ネッソスとジャニー喜多川さんのホロスコープ。ヘラクレスとヘラの和解のために
よ~~~やく、キロン講座のネッソスのパートをリリースできました。お待たせしております皆様、すいません!これから個人資料も追加していきますね!
さて。
私の講座って、おこがましいですが、時代意識との二人三脚?というか、その時代ごとに必要とされている情報を反映させていると思っています。その流れでいうと、今回ネッソスのパートをリリースするタイミングが、今年の1月ではなく6月まで延びたことにも意味があったと感じています。※お待たせしておりました皆様、すいませんでした~!
というのが、おととい、講座のスライドを作成していた時に急に、「ジャニー喜多川さんのホロスコープを見た方がいい」というインスピレーションがありました。時々あるんですよね~。小惑星講座PART1のときとかも、突然「チャングムでヒロインを演じたイ・ヨンエさんの星を見た方がいい」って思ったし・・・。
・・・こういうインスピレーションがくるときは、ものすごく高い確率で意味のあることなので、即、ジャニー喜多川さんのホロスコープを出したら・・・
なんと、ジャニーさん、めちゃくちゃ、ネッソスが効いている人でした!
それで、ネッソスのチャート事例として、ジャニー喜多川さんを採用したんですよね。
この場合の「ネッソスが効いている」の意味は講座で詳しく解説していますが、ネッソスの公転周期のおよそ120年に1回しかないようなタイミングに、ちょうど太陽と地球とネッソスが特殊な配置になるタイミングだったわけです。
2023年6月現在、メディアはジャニーズ事務所のことで話題が持ちきりですが、これは今年の1月の段階ではまだまだそうではなかった。そういう意味でいうと、やっぱりこのタイミングでネッソスのパートをリリースしたのは意味があったなと思います。
他にもネッソスが面白いなと思うポイントは、ネッソスは、ヘラクレスが神になり、天界にのぼり、ヘラと和解してヘラの娘であるヘーベーを娶ることになる遠因を作っているということです。
つまり、ネッソスが血を使ってヘラクレスに復讐をしなければ、ヘラクレスは真の意味で神にはなれなかったということです。ある意味、「災い転じて福となす」の作用をするのがネッソスです。
そして、この場合の「和解」する者同士とは、ある意味では家族や同根の存在でありながら、時代の流れの中で一方が他方を深く憎むようになった、そういう者同士です。
実は、ネッソスに関係して非常に興味深いことがあります。それが、ネッソスが発見されたとき、占星術師が天文学者に「この天体にはネッソスという名前はどうか?」と提案し、天文学者がそれを受理したということです。
そして、それ以来、ケンタウルス族天体の発見にあたては、占星術師と天文学者が協力しながら命名を考えるという体制ができたそうなのです。
これ、何気にすごいことですよね!?
ご存知のように、占星術と天文学は、かつては1つのものでありながら、時代がくだるにつれて分裂し、現在では(特に天文学の側から)占星術は批判されています。
シュタイナーなどによると、これからの時代は再び天文学と占星術が融合すると言われていますが、ネッソス以来、その新しい時代の芽が出たというのはとても興味深いなと思います。
なので、ネッソスのもたらす呪いや復讐、そして悲劇的な死と苦しみは、最終的にはもっと根源的な「和解」をもたらすともいえるのです。
そういうネッソスのテーマを考えると、ジャニー喜多川さんという存在は、表面的な善悪を超えて、何かとても重要な役割を担い、新しい時代への転機を促す存在なのかもしれません。(これは、性的虐待を容認する意図での発言ではないので、ご了承ください)
ちなみに、すでに何人もの方がジャニー喜多川さんから受けた被害を告発していますが、今回特に矢面にたっている元ジャニーズジュニアの方の星も、ネッソスがとても強く効いています。
今回の出来事は、たんなる一芸能事務所の闇というだけではなく、法律の改正や、人権問題や、メディアの責任糾弾など、各方面に今回の出来事は波及していき、時代を大きく変えていくのでしょう。
ネッソス的な出来事は目をそむけたくなるような事象ですが、これを乗り越えた暁には、ヘラクレスがヘーベーと結婚しヘラと和解したように、新しい時代へと歩みが進んでいくのではないかと思います。