[つぶやき]地球暦(Heliocompass)の世界に誇る先進性と英語で発信する占星術へ~木星射手座入りに思うこと

高橋ともえ

今や多くのスピ好きな人やその他天文ファンに受け入れられるようになった地球暦(Heliocompass)。実は私ですね~、この地球暦の誕生前の杉山開知さんにお会いして、リリース前の地球暦の雛形を見させてもらっているのです。確か2007年とかかな? 前回の木星射手座時代だと思います。最近疎遠になってしまいましたが、コアコアなスピリチュアル好きだった20代の後半に、とある秘密合宿がありまして、そこに来てくれたんですよね。

地球暦は、ご存知の方も多いと思いますが、ヘリオセントリックの会合と衝のサイクルを可視化できるようにしたツールです。

杉山さんによる紹介ムービーがこちら。

>>>地球暦HP
今日本でヘリオセントリックがここまで広まっているのも、この杉山開知さんのおかげだと思います。私も大いに活用させてもらっています。

で。地球暦がリリースされた後、このブログでもちらっと書いております星友&親友のドイツ人の出版エージェントのKarinという女性とオーストリアで会う機会があって、そこで地球暦を見せたらもう大興奮。こんなすごいもの欧米にもないよ!と。※Karinは占星術のコアなファンで、ドイツ語・スペイン語・英語相互間の翻訳書の出版にも携わっています。

確かに、欧米の占星術業界でも、まだまだヘリオセントリックは研究途上なのだと思います。書籍はまだ少ないですしね。

でね。今回の木星射手座入りで前回の木星射手座入りのころを思い出して感じているのですが、日本は色々なことが良くも悪くもガラパゴス化しやすい地域。日本発の叡智は、世界に誇れるオリジナルであり最先端の素晴らしいものもあるけれど、それを発信できていないということ。

その大きなところが言語の壁ですよね。Karinと話をしていて思ったのが、ドイツ語であれ英語であれフランス語であれスペイン語であれイタリア語であれ、とにかく欧米言語のどれかで出版されたものは、その後水平展開でどんどん翻訳出版されやすいということです。世界の出版エージェント業界は欧米人(白人)の世界ですからね(この点についてはアウルズエージェンシーの下野さんが以前ブログを書いてらしたのですが、その内容にかなり首肯できる部分が多かったです)。

欧米では様々な言語ペアの職業翻訳者も多いですし、欧米やヨーロッパ諸国の植民地だった国々は、欧米言語を使うので、そういう意味でも広まりやすいんですよね。

しかし日本はまだそういうわけにはいかない。日本人自体が全体的にまだまだ英語が苦手ですものね。私程度の人間でも一応語学畑で食べていけるのは、人材がまだまだ少ないからだと思います。

※あ、でも、実は日本語の本は韓国語にはすごい翻訳されていますよ。日本の占星術の本も翻訳されています。以前韓国人の大学院生と話をしていて、松村先生か誰かの本が韓国語になっていてビビりました・・・。

でね。この前回の木星射手座入りの時に感じたのが、いつか日本発の叡智、オリジナリティと先端性で世界に通用できる占星術を伝える人になりたいということでした。※ちなみにここで私が言う「日本発の叡智」とは、日本人だからすごいとか日本人が世界をリードするとかそういう非論理的・盲目的な愛国主義や選民思想的なものではない形で、日本人の民族性とか精神性が世界各国の人にも理解できて役立つような普遍的なものに昇華されている叡智のことです。

その後、私は紆余曲折を経て移住したり結婚したり母になったりしてこの辺りのことは忘れていましたが、ヘリオとジオの関係性を追いかける自分独自のスタイルを見つけられるようになり、木星が射手座入りした今、自分が英語で情報発信しよう、と思うようになりました。良い日を選んで、木星射手座時代のうちに英語ブログを立ち上げる予定。

既に英語を使って海外で活躍されている日本人の占星術師の方もいらっしゃいますよね。新里先生とか。木星射手座入りで、洋書から占星術を学びたい人も増えるでしょう。

ですが、いつまでも海外をありがたがるのもつまらないと思っています。

来年から私は、仕事で英語を使う比重を増やす予定なので、同時にもっと英語をブラッシュアップして、本気で海外の占星術師や占星術ファンに読んでもらえる発信をしていきたいと思っています。

ちなみに、杉山さんは地球暦を作る前はピザを焼くバイトをしていたらしい。ああいう丸いものを作って人に届ける、っていうのが、彼の使命なんだろうねww

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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