[つぶやき]雛祭り(桃の節句)、女性の幸せは長期的に考えようー。

高橋ともえ

今日は3月3日で桃の節句、雛祭りですね。うちの子と義母がお雛様を飾ってくれました。※歌も横についているw

そんな中、近所の神社へお参りに行ってきました。また年運リーディングのお客様が増えてきたから、皆様のご活躍をお祈りです~。

さて。

年運リーディングのお客様は8割以上が女性ですが、たまに男性もいらしています。

すごく面白いのが、あるツールを使って運気のバイオリズムを見るとき、男性にとっては公的な活動が約束されている時期(いわゆる成功しやすい時期)に、女性は子どもを授かったり結婚して引退することがあるということです。

実は私自身も全くそれと同じことが起きまして、「え、これから社会に打って出る時期じゃないの?」と星を見ていて悶々としていた時期がありましたが、よく調べるとやっぱり女性の妊娠出産といわゆる経歴やキャリアのピークの運気が重なるっていうのは欧米のケーススタディでもよくあるんだなと思います。

そのツールに関してさらにいくつかの占星術の論文を読むと、女性は家族を得ることがキャリアの1つになるからという説が書いていまして、これ、フェミニストやジェンダー論の人がキーってなりそうですが、東洋ではこういう考え方ずっとありますよね。主婦は職業ですということ。

一般的に、家庭と仕事は占星術では正反対の位置にくるものだと思われていますが、東洋思想的には女性の主婦という仕事は無職という意味ではないんですよね。だから、主婦という職業をやっている、母という職業をやっている、ということをもっと誇りに思ったらいいです。

そして・・・面白いんですが、いわゆる一番の運気の底と言われている時期に起業して大成功になる人もいる(特に女性!)ということ。今、このサイクルにちょうど完全に当てはまっている方の鑑定を見させていただいており、とても面白かったです。

しかしね。最も大切なのは、ピークから下がっていくとき、つまり降りていくフェーズの身の振り方なんですよね

降りていくというと言葉は悪いですが、どちらかというと他者に与えていくフェーズと考えたほうがしっくりきます。

自分の力でのし上がっていく上昇気流に対して、他人と協調しながら自分の持っているものを広げていくのが下降気流なのです。

西洋占星術は西洋思想を土台にしていますので、この降りていくフェーズを「悪いこと」的にとらえている論者が多い。

このフェーズは確かに、普通の雇用されている働き方の人の場合お給料が上がりにくかったりする時期なんですけど、起業家や経営者のケーススタディを見て見ると、事業を売却したり会社を大きくして自分一人のお金ではなく周りにお金を与えたりしていることが分かりました。だから自分の取り分は少なくなるかもしれないけど、周りに対しての影響の輪はものすごく広がっているともとらえられます。

つまり、降りていくフェーズの正しい過ごし方っていうのは、周りに豊かさを分け与えていくということ以外になくて、その豊かさの大きな輪を作って自分がその中にいられるかどうかにかかっているっていうことです。

先日から風水の話を書いていますが、うちの婚家はやはりとても羽振りのいい時期がありました。いってみれば夏とか秋の時期。が、その後預金封鎖とか当主の大けがなどもあり、事業を親戚に譲渡し、何らかの事業はやっていません。

資産は普通程度しかなく(義両親の退職金を地味に運用している程度)、かなり冬の時代でした。

しかし、その冬から春の変わり目に、竹生島のご神事に携わるためにちょっとしたお金を積んだのですが、これはとても良いお金の使い方だったと思います。

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風水の方に見てもらったところ、我が家の運気は今、初春を迎えたところみたいなのでこれからが楽しみー!

浪費はだめだけど、こういうお金の使い方はとてもいい使い方だし、運気の乗り方としてはとても良いことなのですよね。

で。

お雛祭りと女の子の幸せの話についてですが、どうしても今って、女性に選択肢が多すぎるうえにSNSが発達して人と比べたりしやすいじゃないですか。

女性としての幸せって、男性のように1つというわけでもないし、生物学的なリミットもあったりするので、色々なことに揺れる人が多い。

個人的には20代はオタク活動(この間のメルマガ書いたみたいにね!)してないで子ども2人くらいつくっとけばよかったなって後悔しますが(笑)、当時は子ども産んだら女性のキャリアは終わりくらいに恐怖があったんですよね。

でも、事実はむしろ逆。子ども産んだら器が広がるし、おそらくビジネスアイデア湧いてきやすい。

私は表の仕事が知財だから発明とかの話題を聞くことも多いですが、主婦のアイデアで作られた発明もかなりあるんですよ。っていうか、家事や育児の困ったことを解決するような発明の方が事業化してお金になりやすいイメージです。
(つい、発明というと〇〇という新素材を発見!とか、そういう男性の理系の研究者の発明を思い浮かべますが、そういう発明って、もともと研究費が莫大にかかっていたり、他社や他国との競争とかもあって意外と事業にならなかったりするの)

そして今は少子化だから周りも結構優しいし、とにかく甘えて甘えて周りに頼って生きていけばいいんだし、女性はもともと寿命も長いのだから、短期的な視野で考えないほうがいいよーってこと。

うちの義母は、定年退職後にはじめた絵で賞を取ったり、実際に絵が売れたり(数十万単位でね!)していますから、何歳から才能が開花するかなんてわからない。

お勤めには定年退職あるけど、自営の仕事には健康が許す限り定年退職はないので、とにかく長期的な視野を持った方がいい。

そうそう、遅咲きで起業したり成功する女性の事例として、グランマ・モーゼス(アメリカの国民的画家)と桑田みさおさん(青森で笹餅で75歳で起業した方)っていう人たちがいます。Youtubeで星読みしたりブログ記事書いているので、良かったら読んでみてね。

私もいつまでも可愛く活躍するおばあちゃんでいたい。そして、婚家のひろーい大広間いっぱいに孫が集ってくれることを楽しみにしている(笑)

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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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