2019年11月12日水星と地球の結び(ヘリオセントリック会合)と2020年1月11日水星と地球の開き~聞いてはしゃべるオウムと歌っている隠れた聖歌隊
2019年11月12日、水星と地球の会合(地球暦では水星と地球の結び)が起きます。これは、太陽から見て水星が地球と合になるときです。このときのエネルギーは、2020年1月11日に水星と地球がオポジション(衝、地球暦では水星と地球の開き)になるときに結果として現れてきます。
地球とある天体の会合周期はヘリオセントリック(太陽中心)の出来事ですが、ジオセントリックでも地球とある天体の会合中は、その天体が逆行するなど関連があります。
この記事では、ヘリオセントリックで水星と地球の合・衝が起きる2019年11月12日と2020年1月11日の2つの日付の水星の位置とサビアンシンボルから、2019年11月12日の地球と水星の会合の意味を探っていきます。
この記事の目次
2019年11月12日 水星と地球の会合(ヘリオセントリック、地球暦では水星と地球の結び)のホロスコープと水星のサビアンシンボル
水星は蠍座18度なので、サビアンシンボルでは蠍座19度にあたります。
- 聞いてはしゃべるオウム
2020年1月11日 水星と地球の衝(ヘリオセントリック、地球暦では水星と地球の開き)のホロスコープと水星のサビアンシンボル
水星は山羊座19度なので、サビアンシンボルでは山羊座20度にあたります。
- 歌っている隠れた聖歌隊
2019年11月水星逆行タイムテーブル
2019年11月12日の水星と地球の会合の意図と結果をサビアンシンボルから考える
会合周期は、月の満ち欠けのサイクルと同じで、新月に当たる会合(結び)のときに意図を設定し、満月に当たる衝(開き)のときに結果を受け取ります。
今回の天王星のサビアンシンボル2つを並べてみると、
- 蠍座19度 聴いては話すオウム
- 山羊座20度 歌っている隠れた聖歌隊
になります。
意図を表す会合・結びのときの蠍座19度のサビアンシンボルは、模倣の才能を発揮しているオウムの姿が描かれています。
何かを一生懸命練習している姿ととらえてもいいでしょう。
この会合のエネルギーの結果を表す衝(開き)のサビアンシンボルは山羊座20度、歌っている隠れた聖歌隊、です。この度数では、見えないところでプロとして活躍している歌い手が描かれています。
会合のときのオウムも、衝のときの聖歌隊も、それぞれ「歌を歌う(発声する)」という特徴が共通しています。しかし、前者はまだ舞台に立つことができず、ご主人様の言葉をなぞっている状態です。それが、最終的にはプロの歌い手として、人前に出て歌を披露することができる状態になっている、というのが後者のシンボルで示されています。
2019年11月12日の水星と地球の結びのエネルギーを上手に使うためには、まずは素直に模倣や弟子入り的な立場から初めて、技能や技術を習得していくことが大切です。この時期、何かを深めていくのにとても向いていますが、我流を通すのではなく、最初はただただ模倣と反復練習に徹しましょう。その結果、2020年1月11日の水星と地球の開きのときには、一人前のプロとして人前で技能を披露できるような状況になっているはずです。