自分にしかない固有の能力と才能を発揮する自己実現の機会がどんどん開けていることに気づき、自ら行動するかどうかが問われています。

2022年は、東洋の暦で見ると壬寅の年なので、降り注ぐ水を受け取りながら地中でいよいよ植物の芽が出てくるという時期。同時に五黄の寅なので、強いリーダーを意味する年でもあります。しかし、上述したように、西洋占星術の観点から見ると、外側(政治、経済、宗教)の世界に求心力のあるリーダーの到来を求めると幻を掴む可能性があります。どこかの強いカリスマの号令がかかるのを待つのではなく、私たち一人一人が自分なりのリーダーシップを発揮し、自分の持ち場で周囲を良い意味で感化できるような炎になれるかどうかが強く問われる1年になるでしょう。

そして来る2023年(再来年)は、いよいよ冥王星が水瓶座に入ります~! 2023年以降はより一層社会のこれまでの安全構造があってなき時代になりますので、2022年は自分の情熱に静かに耳を傾けていくことがより一層大切になりますね。

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高橋ともえ
1981年生まれ。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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