私は一時期インド占星術を勉強していた時期があります。インド占星術はスピリチュアルな教えと密接に関わっていて、瞑想とか行とかをしないと使いこなせないらしく、また、ちょっと運命論的な部分が好きではなくて、あまり乗り気になりませんでした・・・。
※ただ、インド占星術で使われているサイデリアルゾディアックや、ナクシャトラの知識は月の研究家としてはとても役立ちました。
唯一、インド占星術の勉強ですごく面白かったことがあります。それが、運命は星では完全に決まらなくて、色々な処方次第でいくらでも変えられる、ということです。
そういうわけで、古いインド占星術の伝統では、宝石を処方したり、瞑想したり、マントラを唱えたりっていう行が伝わっているわけです。
私が知り合ったインド占星術の実践者の方も、「誰がどう見ても成功するはずないというチャートの持ち主が、ガヤトリマントラを毎日108回唱えてビジネスで大成功した」と言っていたのが興味深かったです。
日本でもパワーストーンとかスピリチュアルグッズとかはこの流れの知識ですし、古神道にも金運UPのマントラとか祝詞とか伝わっていますよね。エネルギー伝授とかもこの系譜のことでしょう。
私自身もそういう行法をやっていますが、それに加えて、意志と思考の力を使うことができる、というのが現代ならではの恩恵かなと私は思っています。それによって、潜在意識をいくらでもコントロールできるし、作り変えていける時代になっていると思います。
思考は現実化する、というのは、昔から言われていることではあったと思いますが、ここまで多くの人々が異口同音に言うようになったのは、この現代という時代ならではのことです。
このブログでも何回も書いていますが、このような思考の力に大きなウェイトが置かれるようになったのは、シュタイナーでいうところのミカエルの時代ならではのことなのだと思います。
ミカエルの時代、人間は、創造主としての思考の力を発達させ、現実を変化させることができるようになる、というのがシュタイナーの考えです。今風の言葉でいうと、思考を使って潜在意識を書き換えるというようなことですよね。※だからこそ、星々が人に語りかける時代(運命が決まっている時代)ではなく、人が星々に語りかける時代(人間が星の力を活用してその成果を天界へ捧げる時代)。
つまり、人間は運命論から脱却することになります。
私自身の占星術も、基本的にはこのラインに沿っています。私は、星で運命が決まるとは全く思っていないんですよね。決めるのは人間の自我であり、意志であり、そのためのツールとして思考を使っていく、そして星は素材としては見るけど、星に先導させない、というイメージでいます。
またこの話についてはいろいろ書いていきますね~。
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