[つぶやき]京(みやこ)の裏側、男系の裏側、滋賀県の謎
私は今年から主人の婚家がある滋賀県に引っ越してきたのですが、滋賀県って色々と不思議な土地だなと思います。
一言でいうと、京(みやこ)の裏側であり、男系の裏側であり、表か裏かでいうなら裏、陰か陽かでいうなら陰。
まず、例の大きな琵琶湖がありますが、この琵琶湖ってマザーレイク(Mother Lake)と呼ばれていて、近畿の水がめであり、竹生島(ちくぶしま)には弁才天がお祀りされているように、女性的な要素の強い土地です。
それと、歴史の舞台にはなっていますが、京を裏側から支えている場所というか、男性を裏側から支えている女性たちのいる場所という感じ。
京都に対する比叡山、現在の天皇家にも血をつないでいる湖北地方出身の浅井家、などなど。
京都の鬼門ラインにあたるので、前Twitterでつぶやいた高月の渡岸寺(とがんじ)というところにある国宝の十一面観音菩薩立像等に象徴されるように神社仏閣も多い。
あとは、最近ではラ・コリーナ近江八幡で有名なたねやなどの近江商人たちの活躍した土地柄。
※上の写真は2015年2月のラ・コリーナ近江八幡。今はもっと変わっています。
京都や奈良、はたまた東京など歴史の表舞台に立った場所ではないからこその、あれこれが残っていて面白い。
残念ながら戦国時代に焼き討ちとかで消えてしまったものもありますが、いわゆる平民が力を持っていた土地柄なので、自主的に守ったりしているものもあります。
ちなみに、660年、近江の国の大津京に天智天皇(中大兄皇子)が作らせた漏刻(ろうこく)というものがありますが、これが日本最古の時計と呼ばれています。
とにかく面白い土地なので、子どもが小さいこともあり、畑もやっているので、基本的にセミナーをするならオンラインか京都での開催を予定していますが、よかったら滋賀県にも来てほしいなーwと思っています。
この辺も見るものはいろいろ多いですよ。竹生島観光とか、黒壁観光とか、あと親戚の重要文化財の毘沙門天とか・・・。