[つぶやき]小惑星ジュノーとその人の女性としてのコナトゥス

高橋ともえ

先日より、小惑星講座の準備をすすめています。

[つぶやき]小惑星講座準備中~!!失われた惑星と小惑星、女神たちについて。つい先ほど、アストロマップの鑑定や講座を受けてくれた方の会員サイトに 小惑星講座をアップロードしました。 小惑星を占星術に使う人...

それと並行して、アストロマップの講座や鑑定を受けてくれた人のために、
小惑星(キロン、パラス、ジュノー、セレス、ベスタ)の簡単な意味や解釈を録画した
動画コンテンツを配布しました。

その準備の過程で、
私(私の出生図)にとって小惑星ジュノーは、
かなり重要なポジションにあった!!

ということに、今更ながら気づいたんですよね。

私の小惑星ジュノーは、12ハウス蠍座にあり、
ノード軸に対してスクエアの配置にあります。

私の占星術では、
ノード軸に対してスクエアの配置になる天体は
とても重視する
のですが、
まさにジュノーは、この配置になっている!ということに改めて気づきました・・・。

ジュノーは、一般的な占星術では、
結婚やパートナーシップ、
人間関係におけるパワー問題、
対等であることを主張する、
権利を求める、
などの意味があります。

神話では、ゼウス(ユピテル)の正妻という役割で、
ゼウスが浮気すると怒り狂うと描かれています。

だけど、ジュノーってそういう表面的な意味だけではないんですよね。
実は、ジュノー(Juno)は、ローマでは、
女性にとっての生涯変わらない本質を意味するときに使われていました。
※男性の場合はゲニウス(genius)と呼ばれました。

ちなみに、17世紀の哲学者のスピノザは、
その人(存在)の本来の性向・質をコナトゥスと呼んでいます。

つまりジュノーは、女性のとってのコナトゥスと関わる小惑星なのだと言えるでしょう。
女性であるということは、たくさんの選択肢を持ちます。
結婚するか否か、母になるか否か、仕事を持つか否か・・・etc.
そうした選択肢に関して、ジュノーはあきらめない。

そして、このジュノーが、パートナーシップや結婚に深く関わっているということの意味は
とても深いものがあります。

12ハウス蠍座のジュノーという配置を見て、
私がピンときたのは、
夫になる人の祖霊的・家系的なモノと結びついた宗教性・精神性は、
すごく自分にとって重要だということです。

元々私、結婚しようと思っていた人が20代のころにいたのですが、
その人はクリスチャンでした。

色々な信仰の形があると思いますが、
私は、やっぱり闇を理解している人じゃないと本当の信仰者とは言えないと思っていて、
そういう意味で、その彼はディープなこともよく知っている人でした。

今の夫も、家系が寺ということもあり、
また古い家系ですので色々な不思議な伝承とか、
まあ、このブログには書けないようなディープなこととかも関係しています。

一方、無宗教の人とは、やっぱりうまくいかなかったですね。
恋愛とかではOKだけど、結婚となると?という感じでした。

そして、このジュノーが、私のノード軸に対してスクエアということは・・・

まあ、表面的に考えると、私がノースノードの方向性に行くときに、
ジュノーが示しているように、
結婚を通じて12ハウス蠍座的なテーマと取り組むことはとっても大切という風に読めます。
※なぜなら、私がこれまでの転生でこの12ハウス蠍座的なテーマをスキップしてきたから。

私のノースノードは9ハウス獅子座にあります。

私が9ハウス獅子座的な方向性に行くためには、
12ハウス蠍座的なことをしっかりやり切ることが必要である、ということです。

それも結構分かるなあ(笑)と思います。
色々な意味で、私は夫の家系の霊的な系譜や系統、遺産的なものに助けられているからです。

私が9ハウス獅子座の活動をするためには、
12ハウス蠍座のジュノーがなくてはならず、
このジュノーの役割を自分の中に統合することは不可欠なんだろうと思います。

うーん、小惑星って奥深いですねぇ!!

ちなみに私、小惑星(セレス、パラス、ジュノー、ベスタ)って、
その成り立ちの歴史から考えて
「男性性と女性性の分離の傷を癒す」ためのものだと思っています。

お暇な方は、ダイジェスト版の小惑星講座の動画をちょっと見てみてください♡

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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