2022年日本の冬至図と小惑星ヒュゲイア~山羊座初期度数での太陽とヒュゲイアとアセンダントの合
小惑星講座PARTIの準備と並行して、年間リーディングをちらちらその間に行っています。その中で、私がお!と思っているのが2022年冬至図の配置です。なんと、2022年冬至図では、射手座最後の度数のアセンダントに、山羊座初期度数で太陽とヒュゲイアが合なのですよ~。
2019年後半から小惑星ヒュゲイアが特徴的な動きをしているという話をチラホラこのブログでも書いていますが、2022年の冬至は、太陽とヒュゲイアが合なので、おそらく日本ではコロナ禍に対しての一つの節目(コロナの指定感染症からの除外やランクの降下等)が起きてきそうだな~と思っています。
※私の星読みでは、東洋のように立春からを1年のスタートと考え、冬至がゴールと考えています。冬至から次の立春までの約45日は、端境期というか前年と翌年のエネルギーが混在する時期と思っています。
冬至の配置自体は世界各国共通ですが、日本の時間で出すと太陽・ヒュゲイアの合がアセンダントにばっちり重なるので、日本では2022年冬至の頃には少なくともコロナ禍に対して一つの結論(終息?特効薬?)が出るんじゃないかと私は思っています。
さらに言うと・・・2022年冬至図で太陽と小惑星ヒュゲイアが合なので、おそらく国家レベルで、今回のコロナ禍を踏まえた上での次の時代の大きなビジョンみたいなものを描く時期になると思っています。
なぜなら、ヒュゲイアは信託や夢と関わる星だから。
今私が準備を進めている小惑星講座PARTIでは、2019年くらいから注目されているヒュゲイアの情報も盛り込むのですが、調べてきて分かったのが、ヒュゲイアは、医療、特に予防医学や衛生観念に関わると言われていますが、実際にはそれ以上の役割を担っているということです。
一言で言うと、ある種の「神託」「夢」と関係するのがヒュゲイアです。ただしこの「神託」「夢」は、決して個人レベルのものではなく、国家やコミュニティを統べるような大きな理念や理想と言っていいレベルのものです。
もともと感染症や疫病というのは、多くの人を巻き込む病であり、国家やコミュニティの存亡の危機と結びつきます。そうした状況における「予防」「衛生」というのは、単純に物理的な対策だけではないということです。
たとえば、集団が危機的な状況、生存の危機にさらされたときこそ、そういう集団を統べるビッグビジョンや天啓レベルの夢が必要となります。こういったコミュニティや集団の瓦解を防ぐための精神的な予防薬としての「神託」「夢」がヒュゲイアの司る領域になります。
ヒュゲイアの軌道周期を調べていくと、キロンとの関係性がかなり強く出ます。そして、いわゆる50歳前後に起きるキロンリターンとヒュゲイアの軌道周期はシンクロしていますし、その後100歳前後に起きる2回目のキロンリターンとも関わります。
こうしたヒュゲイアの軌道周期の特徴を見て、ヒュゲイアは、閉経した後のシャクティが霊化した女性、共同体の癒し手としてのメディシンウーマン、巫女的なおばちゃん・おばあちゃんたちのエネルギーと関わるのではないかと私は感じています。
古代の母系社会や女神信仰の社会では、閉経後の女性はいわゆる族長などの政治家になったり神事などを司ることもある存在でした。いわゆる政治(まつりごと)をする中高年の女性たちですね。
閉経するとは、生殖や恋愛など世俗的なことや個人的なことのためではなく、霊的で非個人的なことに性エネルギーを使える準備ができたということだったからです。
だからこそ、これらのヒュゲイア的な女性たちが下ろしてくる「神託」「夢」は、共同体全体の指針として敬意を払われてきました。
このように、ヒュゲイアの「癒し」は、単なる肉体レベルのものではなく、政治や社会の軌道修正的な側面があるのです。もともとが、感染症や疫病に対抗する薬の女神ですから、非常に広範囲にわたる影響力を持つのですね。
そういうわけで、ヒュゲイアは個人のチャートでも配置次第で非常に際立った特徴を持っていると感じています。ヒュゲイアが強く出る人は、色々なジャンルにいまして、すぐに思いつくような医療従事者以外に、政治家や国民的なアイドルみたいな人達にも頻出しますし、社会的に影響力が大きな人にも見られます。
2022年の日本の冬至図はとても興味深いなと思っています。
個人レベルでも、2022年の冬至ごろに、一つの集大成として自分自身の人生の大きな夢を見るということが起きてくるかもしれません。
ヒュゲイアについての情報も盛り込んだ小惑星講座PARTIは2月半ばくらいにリリース予定です。
こちらにご登録いただきますと、リリースしたらご案内しますね。
[2022/2/16追記 小惑星講座PART1 リリースしました!こちらからお申込いただけます]