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[つぶやき]占星術は、ブレインキャンディならぬアストラルキャンディではない

占星術をやってると、その壮大さや神秘に心打たれるので、ついつい深入りしますよね。
私も、多分このブログで出している以上にいろいろなことを好奇心で深入りしてきましたが・・・(3ハウス過剰)

先日、講座に来てくださった方のおかげで、ちょっと自分のリネージ(霊統)を思い出しました。

で、最近改めてシュタイナーの「薔薇十字会の神智学」(西川隆範訳)を読んでいます。

そこから引用しますね。

単に理論的に価値のある体系を打ち建てるのではなく、現代の知の根底を認識しようとし、霊的真理を日常生活に流入させようとするときに必要なものを、薔薇十字の叡智は提供するのです。薔薇十字の叡智は頭だけでも、心だけでもなく、日々の行為の中に行き渡ります。感傷的な同情ではなく、人類全体への奉仕能力の鍛錬なのです。薔薇十字会は人類の友愛の身を目的として創設された、人類の友愛を説くだけの協会ではありません。薔薇十字会員は次のように語ります。「脚を折った人が道に倒れているところに通りかかったと想像してみてください。十四人の人々が骨折した人を囲んで温かい感情と同情を抱いたとしても、その中の一人も骨折を治療する術を知らなかったら、この十四人は感情豊かでなくとも骨折を治療できる一人の人に本質的には劣るのです」-このような考えが薔薇十字会員を貫く精神なのです。

霊的認識の日常生活への関与の可能性を、薔薇十字的神智学は提供します。薔薇十字の叡智にとって、同情心についての話は危険なものでもありうるのです。同情心を絶えまなく強調するのは、一種のアストラル的歓楽と考えられるからです。アストラル界において物質界における歓楽に相当するものは、いつまでもただ感じようとし、認識しようとしない傾向です。生活に関与しうる日常的な認識-もちろん、唯物論的な意味ではなく、霊界から下ってくる認識-を通して私たちは実際的な働きができます。世界は進歩すべきであるという認識からは、おのずから調和が流れ出ます。そして、この調和は認識するときにおのずから生じるだけに、いっそう確実なものになります。同情心は持たずとも骨折を治療しうる人たちについて、「もし彼が人類に友愛を抱く者でないならば、骨を折って倒れている人を見ても、そのまま通り過ぎてしまうだろう」といわれるかもしれません。-このような考え方は、物質界における認識においては可能です。けれども、霊的な認識においてはそのような異論は可能ではありません。日常生活に流れこまないような霊的認識は存在しません。

(中略)

物質界から隠遁しないというのが薔薇十字会員の任務です。物質界を霊化することが任務なのですから、物質界から隠遁するのはよくないのです。

引用:「薔薇十字会の神智学」ルドルフ・シュタイナー著 西川隆範訳

この辺りのくだりを読むと、私個人的にはすっごくそうだよなあ!って思います。多分、このくだりにピンと来る人は薔薇十字系の流れにいる人かなと思います。※ピンと来なくても、また別のリネージ(霊統)があるので、気にしなくてOKです。そういう人にはまた別の使命があります。詳しく知りたい人は、こちらの本おすすめです。

あともう一つ、本当の薔薇十字系の人の特徴としては、現実世界に働きかけることを至上目的にしているので、科学者や技術者、農家など、具体的な物質と関わる仕事や、実業家や起業家が多いんですよね。※いわゆる薔薇十字会という組織に属しているか否かに関わりは全くありません。むしろそういう結社運動を大々的にやってるところの方が危険かも・・

なので、ふわふわ隠遁しているとか、スピリチュアルな教えを遊園地で遊ぶみたいに「消費」するような態度をとることに対してかなりドライです。若干男前な感じすかね。なので、個人的な共感みたいなものには沈黙します(笑)

あと、引用はしませんでしたが、薔薇十字的な師弟関係では、東洋的なグル(師匠)と弟子の関係性ではなく、同じ真理や叡智に向かってともに歩む仲間であるという意識が強いです。カリスマとスピリチュアルリーダーとかじゃなくて、権威はあくまで宇宙の真理に存在するという意識。よって、多くの薔薇十字会員は、決して名前を出して「われこそは」と言わない。

ちなみに、私が、とても薔薇十字会の流れを強く感じるのが、オランダにあるThe Ritman Libraryです。
これを作ったRitman氏は、若くして石けんのビジネスで成功したオランダの実業家で、実業の傍ら収集した世界各国の寄稿書を集めた私設図書館を作っています。

>>>The Ritman Library: The Bibliotheca Philosophica Hermetica

現実的な世界での働きを通じて、世界を良くしていくこと。具体的には仕事を通じて、それを達成していくこと。
そして、そこから得た利益を還元して、叡智を多くの人の役に立つために保管し広めていくこと。
これをまさに実現している実業家です。

※今私が一番行きたい都市は、このオランダ! できたら移住もしたい。

薔薇十字会は、グーテンベルク以降の印刷技術と密接に関わっており、ある意味では叡智や秘教の民衆化と関わっています(大衆化ではなく)。

で、話が長くなりましたが、私にとって占星術は、地球という物質世界をより良くすること、日常生活に浸透させていくことに関わっているので、ブレインキャンディ(知識をもてあそぶこと)ならぬアストラルキャンディ(星のエネルギーをおやつみたいにもてあそぶこと)ではないんですよね~。

だから、バイオダイナミックとかスパゲリックとかムーンガーデニングとかに関心があるし、アストロマップのように地球と天界の関わりに関心があるんですよね。それらは、現実を動かしていくことができるという点でも気に入っています。

ちなみにブレインキャンディ(アストラルキャンディ)は、ふわっふわしたマカロンかウェハースみたいな感じのふわきらな感じのものから、一見シリアスで真摯で衒学的なものまで含みます。

正直、スピに興味がないけどバリバリ頑張ってるビジネスマンとか、農業一筋のおばちゃんおじちゃんとか、子育てに奮闘している女性とかの方が、よほど「薔薇十字的」と言えると思っていますw

同様に、占星術は、ブレインキャンディならぬアストラルキャンディじゃないので、まずは刺激を受けたら日常生活で地道に実践してみるのがいいと思います。アストロマップはそのためのツールとしてかなり使えると思いますし、私が今後お伝えしていく予定のツールや技法も、全部そういう観点のものになると思います。

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高橋ともえ
1981年生まれ。慶應義塾大学ドイツ文学専攻修士課程修了。ドイツ語・英語の通訳・翻訳、メディア運営。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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